レビュー

天井照明一体型プロジェクター「Aladdin X3 Laser 4K」を試す 4K+3色レーザーで“本気の大画面シアター”に進化(3/4 ページ)

天井照明一体型プロジェクターのフラグシップ「Aladdin X3 Laser 4K」をレビューする。置き場所や配線の問題を解消しつつ、4K解像度と3色レーザー光源による高精細な映像表現を実現したモデルだ。

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固定設置でも短焦点レンズにより投影の自由度は高い

 Aladdin X3 Laser 4Kは天井に固定設置する構造上、スクリーンの位置に合わせて本体を動かすことはできない。モバイルプロジェクターのようなレイアウトフリーの運用は難しく、基本的には設置位置周辺の壁面やスクリーンへ投影する仕様となる。

 一見すると設置の自由度が低く感じられるが、決してそんなことはない。短焦点レンズを採用しているため、100型の大画面でも本体中央から壁まで約1.77mの距離があれば投影可能だ。一般的なモデルのように2m以上の距離を確保する必要がなく、限られた室内空間でも容易に大画面を実現できる。


設置イメージ。100型投写には壁まで本体中央から1.77mが必要となるため、事前確認が欠かせない。筆者の環境では壁まで約1.3mの位置で75型相当となった

 投影位置の調整機能も極めて充実している。レンズは上下最大32度まで可動し、100型投影時なら画質を落とすことなく位置を1.05m下げられる。これにより、天井の梁(はり)などを回避した柔軟なセッティングが可能だ。

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 さらにデジタル補正機能を使えば、画面サイズの縮小に加え、縮小時に限って画面を左右にシフトさせることもできる。室内の家具や障害物をかわして壁面へ映像を投写する際に重宝する機能だ。


「画面サイズと位置調整」メニュー。アスペクト比を維持したままサイズと位置を微調整できる点は便利だ。今回は設置場所の制約により、この表示が最大サイズとなった

 筆者のテスト環境では壁の前にスクリーンをつるしているが、押し入れの干渉によりスクリーン格納時の大画面投影が難しい。スクリーン用の大画面設定と障害物を避ける壁面用設定の2つをメモリに記憶させ、ワンタッチで切り替えられる機能があれば、利便性はさらに高まるはずだ。


スクリーンを巻き上げ、壁の白いスペースに合わせて位置調整した状態。日常使いではこの運用がメインとなるため、スクリーン用と壁面用の設定プリセット保存機能が欲しいところだ

5500ルーメンの天井照明機能 1万通りの調光/調色に対応

 照明器具としての性能向上も見逃せない。照明モードの明るさは最高5500ルーメンに達し、最大14畳(約23平方メートル)の広さに対応する。従来モデルが8畳用(3800ルーメン)だった点を考慮すると、広いリビングでも十分な明るさを確保できる進歩を遂げた。


シーリングライトとしての使用状態。5500ルーメンの明るさで14畳に対応する。映像鑑賞用の照度設定も記録可能だ

 調光と調色はそれぞれ100段階、組み合わせで1万通りに及ぶ細かい調整が行える。電球色から昼白色まで幅広い色温度をカバーしており、時間帯や生活シーンに応じた最適な明かりを作り出せる。

 朝は爽やかな昼白色、夕食時は落ち着いた暖色系、映画鑑賞時は照度を落とすといった切り替えもリモコン1つでスムーズに行える。「ライトメモリー」ボタンでお気に入りの点灯状態をワンタッチ記憶できる点も実用的だ。


調光/調色の手軽な操作に加え、お好みの明るさをメモリ設定できるリモコン。Netflix専用ボタンも備える

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