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Google、テキスト生成された画像から3Dワールドを生成するAI「Genie 2」を発表/MicrosoftがWindows 11のハードウェア要件緩和を否定 TPM 2.0の重要性を強調週末の「気になるニュース」一気読み!(3/3 ページ)

うっかり見逃していたけれど、ちょっと気になる――そんなニュースを週末に“一気読み”する連載。今回は、12月1日週を中心に公開された主なニュースを一気にチェックしましょう!

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ULが3DMarkに「DirectStorage」の機能テストを追加

 UL Solutionsは12月4日(現地時間)、3Dベンチマークソフト「3DMark」に新テスト「DirectStorage」を追加した。DLC「3DMark Storage Benchmark」の無料アップデートとして提供する。


ULが3DMark Storage Benchmarkの新テスト「DirectStorage」の提供を開始した

 DirectStorageは、PCIe SSDから直接データをロードしてグラフィックスメモリに展開するMicrosoft提供のWindows PC向けテクノロジーで、ゲームアセットの解凍に、CPU代わりのGPUを使用するGDeflateなどを用いることで、ゲームデータをロードする際のオーバーヘッドを削減し、ロード時間を短縮する。

 しかし、ゲームエンジンはアセットの読み込みに加えて、ジオメトリのレンダリングなど、他の多くのタスクも実行している。よって一般的なゲームシーンでDirectStorageのパフォーマンス上の利点を正確に測定することは困難だった。

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 3DMarkに追加されたDirectStorageテストは、アセット管理システムやGPUによって実行されるその他のタスクなどの他の変数の影響を受けず、DirectStorage実装のほぼ最良のシナリオをシミュレートできるという。

Microsoftが「Microsoft Store」の起動時間短縮など改善をアピール

 Microsoftは12月3日(現地時間)、過去数カ月間に行ってきたWindows版Microsoft Storeの重要なアップデートを紹介する記事を公開した。


Microsoftが、過去数カ月間に実施してきたMicrosoft Storeの重要なアップデートをいくつか紹介している

 紹介されている主なアップデートは下記の通りだ。

  • パフォーマンスの向上:ストアの起動時間は全体で25%短縮され、ダウンロードがハングアップする問題の数も50%削減された。この分野はストアのエクスペリエンスに大きく影響するため、この分野での改善に継続的に取り組んでいるという。
  • 新しい進行状況インジケーター:ダウンロードおよびインストールの進行状況を通知する方法が再構築された。これは、サイズの大きいアプリをダウンロードするときに特に重要だ。また、誤ってダウンロードをクリックした場合は、製品ページから直接操作をキャンセルすることも可能になった。
  • アプリとゲームのカテゴリー:探しているものを絞り込むのに役立つように、アプリとゲームに新しいカテゴリーが導入された。例えば、ゲームページでは、戦略、ロールプレイング、パズル、シミュレーションなどのさまざまなゲームカテゴリーに素早くナビゲートできるようになった。アプリについても、さまざまなカテゴリーを試しているとのこと。
  • 没入型製品ページ:製品ページ上部に没入型エクスペリエンスを追加する新機能を導入した。トレーラーが用意されているアプリやゲームでは、さまざまなページに移動しながらトレーラーを楽しめる。トレーラーのない製品では、開発者が提供する美しいヒーロー画像が使用される。
  • ライブラリページの再設計:インストールされている製品だけでなく、所有している全ての製品を表示するようにデフォルトのフィルターを変更した。探している製品の名前や発行元を見つけるのに役立つ検索バーも追加された。
  • 新しいアップデートとダウンロードページ:アップデートとダウンロードのリストも、専用のページに移動した。この新しいページには、アクティブなダウンロードまたは保留中のアップデートのリストと、最近のインストールまたはアップデートのリストが表示される。

 この他にも、WebインストーラーのWin32アプリ対応やデザインの更新、検索の推奨事項、ダウンロードページや製品ページからWin32アプリを簡単に更新する方法など、ひっそりと展開してきた改善点が多数あるとしている。

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