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Epic Games、“スナドラ”搭載Windows on Arm環境のゲーム対応を強化 まずはフォートナイトから
2025年後半にはゲーム「フォートナイト」をSnapdragonを搭載したWindows PC向けに提供する。
Epic Gamesは3月14日、同社のゲームタイトルで機能するアンチチートツール「Easy Anti-Cheat」のサポートOSに、Windows on Snapdragon(Arm版Windows)を追加すると発表した。2025年後半にはゲーム「フォートナイト」をSnapdragonを搭載したWindows PC向けに提供する。
Easy Anti-Cheatは、Epic Gamesが提供するマルチプレイのオンラインゲームで使われる不正防止ソフトだ。これまではx64のみをサポートしており、Windows on Snapdragonの環境では互換性の問題が発生していた。
Epic Games ストアを利用するゲームはEasy Anti-Cheatを主に利用するため、サードパーティー製を含むゲームのWindows on Snapdragon対応の足かせになっていたとも考えられる。
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Epic Gamesは、同ソフトがWindows on Snapdragonに正式対応することで、フォートナイト以外のゲームタイトルもWindows on Snapdragon環境で楽しめるようになることを期待しているとしている。
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