Google DeepMindが生成AI改変の検出ツール「Backstory」発表/ASRockからCore Ultra 200Sシリーズ対応の新型ベアボーン「DeskMini B860」:週末の「気になるニュース」一気読み!(3/3 ページ)
うっかり見逃していたけれど、ちょっと気になる――そんなニュースを週末に“一気読み”する連載。今回は、7月20日週を中心に公開された主なニュースを一気にチェックしましょう!
NVIDIAがCUDAのRISC-V対応を発表
RISC-V Internationalは7月19日、7月16~19日に中国で開催された「RISC-V Summit China 2025」にて、NVIDIAが同社のCUDAソフトウェアプラットフォームを、オープンソースのRISC-V命令セットアーキテクチャに対応させると発表した。
CUDAは、NVIDIAが開発したGPUを汎用(はんよう)的な計算処理(GPGPU)に使うための仕組み。Dataconomyによると、今回の発表では、RISC-V CPUがCUDAベースシステムの主要プロセッサとして機能し、GPUの並列ワークロードを管理しながら、システムドライバーやアプリケーションロジック、OSを実行できる構成が示されたという。
中国では米国の半導体輸出規制が続いているが、オープンライセンスのRISC-Vアーキテクチャを使用して高度なAIシステムを構築できるメリットがある。なお、RISC-VにおけるCUDAのサポートは現在進行中であり、リリース時期については未定とのことだ。
「ファイナルファンタジーXIV」のWindows 10サポートが10月14日で終了
スクウェア・エニックスは7月17日、同社が運営するMMORPG「ファイナルファンタジーXIV」のWindows 10サポートを、10月14日に終了すると発表した。
これは、MicrosoftのWindows 10サポートが10月14日に終了することを受けてのもの。今後、同OSに対する継続的なサポートが困難であると判断したという。
サポート終了後も、Windows 10にてファイナルファンタジーXIVの起動やプレイは可能だが、該当するOS独自の問題が発生した場合には、原則としてファイナルファンタジーXIVクライアント側での対応は行わないとしている。また、ユーザーサポートも継続するものの、Windows 10に起因する問題に関しては原則として対応しないとのこと。
Windows 11でキー入力が意図せず確定されてしまうIMEの問題
日本マイクロソフトのWindowsサポートチームは7月15日、コピー操作を行った直後に入力したキーがすぐ確定されてしまう問題がWindows 11で発生しているとブログで明らかにした。
この問題は、以前のバージョンのMicrosoft IMEや他社の日本語入力ソフトウェアを利用している場合に、コピー操作後の始めのキー入力が、意図せず確定されることがあるというもの。
タッチキーボードを一度開いて閉じることで対処が可能だが、再サインインにより再発する場合があるとしている。タッチ キーボードの動作に関連して発生する問題であり、Windows OSの問題と判断して開発部門にて対応を検討中だとしている。対象のOSは次の通り。
- Windows 11 バージョン 22H2/23H2
- Windows 11 バージョン 24H2/LTSC 2024
なお、Windows 11 バージョン 22H2/23H2は、2025年1月29日以降の更新プログラムを適用している環境のみで発生する。
タッチキーボードをほとんど利用しないのであれば、以下のコマンドを実行後に再サインインすることで対処が可能とのこと。
- 「reg delete HKCU\Software\Microsoft\InputMethod\Settings\Common /v TouchKeyboardHasEverShown /f」
- 「reg delete HKCU\Software\Microsoft\InputMethod\Settings\Common /v InputPanelPageLastOpenTime /f」
この他、新しいMicrosoft IMEを利用することでも回避できるという。
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