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実売1万4980円の破格プライス! マグネットで取り付けも簡単 スマホで応対できるドアベルの新モデル「Ring Battery Doorbell」をチェックした山口真弘のスマートスピーカー暮らし(1/4 ページ)

Amazon傘下のRingから、ドアベルの新モデル「Ring Battery Doorbell」が発売された。従来モデルや上位モデルと比べてみた。

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 AmazonのRingブランドから、スマートフォンで応対できるドアベルの新モデル「Ring Battery Doorbell」が登場した。外見は従来モデルの「Ring Battery Doorbell Plus 」や「Ring Video Doorbell 4」とそっくりだが、日本向けに開発されたマグネットによる吸着機構を搭載しつつ、実売1万4980円というリーズナブルな価格が特徴だ。

 日本市場向けに特別な仕様で投入されたこのスマートドアベル、取り付け方法以外では従来モデルとどのような違いがあるのだろうか。メーカーから実機を借用したので、試用レポートをお届けする。


新モデル「Ring Battery Doorbell」。実売価格は1万4980円だ

エントリーモデル「Ring Video Doorbell 4」の後継品

 従来、Ringブランドで販売されていたドアベルには、視野角が水平/垂直共に150度と広い上位モデルのRing Battery Doorbell Plusと、エントリーモデルのRing Video Doorbell 4の2種類があった。これらは取り付けに原則ネジ止めが必要だったため、賃貸住宅に居住するユーザーにはハードルが高い製品だった。

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 今回モデルチェンジしたのは後者のモデルで、日本向けに開発されたマグネット付きの取り付け台が付属しており、ドアや壁面に穴を開ける必要がなく、手軽に設置できる。屋外でのマグネット吸着ということで、脱落しないかは不安に思うところだが、実際にはかなりの強度があり、雨風などでの脱落は考えにくい。

 見た目は壁面ネジ止めの従来モデルと変わらないので、ドアベルを持ち去ろうとする発想自体がなかなか思い浮かばないだろう。もちろん従来のネジ止めにも対応しており、取り付け方法の幅が広がったことになる。


製品本体。従来と同じく、カマボコに似た形状だ。サイズは違うがデザインは共通となる

背面。ここにマグネット吸着用のプレートを装着し、スチール面に吸着させる

横から見たところ。バッテリーが交換式でなくなったため、約2.3cmと薄くなっている

500mlのペットボトルとのサイズ比較

付属品一覧。本体の隣にあるのがマグネット吸着プレートだ

マグネット吸着プレートは、本体にはめ込むとロックがかかり外れなくなる

パッケージは従来モデルよりも小型化されている

 セットアップ手順は従来と特に変わっておらず、Ringアプリを用いて本製品を検出した後、設置先や名前を設定することで利用可能になる。この時点では細かい設定はまだ行われておらず、それらは実際に使いながら設定していくことになるが、使い始めるまでのハードルの低さは継承されている。


セットアップはRingアプリで行う。まず「ドアベル」を選択(左)し、本体のQRコードをスキャンする(中央)。デバイスの設置先を設定した後に、ドアベルに名前を付ける(右)

背面のボタンを押して本体正面の白いライトが回転するまで待つ(左)。ネットワークを選択すると接続が開始され、完了となる(中央)。細かい設定は後回しだが、ひとまずこれで利用可能になった(右)
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