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Google、テキスト生成された画像から3Dワールドを生成するAI「Genie 2」を発表/MicrosoftがWindows 11のハードウェア要件緩和を否定 TPM 2.0の重要性を強調週末の「気になるニュース」一気読み!(2/3 ページ)

うっかり見逃していたけれど、ちょっと気になる――そんなニュースを週末に“一気読み”する連載。今回は、12月1日週を中心に公開された主なニュースを一気にチェックしましょう!

重量が約47kg、価格は100万円超えの「InWin Infinite」発売

 台湾In Win Development(InWin)は11月29日(現地時間)、限定版の第11世代シグネチャシャシー「Infinite」を発売した。欧州ストアでは6776ユーロ(約107万円)だが、こちらは既に売り切れ。米国直販サイトでの価格は5888ドル(約88万4000円)で、執筆時点では残り2台となっている。


台湾InWinが重量47Kg、価格100万円超えの電動PCケース「InWin Infinite」を発売した

 6月に開催されたCOMPUTEX TAIPEI 2024で発表されたもので、PCケースのデザインを「芸術性の驚異的な飛躍で再定義」したというそのケースは、180度曲面ガラスパネルを搭載している。

 完璧なラップアラウンド曲線の実現には、ガラスを反対方向にねじる必要があり、エンジニアリングと技術の卓越した技巧だったという。ガラスの厚みは6mmで、破損を防ぎ安全性を高める保護フィル層が追加されている。

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 ガラス曲面の反対側、PCケースの本体となる部分は4mm厚のアルミニウムで、ダイヤモンドカットのエッジとサンドブラストで仕上げられている。フロントインタフェースに設けられたアクセントは、ヘアラインブラシとレーザー刻印されたアイコンを示すものとなっている。

 内部へのアクセスは、ガラスを取り外すのではなく、ボタンを押すだけで電動ヒンジが駆動する仕組みだ。アルミシャシーが円形のヒンジを中心にゆっくりと回転し、垂直から水平に移行して内部にアクセスできるようになる。最大25Kgのハードウェアを移動できるという。なお、PCケース自体の重量は約47Kgで、パッケージの全体重量は約100Kgとなっている。

Metaが原子力発電施設の開発および運用を担うパートナー組織の募集を開始

 Metaは12月3日(現地時間)、米国の電力網に1~4GW(ギガワット)の新規原子力発電容量を追加することを目指し、原子力発電事業者を対象とした提案依頼書(RFP)を公開すると発表した。


Metaが、電子力発電施設の開発、運用を担うパートナーの募集を開始した

 Metaは、原子力エネルギーが安定したベースロード電力を提供し、同社のデータセンター(Metaのプラットフォームが動作する物理インフラストラクチャ)とその周辺コミュニティーの両方に電力を供給する電力網の成長ニーズをサポートできるとしている。

 このため、2030年代初頭から米国で1~4GWの新たな原子力発電能力を追加することを目的に、 小型モジュール炉(SMR)または大型原子炉のいずれかの新しい原子力エネルギー資源の開発機会を持つ、強力なコミュニティー関与/開発/許可および実行の専門知識を持つ開発者を募集する。募集期間は2025年1月3日まで。RFPの提出は2月7日までとなっている。

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