レビュー

リュックに冷却ファンを内蔵! 上半身に心地よい風が吹き抜ける! サンワダイレクトの「200-BAGBPFAN1」を試す(1/3 ページ)

ビジネスパーソンにとって、暑い季節はリュックによる背中の汗ばみや蒸れは悩みのタネだ。そんな不快感を解消するアイテムがサンワダイレクトで発売された。冷却ファン付きリュック「200-BAGBPFAN1」だ。

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 今やビジネスパーソンの多くが、移動の際に荷物を持ち運ぶアイテムとしてリュックを選んでいる。両手が空くためスマートフォンを操作しやすいし、何より荷物の重さが両肩に均等にかかるので体への負担が少ない。

 しかし、暑い季節となると話が別だ。背中に汗をかくため、汗が乾くことなくいつまでも濡れている、または蒸れた状態になってしまい、リュックが非常に不快なアイテムになってしまうのだ。

 そんな悩みを解消すべく登場したのが、サンワダイレクトで販売されている冷却ファン付きリュック「200-BAGBPFAN1」だ。どのような製品なのだろうか。試してみた。

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冷却ファン付きリュック「200-BAGBPFAN1」

底面から吸気して背面に風を噴出

 この200-BAGBPFAN1は、底面に吸気用のファンを内蔵し、取り込んだ空気を背面に設けた穴(背面ホール)から放出するタイプのファン付きリュックで、サンワダイレクトでの販売価格は1万8900円だ。


200-BAGBPFAN1の正面

正面側から見て、200-BAGBPFAN1の左側(写真=左)と右側(写真=右)

 搭載するファンは2基あり、いずれも強力だ。また、7つある背面ホールにはハトメが取り付けられており、重さで潰れて機能しなくなるという心配はない。


ファンを取り付けた状態の底面。2基のファンがある

背面には7つの空気穴がある。ハトメが取り付けられているので、自重で潰れて穴がふさがることはない

 背面には厚めのパッドがあり、背面ホールから出てきた風を通り抜けるようにしてくれる。これなら蒸れることがなさそうだ。


空気が通り抜けやすいように、厚みのあるパッドが取り付けられている

 暑い日に熱中症を防ぐには、首から上を冷やすのが重要だ。200-BAGBPFAN1では、首にも風を当てられるようホールが設けられており、自由に開閉できる。


首に送風できるよう開閉可能なホールがある

 背面ホールの内側には「送風スペーサー」を取り付けた背板が仕込まれており、吸気ファンからの空気の流れを妨げることなく、効率的に風を送ることができる。


風を効率よく届けるための送風スペーサーを内蔵する

 似たようなファン付きリュックと異なるのは、ファンのあるボトム部分を穴のない通常タイプに取り替えることで、通年で利用できるようにしてあることだ。ボトムはファスナーで取り付けられており、簡単に脱着できる。


ファン付きのボトム部分は取り外せる

付属のノーマルなボトムを取り付けておけば、寒い冬でもバックの見た目をスマートにした上で軽量化できる

 送風スペーサー付き背板も取り外せるので、これにより軽量化も図れる。


送風スペーサー付き背板は面ファスナーで着脱可能になっている

ファン付きボトムと送風スペーサー付き背板は、合計すると457.5gあった。夏以外のシーズンでは、これだけ軽量化できる
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