PCやMacでも編集可能! AIボイスレコーダー「PLAUD NotePin」と「PLAUD NOTE」を試して分かったこと(4/4 ページ)
NicebuildのAIボイスレコーダー「PLAUD NotePin」が間もなく発売される。従来モデルの「PLAUD NOTE」とは何が異なるのか。実際に試してみた。
利用し始めると手放せなくなるデバイス
筆者は10月末からPLAUD NotePinを使用しており、既に取材には欠かせないツールとなっている。これまでも、Pixelのレコーダーアプリなどを利用して発表会や製品説明会などの音声を録音はしており、記事を書く際に音声を聞き返したり、文字に起こされたものを確認したりはしていた。
しかし、発表会の会場などでは机がないことが多く、スマートフォンの置き場所に困ることもある。そんな場所でもPLAUD NotePinは首から下げて使えるのでとても助かっている。また、PLAUDの文字起こしは、話者が識別されるだけでなく適宜改行されるため、Pixelのレコーダーよりも数段読みやすい。
Pixelレコーダーの文字起こし(左)とPLAUDの文字起こし(右)。レコーダーはリアルタイムで文字起こしされるのがメリットだが、話者の区別がなく段落も混ざってしまっているので、後から見返すのは難しい
また、全文を読み返さなくても、要点をまとめてくれるので、必要なポイントをすぐに確認できる。
議事録などを作ることがないので自分には必要ないと考える人もいるかもしれないが、例えば病院で医者の説明や服薬指導を録音して帰宅後にゆっくり確認したり、店頭で家電の説明を聞いて機種選定の参考にしたりと用途は広い。そういった場合には、無料のプランでも十分だろう。
実際に使用してみて初めてその価値が分かるデバイスだが、議事録作成に忙殺されていたり、日々の記録方法に悩んでいたりする人にはぜひ試して欲しい。
なお、12月16日までは「年末感謝セール」として、PLAUD NOTEが15%オフの2万3375円、Proプランが57%オフの1万2000円で購入可能だ。また、クラウドファンディングのMakuakeでは、映画「BACK TO THE FUTURE」の劇場公開40周年を記念したコラボレーションとして、PLAUD NOTEの「BTTF40周年限定コラボデザイン」が応援を受け付けている。
興味がある人はチェックするといいだろう。
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