レビュー

実売4万円台でメインとしても使える? 23.8型&144Hz駆動のモバイルディスプレイ「LCD23HCR-IPSG」の気になる実力モバイルディスプレイの道(2/3 ページ)

23.8型という圧倒的なサイズ感を誇る、アイティプロテックのモバイルディスプレイ「LCD23HCR-IPSG」。144Hzの高いリフレッシュレートと5msの応答速度を備えたユニ0区な製品を試してみた。

※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

USB Type-CとHDMIに加えてアナログRGB接続にも対応

 では実際に使ってみよう。ポート類は全て右側面に配置されており、USB Type-C、HDMI、アナログRGBのいずれかの方法を選んで接続する。USB Type-Cポートは2基あるが、1基は給電専用となっている。

 なお本製品は消費電力が大きいため、どの接続方式であっても付属のACアダプターによる給電が事実上必須となる。モバイルディスプレイのキャッチコピーでよく使われる「ケーブル1本で表示」は、本製品に限っては難しいということになる。

 色合いはやや黄色みが強く、特に斜め方向から見た場合はそれが顕著だ。どちらかというとリフレッシュレートの高さや応答速度の速さといったスペックが売りで、発色などはそこまで重視していないように見える。必要に応じて後述のOSDメニューから調整するとよいだろう。

advertisement

 前述のように、本製品は背面にVESAマウント穴を備えており、ディスプレイアームなどを取り付けられる。ただし、本製品はケーブルが背面ではなく側面から伸びる格好になるので、配置によってはそれらが干渉して邪魔になりがちだ。レイアウトを決めるにあたっては、ケーブルをどの方向に逃すのか、あらかじめ考えておいた方がよいだろう。

 また本製品は、このポートと後述のOSDメニュー操作用のボタンが右側面にまとまって配置されているおかげで、左側面を下にすれば縦置きでも設置できる。この場合、付属のカバー兼用スタンドは使えず、自前でスタンドなどを調達する必要があるが、約2kgという重量ゆえ、相応な強度が必要だ。市販のタブレットスタンドでは強度的に支えきれない場合もあるはずなので注意したい。


接続ポートは全て右側面にある。ACアダプターの接続は事実上必須だ

14型のモバイルPC「ThinkPad X1 Carbon Gen9」と並べたところ。画面の大きさがよく分かる

色合いはやや黄色みが強く、特にこのように斜め方向から見た場合はそれが顕著だ

背面から見たところ。付属のカバー兼用スタンドは、かなりの奥行きを必要とする

ノートPCと背中合わせにしての利用にも対応するが、本製品に限ってはこういった使い方はあまりなさそうだ

 本製品は最大出力100Wの付属ACアダプターを用いたパススルー給電にも対応している。ノートPC側で確認したところ、65Wの電源に接続されていると認識された。前述のように本製品は駆動にあたり付属ACアダプターの利用は必須なので、常時パススルー給電が行えることになる。ノートPCへの給電にうまく活用したいところだ。


出力100WのACアダプターを接続した状態では、ノートPC側では65Wの電源に接続していると認識された

 OSDメニューについても見ていこう。操作のためのボタンはポート類と同じ右側面の上方に配置されており、3つあるボタンの中央を押すとメインメニューが、上を押すと輝度調整のバーが、下を押すと音量調整のバーが表示される。

 これらは同社の他のモバイルディスプレイで採用されているのと共通なのだが、横方向の移動を上下ボタンで行わなくてはいけないことから、項目間の行き来はやや面倒だ。輝度調整と音量調整のショートカット以外は、あまり頻繁に使わないのが前提となるだろう。


OSDメニュー操作用のボタンは、ポート類と同じ右側面の上方に配置されている

メニューのデザインは、同社の他のモバイルディスプレイと共通だ。横方向の移動を上下ボタンで行わなくてはいけないことから、直感的な操作がしづらいのが悩ましい

メインメニューが表示されていない状態で上ボタンを押すと、輝度調整の画面が表示される

メインメニューが表示されていない状態で下ボタンを押すと、音量調整の画面が表示される

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. 新型「Mac mini」「Mac Studio」徹底レビュー! ローカルAIはついに“実用域”へ エージェントAIに事務仕事を任せて分かった驚異の進化
  2. 25万以上が訪れるも異例の幕切れとなったTGS2026 MSIのゴッホコラボPCから手軽な配信アプリまで、会場で見つけた注目製品をレポート
  3. 液晶ポリマー採用のSudokoo製ファンやSANDISK新SSD「Optimus」がアキバに上陸! ゲーミングデバイス「AIM1」など新顔多数の秋連休アキバ
  4. Gemini搭載PC「Googlebook」ついに予約開始へ/Anthropic CEOのAI開発減速提言
  5. NAND高騰時代を乗り切る「失敗しないSSD選び」とは? TGS2026でキオクシアなどストレージメーカー5社の戦略を追う
  6. PCのストレージ不足解消と高速化に役立つ「キオクシア 2TB 内蔵SSD SSD-CK2.0N4B/R」がセールで10%オフの5万8480円に
  7. 通勤とジム通いを両立できるバックパック「マムート セオン トランスポーター 25」がセールで40%オフの1万4413円に
  8. モバイルCPU採用のデスクトップPCからデュアル水冷G TUNEまで――過去最大級ブースで魅せたマウスコンピューターの「本気(マジ)」を軣社長に聞く
  9. あの名コンビの声が“公認AI”で6カ国語に! 麻布台ヒルズ「まんが日本昔ばなし展」で体験するAI音声の最前線
  10. デスクをすっきり整理できる「Anker 675 USB-C ドッキングステーション」がセールで25%オフの2万4690円に