「Next GIGA」を見据えた動きはまだまだ続く! 1人1台の学習用PCだけでなく特別教室や校務で使うPCも展示多数:EDIX 東京 2026(1/3 ページ)
文部科学省が進める「Next GIGA」向けの端末調達は、2027~2028年度も一定数あることが見込まれる。それを受けて、各PCメーカーは「EDIX 東京 2026」において引き続き学習用端末の訴求を続けている。一方で、教職員が使うPCのアピールがやや強化される傾向にある。
5月13日から15日にかけて、東京ビッグサイト(東京都江東区)で教育IT総合展「EDIX 東京 2026」が開催された。
文部科学省の「GIGAスクール構想」の第2期(Next GIGA)における学習用端末の調達は2025年度から2026年度がピークとなるが、2027年度以降も一定規模での調達が見込まれている。
この記事では、ASUS JAPAN/Dynabook/日本HPの3社が設置したブースの様子をお伝えする。
ASUS JAPAN:学習用端末からAIスパコンまで幅広い展示
EDIX 東京 2026には複数のPCメーカーが出展している。今回初出展となったAppleを除くと、とりわけ大規模なブースを構えていたのがASUS JAPANだ。児童/生徒向けのChromebook/WindowsノートPCから、教師(校務)向けPC、特別教室や部活動での利用を想定したゲーミングPC/AIスーパーコンピュータまで、幅広いデバイスを展示していた。
児童/生徒向けChromebookの新製品「ASUS Chromebook CM32 Detachable」は、キーボードを着脱できるデタッチャブル2in1モデルだ。先代モデルと比べるとキーボードの着脱部を強化し、耐久性が向上しているという。
SoC(プロセッサ)はMediaTekのKompanio 540で、メモリ容量は4GBと8GBから、ストレージはeMMCで容量は64GBと128GBから選べる(128GBストレージは8GBメモリとのみ組み合わせ可能)。
Next GIGAにおける学習用端末の要件では、ChromeOS(Chromebook)のメモリ容量は4GBあればよいことになっているが、「学習用端末を積極的に使う学校や自治体では8GBモデルを選ぶことが多い」(説明員)とのことだ。
コンバーチブルタイプの2in1モデルとなる「ASUS Chromebook CZ11 Flip」(11.6型:左)と、「ASUS Chromebook CZ12 Flip」(12.2型:右)。いずれもSoCはMediaTekのKompanio 540で、ディスプレイ以外の基本スペックはおおむね共通している
主に校務での利用を想定して、スペックの高い「Chromebook Plus」の展示もあった。いずれも14型で、左がCore 3 100Uを搭載する「ASUS Chromebook Plus CX34」、右がCore Ultra 5 115Uを搭載する「ASUS ExpertBook CX54 Chromebook Plus Enterprise」
特別教室や校務で利用するPCとしては、超小型PC「ASUS NUC+」や液晶ディスプレイ一体型PCなどが展示されていた。少し変わり種としては、ローカルでLLM(大規模言語モデル)ベースのAIを稼働できる小型スーパーコンピュータ「ASUS Ascent GX10」も注目を集めていた。
主に校務利用を想定したミニPC群。左からRyzen AI 400シリーズを搭載する「ASUS ExpertCenter PN55」、Core Ultra 200Hプロセッサを搭載する「ASUS NUC 15 Pro+」、Core Ultraプロセッサ(シリーズ3)を搭載する「ASUS NUC 16 Pro」で、NUC 15 Pro+以外は「Copilot+ PC」にも準拠している
校務向けのWindowsノートPCも複数展示されていた。左からCoreプロセッサ(シリーズ1)を搭載する15.6型の「ASUS ExpertBook B1」、第13世代Coreプロセッサを搭載する14型軽量モデル「ASUS ExpertBook B9 OLED」、Core Ultraプロセッサ(シリーズ2)を搭載する14型Copilot+ PC「ASUS ExpertBook P5」
据え置きタイプのWindowsデスクトップPCも展示されていた。左は第14世代のCoreプロセッサを搭載するスリムタイプの「ASUS ExpertCenter D5 SFF」、右はCoreプロセッサ(シリーズ2)を搭載する23.8型液晶ディスプレイ一体型PC「ASUS ExpertCenter P400 AiO」
加えて、最近私立高校を中心に「eスポーツ部」を設立する動きがあることを踏まえて、eスポーツに適したゲーミングPCも展示されていた。ゲーミングPC自体はハイスペックなデスクトップPCでもあることから「3Dモデリングや高度な動画編集用に導入を検討する学校もある」(説明員)そうだ。
左はCore Ultra 200HXプロセッサとGeForce RTX 50 Laptop GPUシリーズを搭載するコンパクトなデスクトップゲーミングPC「ROG NUC(2025)」、右はRyzen 8040シリーズとGeForce RTX 50 Laptop GPUシリーズを搭載する16型ゲーミングノートPC「ASUS TUF GAMING A16」
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Next GIGA(GIGAスクール構想の第2期)では、学習用デバイスのシェアに大きな変化が出ている。このことは、EDIX 東京 2026に出展したPCメーカーやプラットフォーマーのブースにも一定の“変化”を与えている。「端末」「AI」「ネットワーク」の3軸でGIGAスクール構想の第2期(Next GIGA)とDXハイスクールに向けた取り組みを見てみよう。Apple「The Lab」でハンズオン体験 「MacBook Neo」と「iPad」で進める4つの教育シナリオ
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