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Ryzen AIと7型OLED搭載の「OneXFly F1 Pro」とAMD Radeon RX 7800M内蔵の外付けGPUボックス「ONEXGPU 2」を触ってきた(4/4 ページ)

12月20日にテックワンがOne-Netbook Technologyの最新ポータブルゲーミングPC「OneXFly F1 Pro」とeGPU「ONEXGPU 2」のお披露目会を開催した。どちらも既に予約受付が始まっている。

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画面の美しさが際立つOneXFly F1 Proと巨大化したONEXGPU 2

 発表会後に、OneXFly F1 Proの実機を使ってゲームプレイしているところを撮影したが、かなり斜めの位置からでも表示されている映像を確認できた。また、フルHDとは思えない精密さで、「これはゲームし始めたら没頭してしまうだろうな」と思った。


エルデンリングをプレイ中。この角度から見ても何をしているのかが分かる

くっきりしているだけでなく、高いリフレッシュレートをサポートしているおかげでもたつきやかくつきがない

 写真では分かりづらいが、前モデルと比べてパキッとしたコントラストで明るいディスプレイも印象的だった。


ONEXFLY(写真上)とOneXFly F1 Pro(写真下)。写真では明るさの違いが分かりにくいが、実物では「おお、明るい! きれい!」と感じられる程だった

OneXFly F1 Pro(写真上)とROG Ally(写真下)との比較。どちらも輝度を最大にした状態だ

OneXFly F1 Proの上部。ビジネス用途でも使い勝手の良いUSB Standard-A端子を搭載する

左側面

こちらは右側面

底面にはmicroSDメモリーカードスロットとUSB Type-C端子がある

背面には大きな給気口を備える

 ONEXGPU 2は、前モデルであるONEXGPUと比べてかなり巨大化した。サイズは約229.5(幅)×175(奥行き)×43(高さ)mmで、重量は約1590g(ONEXGPUは約869g)もある。

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手前にあるONEXGPUと比べると、いかにONEXGPU 2が大きくなったか分かる

 ONEXGPUでは横置きもできたが、新モデルでは両面に冷却用ファンがあることから縦置きが必須だ。


実はわずかであるが下部が膨らんでおり、これがスタンド機能を持つ

M.2 SSDを装着するためのマグネットカバーは、ツールレスで取り外せる

天面部分のLED。動作中、このハニカム構造の排気口から出てくる風はかなり温かかった

ONEXGPU 2の背面。一部ケーブルで隠れており見づらいが、上から電源、USB4、OCuLink、HDMI 2.1、DisplayPort 2.0×2、USB 3.2 Gen 2 Standard-A、有線LANといった各端子に加え、microSDメモリーカードスロットが並ぶ

専用キャリングケース付きなので、持ち運ぶこともできそうだ

 スペックの低いPCであっても、接続すればパフォーマンスがぐっと上がるONEXGPU 2と、AMD Ryzen AI 9 HX 370を搭載したOneXFly F1 Proがあれば、仕事も2倍以上のスピードで進められるのでは!? と妄想が一段と進むお披露目会であった。

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