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Ryzen AIと7型OLED搭載の「OneXFly F1 Pro」とAMD Radeon RX 7800M内蔵の外付けGPUボックス「ONEXGPU 2」を触ってきた(3/4 ページ)

12月20日にテックワンがOne-Netbook Technologyの最新ポータブルゲーミングPC「OneXFly F1 Pro」とeGPU「ONEXGPU 2」のお披露目会を開催した。どちらも既に予約受付が始まっている。

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先行購入者に「オリジナルネームタグ」をプレゼント

 OneXFly F1 Proの発送は2025年1月10日にスタート予定だが、1月31日までの購入者限定で、コントローラー下部をカスタマイズするオリジナルネームタグの特典が付く。文字数が限られるものの、自分の名前やeスポーツチーム名などを入れてカスタマイズすれば、愛着がわくことだろう。

 山田社長は「eスポーツチームの宣伝のためにも、ぜひ活用してもらいたい」と語っていた。

オリジナルネームタグ
1月31日までの購入でもらえるオリジナルネームタグ。左右で異なる文字を入れられるのでチーム名とニックネームなどを組み合わせられる。通常価格は1980円だ
オリジナルネームタグ
オリジナルネームタグはフィルムタイプだ
簡単に交換できる
オリジナルネームタグの交換は、カバーを取り外すことで行える。ネームタグは中国国内で作るため、到着まで2〜3カ月ほどかかる見込みだという

 また、中国からビデオ通話に参加したワンCEOは、「AMD Ryzen AI 9 HX 370とOLEDを備えたハイスペックモデルとして開発した。さらに、ユーザーから要望の多かったバッテリー問題も解決することができた。長く使ってもらえる製品になったのではないか」と語っていた。

ワンCEO
中国からビデオ通話でお披露目会に参加したワンCEO

ONEXGPU 2は“外付けGPUステーション”だ

 ONEXGPU 2について山田社長は「外付けGPUボックスではなく外付けGPUステーションと呼ぶにふさわしい製品だ」と語る。USB4またはThunderbolt 4でPCと接続することで、最大3画面、4K/8K出力が可能になるのに加え、USBハブ機能、SSDの追加などを行えるからだ。

eGPUステーション
「ドックではなく外付けGPUのステーション」と語る山田社長

 もちろん、接続したPCのグラフィックスの処理性能も高められる。例えばROG AllyなどRyzen Z1 Extreme搭載モデルとつなげることで2倍以上パフォーマンスが向上するという。

2倍以上のパフォーマンス向上
手持ちのポータブルゲーミングPCを買い替えることなく、ゲーミングのパフォーマンス向上が見込める

 試しに、Core Ultra 7 155H搭載の「ONEXPLAYER X1」と接続してベンチマークテストの「ファイナルファンタジーXIV 黄金のレガシー」を試したところ、フルHD(1920×1080ピクセル)画質では本体のみでは4183というスコアが、1万5590と373%もスコアがアップしたという。4K(3840×2160ピクセル)最高品質でテストしたところ、本体のみでは計測不可で1214だったのが、「やや快適」で6429となった。

「やや快適」
ポータブルゲーミングPCでもONEXGPU 2と接続することで、3倍以上のパフォーマンスアップを見込める

 「ONEXGPU 2を使っていただくことで、ポータブルゲーミングPCが一般的なゲーミングPCクラスの性能を獲得できるようになる。ゲームプレイをしない人であっても、3D CADやCGなどのレンダリング処理の高速化が可能だ。インタフェース類が豊富でPCの機能を拡張できることもあり、ゲームにもビジネス用途にも活用してもらえる」(山田社長)

レンダリング処理を短縮
レンダリング処理にかかる時間も短縮できる
拡張性
PC本体へ100W給電を行えるだけでなく、PCの機能を拡張してくれる。なお、ドッキングステーション機能を使う場合は、PCとUSB4/Thunderbolt 4で接続する必要がある

 ONEXGPU 2の発売は1月上旬を予定しているとのことだ。予約期間中は通常価格から5000円オフとなる14万4800円で受け付けている。

価格
予約期間中は14万4800円と5000円お得だ

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