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xAIが最新AIモデル「Grok 4」を発表/Bluetoothメッシュネットワークを使ったアプリ「bitchat」公開週末の「気になるニュース」一気読み!(2/3 ページ)

うっかり見逃していたけれど、ちょっと気になる――そんなニュースを週末に“一気読み”する連載。今回は、7月6日週を中心に公開された主なニュースを一気にチェックしましょう!

スマートウォッチ向けOS「Wear OS」でGeminiが利用可能に

 Googleは7月9日、Wear OS向けにAIアシスタント「Gemini」の展開を開始したと発表した。Samsungが同日発表したGalaxy Watch 8の他、Pixel WatchやOPPO、OnePlus、XiaomiのWear OS搭載スマートウォッチで利用できるようになる。


GoogleがAIアシスタントGeminiのWear OSへの展開を開始した

 スマートウォッチのGeminiは、「Hey Google」と呼び掛ける他、スマートウォッチのサイドボタン長押しなどで起動できる。GmailやGoogleカレンダーなどのGoogleサービスと連携し、メールの要約やカレンダーへのイベント追加などを音声で行えるようにもなる。音声メモやリマインダーの設定も可能だ。

「Microsoft Edge」の挙動が高速化 平均で40%も短縮

 Microsoftは7月7日、Microsoft Edgeブラウザにおける過去数カ月の取り組みの結果、300ms未満のFirst Contentful Paint(FCP)を達成したと報告した。

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MicrosoftがEdgeブラウザのパフォーマンス改善を報告している

 FCPは、Webページを開いたときに 最初に視覚的なコンテンツ(文字や画像など)がブラウザに表示されるまでの時間を示す指標のこと。業界調査によると、FCPが300~400ms以上かかると、ユーザーが遅いと感じる可能性があることから、300msという目標を定められた。

 この目標を達成したことで、ページがほぼ瞬時に表示されるようになったという。なお、FCPの向上だけではなく、2月の報告時点から、読み込み時間が平均で40%大幅に短縮され、設定や読み上げ機能、画面分割など、13のブラウザ機能において応答性の大幅な向上を実現したとしている。

 取り組みはこれで終了ではなく、今後数カ月以内に、印刷プレビューや拡張機能など、さらに多くの機能でパフォーマンスのさらなる向上を目指していくという。

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