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天井照明一体型プロジェクター「Aladdin X3 Laser 4K」を試す 4K+3色レーザーで“本気の大画面シアター”に進化(4/4 ページ)

天井照明一体型プロジェクターのフラグシップ「Aladdin X3 Laser 4K」をレビューする。置き場所や配線の問題を解消しつつ、4K解像度と3色レーザー光源による高精細な映像表現を実現したモデルだ。

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独自機能が満載された「Aladdin OS」の魅力

 本機は独自のプラットフォーム「Aladdin OS」を採用している。Netflix、YouTube、Amazon Prime Video、TVerなどの主要配信サービスに標準対応し、ホーム画面からスムーズにアクセスできる他、30種類以上の多彩なアプリが用意されている。

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主要映像配信サービスのアプリをプリインストール。DAZNやDisney+なども追加インストールできる

 ただし、UIや操作性の面では一般的なプロジェクターに多いGoogle TVと異なる部分もある。例えばHuluやSpotifyは専用アプリの直接登録こそできないが、内蔵の「クイックリンク」機能を介して視聴可能だ。その他のサービス(DMM TVなど)に関しても、標準の「Open Browser」を使ってWeb経由で利用できる。

 最大の特徴といえるのが、知育アプリやインテリア機能、「スイカゲーム」をはじめとする独自エンタメアプリの充実ぶりだ。初代モデルから拡充が重ねられており、「おうちフィットネス」など本格的なコンテンツ(一部有料)もそろっている。

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Aladdin OSのホーム画面。AIアシスタント「ポッピィー」をはじめ、独自の多彩なコンテンツをそろえている

 対話や着せ替えが楽しめるAIアシスタント「ポッピィー」の他、「等身大動物図鑑」「世界の絵本」などファミリー向けのキッズコンテンツも豊富にそろっている。もっとも、こうした日常的なライトコンテンツの利用が中心であれば、4Kレーザーという高いスペックはやや過剰に感じられるかもしれない。

「機材を置かずに」高精細な4K大画面を実現

 Aladdin X3 Laser 4Kは、生活空間を一切圧迫することなく最大120型の大画面環境を構築できるプロジェクターだ。1600 ANSIルーメンを放つレーザー光源と4K解像度の組み合わせにより、100型超の投影でも目を見張る高画質を維持できる。

 フルHD画質にとどまっていた従来モデルと比べると、描写の精細感は文字通り段違いである。「迫力ある4K映像を満喫したいが、部屋に機材の設置場所は作りたくない」というニーズを満たす上で、最高の選択肢といえる。

 一方で懸念されるのが、従来のAladdinシリーズが強みとしてきた「時計や風景、壁紙などを日常的に投写する」というライトな活用スタイルとの乖離(かいり)だ。

 アンビエント的な日常使いが主目的の場合、本機の持つ高いスペックを生かしきれない可能性がある。100型超の大画面を求めず、壁面の狭いエリアに投影する程度であれば、フルHD仕様の従来モデルで十分カバーできるからだ。

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高精細な壁紙画像
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天気情報などを投影できる点もAladdinシリーズの魅力だ。単に映像作品を鑑賞するにとどまらない、多彩な使い方が用意されている

 結論として、Aladdin X3 Laser 4Kは「100型クラスの圧倒的な大画面と高画質を、リビングへ手軽に導入したい」と考える映像品質重視のユーザーに最適なモデルだ。

 4Kレーザーのポテンシャルを極限まで引き出すなら、壁面投写だけでなく専用スクリーンの設置をおすすめしたい。なお、外部AVアンプやサラウンドシステムとの連携は構造上難しいため、音響面は高品質ではあるが内蔵スピーカーへ全面的に委ねる割り切りが求められる。

 約25万円という価格は、フルHDモデルの「Aladdin X2 Plus」(12万9800円)の約2倍、「Aladdin X3」(9万9800円)の約2.5倍に達する。カジュアルな常用がメインならフルHDモデルで十分だが、本機がもたらす極上の「画質差」には、価格差を大きく上回る価値がある。

 シーリング設置ゆえに設置環境を選ぶ側面はあるものの、「圧倒的な画質を追求したいが、設置スペースは一切与えられない」という相反する要望に応える存在として、本機は極めて魅力的な唯一無二の選択肢となるはずだ。

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