モバイルディスプレイやタブレットを手軽に固定できる、持ち運べるアームスタンドを試して分かったこと：モバイルディスプレイの道（1/3 ページ）

アイティプロテックから、モバイルディスプレイなどを固定できるアームスタンド「IPT-MONITOR-MAG」が発売された。早速、実機を試してみた。

[山口真弘，ITmedia]

　アイティプロテックの「IPT-MONITOR-MAG」は、マグネットで着脱できるアームスタンドだ。モバイルディスプレイを縦横どちらの向きでも設置できるのに加え、素早く取り外して外出先に持ち出せる。

　モバイルディスプレイの普及に伴い、こういったアクセサリーはじわじわと増加しているが、国内メーカーが取り扱う事例は珍しい。現物を借用したので、試用レポートをお届けする。

アイティプロテック「IPT-MONITOR-MAG」をモバイルディスプレイに取り付け、ノートPCに接続して試用している様子。実売価格は4980円だ

モバイルディスプレイをアーム先端に磁力で取り付け

　本製品で「本体」に相当するのはディスプレイを宙に浮かせるためのアームと、その台座だ。4つの関節があり、高さや角度の調整に加え、縦／横の回転が行える。アームと台座共にアルミニウム合金製で、実測重量は693gとズッシリと重い。

付属品一覧。本体とそれらを組み立てるためのパーツ一式に加えて、ディスプレイ側に取り付けるマウント金具一式、さらに関節を締める六角レンチなどがセットになっている

製品本体。アームと台座で構成される。先端の円形の部分はマグネットになっている

横から見たところ。上下にスイングする3つの関節と、左右にスイングする関節、さらに先端にはボールジョイントがある

最も台座寄りにある関節。六角レンチで締めることができる

中央にある関節。ここも六角レンチで調節できる

先端寄りには上下にスイングする関節と、左右にスイングする関節とが並ぶ。こちらも六角レンチで締める仕組みだ

さらにその先、マグネット部は、ボールジョイントで角度を調整できる。手でひねって固く絞めることが可能だ

重量は実測で693gと、かなりズッシリとしている

持ち運んでの利用にも十分対応する