PLAUDやNottaのライバルとなるか? 画面付きでUSB Type-C直挿しできるAIボイスレコーダー「TALIX & DingTalk A1」の完成度と“アプリの壁”を検証(3/3 ページ)
これまでのカード型AIボイスレコーダーが抱えていた課題を解消する新モデル「TALIX & DingTalk A1」が登場した。実機レビューを通して検証する。
有料のサブスクリプションも用意
文字起こしは月300分(A1購入ユーザーは3カ月1200分追加の1500分)までは無料で利用できる。それ以上が必要な場合は、月額2480円からのサブスクリプションが必要になる。なお、購入特典として、Proプランを3カ月間無料で利用可能だ。
ハードウェアの完成度は高いが気になるところも
TALIX & DingTalk A1は、ハードウェアとしての完成度が非常に高い。特にUSB Type-Cを標準で備えることにより直接充電が可能で、さらにディスプレイによる状態表示は既存のカード型AIレコーダーが抱えていた「充電の面倒さ」や「動作の不透明さ」という課題を解決している。アプリについても、AIボイスレコーダー機能の他に、メールやチャットなどのメッセージ機能もあり非常に多機能だ。
ただし、それらの機能を最大限に活用するには、アリババグループが提供するビジネスプラットフォーム「DingTalk」のアカウントが必須となる。DingTalkは「中国版Slack」とも称される多機能ツールであり、A1はそのエコシステムの一部として設計されている。
日本国内でも一部企業で導入されているようだが、個人ユーザーがボイスレコーダー機能だけを目的に導入する場合、アプリの多機能さがかえって煩雑に感じられる可能性はありそうだ。
A1を機にDingTalkが普及する、というのはなかなか難しいとは思うが、先にも書いた通りAIボイスレコーダーとしては高い水準でまとまっている。特に従来のAIボイスレコーダーの充電回りに不便を感じているのなら、試してみる価値はあるだろう。
※プレスリリースの修正が入ったため、無料の文字起こし時間について修正を反映しました(2026年1月5日20時30分)。
関連記事
イヤフォン連携&文字起こし無料! 無線機能を省いて物理ボタン搭載の異色AIレコーダー「HiDock P1」実機レビュー
薄型のカード型が主流となりつつあるAIボイスレコーダー市場に、物理ボタンとダイヤルを備えた「HiDock P1」が登場した。その実力を実機レビューでチェックしていく。Notta、スリムなカード型デザインを採用した多機能ボイスレコーダー 同社提供のAI議事録サービスと連携可能
Nottaは、同社製議事録サービスとの連携にも対応したボイスレコーダー「Notta Memo」を発表した。「Plaud Note Pro」実機レビュー 画面搭載で何が変わった? “付ける”NotePinとの決定的な違い
さまざまなAIボイスレコーダーが登場しているが、新モデル「Plaud Note Pro」はどうなのか。従来モデルと比べてみた。PCやMacでも編集可能! AIボイスレコーダー「PLAUD NotePin」と「PLAUD NOTE」を試して分かったこと
NicebuildのAIボイスレコーダー「PLAUD NotePin」が間もなく発売される。従来モデルの「PLAUD NOTE」とは何が異なるのか。実際に試してみた。パナソニックのネットワークレコーダー「miyotto」がネット動画に対する不満を解消して推し活支援も行う理由
DIGAシリーズでおなじみのパナソニックから、ネットワークレコーダーの新モデル「miyotto」(みよっと)が発売される。開発の背景や新デバイスの特徴をチェックした。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.