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山中塗の浮世絵PC、メルセデスコラボ、新型ポータブルゲーミングPC、Panther Lakeなど見どころ満載だったMSIブースCOMPUTEX TAIPEI 2025(1/4 ページ)

見本市「COMPUTEX TAIPEI 2025」のMSIブースでは、最新PCやユニークなコラボモデルまで、たくさんの実機が展示されていた。その模様をお届けしたい。

 台湾で開催された見本市「COMPUTEX TAIPEI 2025」では、日本でエムエスアイコンピュータージャパンを展開するMSIがブース出展していた。

 ブースにはノートPCやポータブルPCの注目モデル、浮世絵デザインの山中漆天板やメルセデスAMGとの最新コラボレーションPC、Intelの次世代プロセッサ(開発コード名:Panther Lake)を搭載したPCなど、見どころ満載の内容だった。


MSIブースは、目新しいPC製品が満載だった

山中漆器の技術で浮世絵をフィーチャーした「Prestige 13 AI+ Ukiyo-e Edition」

 ブース内で大きくスペースを取って展示されていたのが、美しい浮世絵を漆塗(山中塗)の技術でフィーチャーしたスペシャルモデル「Prestige 13 AI+ Ukiyo-e Edition」だ。石川県発祥で400年の歴史を誇る山中漆器の伝統ブランド「岡田や漆器」とのコラボレーションによって実現されている。

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 Prestige 13 AI+ Ukiyo-e Editionの天板デザインは、葛飾北斎の富嶽三十六景に収録された「神奈川沖浪裏」からインスパイアされたものだ。山中漆器がもつ独特の艶やかで深みのある質感との融合によって、素晴らしく美しい仕上がりとなっている。

 会場では山中漆器の伝統技術や天板の製造工程、天板デザインのバリエーションなどを大々的に展示されており、常時人だかりになっていた。プロトタイプというわけではなく、製品化(グローバルでは2025年中、日本展開は不明)が予定されており、付属品としてマウスやマウスパッドなども展示されていた。


葛飾北斎の富嶽三十六景の1図「神奈川沖浪裏」からインスパイアされたデザインを、山中漆器の技術で仕上げた「Prestige 13 AI+ Ukiyo-e Edition」

キートップも天板同様の艶やかなコーティングがされている。ロゴなどに使用されている金粉も含め、存在感も高級感も抜群だ

パッケージとマウス、マウスパッドなどの展示

山中漆器の伝統ブランド「岡田や漆器」とのコラボレーションによって実現されている

製造工程を示す展示

別デザインの天板

こちらも別デザインの天板
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