ニュース
Next GIGAの学習用/職員用端末を使うには環境整備も大事! 「NEW EDUCATION EXPO 2025」で見かけた周辺機器やソリューションをチェック(3/3 ページ)
6月5日~7日にTFTビル(東京都江東区)で開催された「NEW EDUCATION EXPO 2025」では、Next GIGAを見据えた周辺機器やソリューションの展示も目立った。いくつか気になったブースを紹介しよう。
STEAM教育教材コーナー:興味深い展示あり
NEW EDUCATION EXPO 2025では、例年通り内田洋行が複数のブースを構えていた。その1つである「STEAM教育教材コーナー」では同社が取り扱う各種STEAM(科学/技術/エンジニアリング/算数・数学)教材のデモや展示が行われていた。
ソニー・インタラクティブエンタテイメント(SIE)の「toio」を活用した教材「トイオ・プレイグラウンド」は、命令が書かれたカードを並べて、コアキューブの動きを制御できる。
TFabWorksの「タコラッチ・ミニ」のデモも行われていた。タコラッチ・ミニは、現実世界と学習用端末を“結びつける”Scratch用拡張ボード「AkaDakoシリーズ」のラインアップの1つで、センサーやアクチュエーターを活用したフィジカルコンピューティングを、児童/生徒が慣れているScratchを使って実現できる“優れもの”だ。
advertisement
その他、高速な造形が売りのphorzen製3DプリンターArco FDM 3D プリンターや「レゴ エデュケーション」の新製品、プロトタイピングツール「MESH」なども展示されていた。
トイオ・プレイグラウンドでは、命令が書かれたカードを並べて、コアキューブの動きを制御できる
関連記事
「Next GIGA」に向けたアピールはまだまだ続く! 「NEW EDUCATION EXPO 2025」で見かけた注目PCはこれだ
GIGAスクール構想の第2期(Next GIGA/GIGA 2.0)に向けて、各種メーカーの動きが活発になっている。6月5日~7日AI時代の教育革新とは――Googleと日本マイクロソフトの公演から見えた「Next GIGA」の胎動
EDIX 東京 2025では、さまざまな基調講演が行われた。中でも4月23日にはGoogleと日本マイクロソフトという二大プラットフォーマーが相次いで講演を行った。この記事は、その内容をお伝えする。「Next GIGA」に向けてPC周辺機器メーカーの動きも活発に さまざまな視点から教育の“質向上”を提案
文部科学省が推進する「GIGAスクール構想」が2期目を迎えた。それに伴う学習用端末の取り換えは2025~2026年度にピークを迎える。それだけに、学習用端末の周辺機器を取りそろえるメーカーの動きも活発だ。この記事ではそんな周辺機器メーカーの動向に注目する。Windowsだけじゃない! AIで便利に使える「ChormeOS」の進化ポイントまとめ
Googleがプレミアムな「Chromebook Plus」を立ち上げて1年が経過した。そのことに合わせて、同社が日本のメディア向けにChromebook Plusに関する説明会を開催した。“鉛筆をぶっ刺して発煙”を回避せよ NECの第2期GIGAスクール向けPC「Chromebook Y4」のこだわり
NECがGIGAスクール向けの新端末として「NEC Chromebook Y4」を発表した。これまでに現場から寄せられたフィードバックを基に、細かな改良が施されている。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.