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IBMが世界初のサブ1nm半導体チップ技術を発表/LenovoがノートPC向けで世界初となる“1000Wh/L”バッテリーの詳細を明らかに週末の「気になるニュース」一気読み!(3/3 ページ)

うっかり見逃していたけれど、ちょっと気になる――そんなニュースを週末に“一気読み”する連載。今回は、6月21日週を中心に公開された主なニュースを一気にチェックしましょう!

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ValveがSteamOSの最新版「SteamOS 3.8」を公開 Steam Machineのサポートなど

 Valveは6月18日、Steam Deck向けOSの最新安定版「SteamOS 3.8」(ビルド3.8.10)を全ユーザーに配信した。前回の安定版「SteamOS 3.7」以降の変更をまとめたもので、23日に発売された「Steam Machine」のサポートも加わっている。


SteamOSの最新版 3.8がリリースされた。Steam Machineがサポートされた他、Steam Deck以外のデバイスのサポートが拡充されている

 今回のリリースで対応が広がったのが、Steam Deck以外のデバイスだ。最新のIntel/AMDプラットフォームとの互換性を高めた他、Lenovoの「Legion Go 2」やASUSTeK Computerの「ROG Xbox Ally」シリーズで、コントローラーやTDP制御、スピーカーなどのサポートを追加した。

 One-Netbook Technologyの「OneXPlayer」やGPD Technology、MSIの「Claw」シリーズなど、他社製ポータルゲーミングPCのコントローラー対応も拡充している。例えば、これらのPCのコントローラー入力遅延を従来の5~8msから100~500μsに短縮したという。

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 デスクトップモードでは、UI基盤の「KDE Plasma」を6.2.5から6.4.3へ更新し、既定の表示サーバをWaylandに変更した。外部HDRディスプレイやVRRディスプレイ、ディスプレイごとの拡大率設定にも新たに対応する。また、Linuxカーネルを6.16へ更新し、仮想マシン上で動かすためのサポートも加えられた。

 なお、ValveはSteam Deck以外のデバイスへSteamOSをインストールする手順をサポート文書として公開しているが、現時点で公式に「Powered by SteamOS」とされるのは、Steam DeckとLenovo Legion Go Sのみで、Legion GoやROG Allyなどは「βサポート」の位置付けだ。

OpenAIが自社開発のLLMチップ「Jalapeno」を発表

 OpenAIとBroadcomは6月24日、大規模言語モデル(LLM)の推論に特化した独自AIアクセラレーター「Jalapeno(ハラペーニョ)」を発表した。OpenAIが「Intelligence Processor(インテリジェンスプロセッサ)」と呼ぶ初のチップで、両社が共同で進める複数世代にわたる計算基盤の第1弾に位置付けられる。


OpenAIとBroadcomが、OpenAI初のインテリジェンスプロセッサ「Jalapeno(ハラペーニョ)」を発表

 Jalapenoは、既存のAI向けチップを転用したものではなく、LLM推論のためにゼロから設計したという。OpenAIがChatGPTやCodex、APIで日々運用しているシステムの知見を反映し、チップからモデル、製品まで自社で一貫して手掛ける「フルスタック」戦略の一環だとしている。

 設計や最適化の一部にはOpenAI自身のモデルを活用し、設計から製造用のテープアウトまでを9カ月で終えた。OpenAIはこれを、高性能半導体として過去最速のASIC開発サイクルだと説明している。

 性能は最終評価中だとしつつ、初期テストでは電力当たりの性能が現行の最先端品を大きく上回る見込みとのことだ。試作チップは既にラボで「GPT-5.3-Codex-Spark」などの機械学習処理を動かしているという。シリコン実装やネットワークはBroadcomが、基板やラック、システム統合はCelesticaが担う。

 Broadcomのホック・タンCEOによると、この基盤はMicrosoftなどのパートナーと組み、2026年からギガワット規模のデータセンターへ展開していく計画だ。Jalapenoの初期導入は2026年末を見込み、詳細な性能報告は数カ月内に公開する予定とのことだ。

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