HDR10対応で“お値段以上”の画質を実現 ARグラス愛好家が「RayNeo Air 4 Pro」を徹底検証(2/4 ページ)
ノートPCやスマートフォン、携帯用ゲーム機の画面サイズの小ささをカバーするのにピッタリのアイテムが「ARグラス」だ。価格はもちろんスペックもピンからキリまであるため、どれを選べば良いのか悩んでいる人もいることだろう。この記事では、ARグラスを日常使っているライターが、低価格ながらHDR10に対応した「RayNeo Air 4 Pro」をお勧めする理由を実体験を踏まえて語る。
「つなぐだけ」が作業効率をアップさせる
筆者は普段、超小型ノートPC(UMPC)に外付けキーボードをつなげるスタイルで使っている。ただ、最近は老眼が進んできていることもあり、UMPCのディスプレイでは文字の確認が難しくなってきた。
そこで、最近はUMPCにモバイルディスプレイ、あるいはARグラスをつないで使うことが多い。今回は、RayNeo Air 4 Proを実際に仕事で使ってみた。
付属のケースから取り出して、UMPCのUSB Type-C端子につなぐと、大画面を約5m先に仮想表示できる。「仮想的」ではあっても、目からの距離が離れていることになっているからか、老眼が進んだ状態(恐らく+1.75程度)でも、テキストをクッキリかつハッキリと見ることができた。テキストの入力ミスも格段に減った。
仕事柄、取材後に発表内容に関する資料をもらうことも多いのだが、その文章も隅々までしっかり読める。
RayNeo Air 4 Proを使うことのメリットは他にもある。それは編集画面や機密情報などを回りに見られることがないことだ。
カフェや公共交通機関などでノートPCを開いている人は、特に都市部では珍しくない。何かを打ち込んでいたり、資料をチェックしたりしているビジネスパーソンをよく見かけるが、プライバシーフィルターをせずに画面が“丸見え”な状態であることも多い。これでは、情報漏えい待ったなしだ。
もちろん、プライバシーフィルターを使っている人もいる。しかし、それはそれで色の再現性が悪化してしまうし、安価なフィルターでは画面がギラついて見づらくなってしまう。
その点、RayNeo Air 4 Proを使えば上記の問題は一気に解決する。ディスプレイの解像度はフルHD(1920×1080ピクセル)で、先述の通り最大輝度も1200ニトと高めなので、屋外を含めて高い視認性を確保できるし、DCI-P3の色域を98%カバーする色再現度の高さもあって、色使いを重視する仕事にも便利に使える。
筆者が使っているような約700~980gほどの重たいモバイルディスプレイを持ち運ぶ必要もないので、肩や腰にも優しい。
機密性を上げたい場合は、UMPC(ノートPC)のディスプレイをオフにしておくと万全だ。Windows 11の場合、設定の「システム」から「ディスプレイ」設定を開き、表示領域の設定を「(ディスプレイ)2にのみ表示する」とするだけで良い。これで、次回の接続時から自動的にグラス内だけに映像が表示されるようになる。
デスクの上に置いたノートPCの画面をのぞき込むために背中を丸めて頭を下げる必要もない。背筋をピンと伸ばした状態で、作業できるので、これまた疲労感を軽減させるのに役立った。
HDMI出力端子しかないデバイスとつなぐにはどうすればいい?
RayNeo Air 4 Proが便利なのは確かだ。しかし「デバイスのUSB Type-C端子がDisplayPort Alternate Modeに対応していない」という場合はどうすればいいのだろうか。
実は、RayNeo Air 4 Proには「ARグラス用HDMI-Type-C変換アダプタ」というオプション品がある。これを利用すれば、HDMI出力を備えるデバイスとも接続できるようになる。
ただし、この変換アダプターを使う場合、RayNeo Air 4 Proへの電源供給をどうするのかという問題が生じる。その点だが、このアダプターを介してUSB Type-C対応の電源(ACアダプターやモバイルバッテリーなど)をつないで給電することが可能だ。
このアダプターはHDMI出力端子に“じか差し”できるようになっているが、そうすると近接する別の端子が使えなくなってしまう恐れがある。それを見越して、短いHDMI延長ケーブルが付属しているので、別の端子をつぶしたくない場合、あるいはじか差しするクリアランスを確保できない場合は活用したい。
アダプターにはUSB Type-C端子が2基ある。片方はRayNeo Air 4 Proとつなぐ映像/電源出力、もう片方は電源入力となっている。全てをつなぎ終わったら、アダプター正面の電源ボタンを押せば投影を開始できる。
「デバイスにHDMI出力しかない!」という場合は、このアダプターを併せて使いたい。
提供:RayVision AR Limited
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2026年7月31日
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