なぜ競技用ゲーミングPCは光らない? HPSC久木留所長とマウス軣社長が語るアスリート支援の未来:東京ゲームショウ2026(2/2 ページ)
五輪やパラリンピックのトップアスリートの養成を担う「国立スポーツ科学センター(JISS)」に、eスポーツ専門の研究所が開設された。そしてマウスコンピューターは、その研究所に機材を提供している。マウスコンピューターの軣社長と、JISSの久木留毅所長が、eスポーツの未来を語った。
「競技者が画面に100%集中できる」PCの設計とは?
続けて、マウスコンピューターの軣社長がESPORTS LABに納入したG TUNEのゲーミングPCについて、設計思想を語った。
軣社長 ゲーミングPCといえば、ファンなどをギラギラと光らせるLEDライティングが注目されがちですが、競技者やアスリートにとって最も大切なのは、ゲームや競技に100%集中することです。
(ギラギラ光ることの対極にある)G TUNEの落ち着いた静音ボディーは、まさに選手が集中力を切らさないための設計であり、ラボの環境にも非常にマッチしていると感じています。
ステージの上には、第20回アジア競技大会(愛知・名古屋アジア競技大会2026)のeスポーツ競技で使われる「G TUNE FG-A7G80」がさり気なく展示されていた。光るには光るものの、一般的なゲーミングPCのイメージと比べると光り方は控え目だ
6つの軸でeスポーツを支えるマウスコンピューター
マウスコンピューターでは、初心者~中級者向けの「NEXTGEAR」から、中級者~エンスージアスト向け、そしてeスポーツの世界大会でも使われる「G TUNE」まで、幅広いゲーミングPCを展開している。
また同社は、国内のeスポーツ大会への機材協力、高等学校や大学の部活動支援、大阪府を始めとする自治体との連携、プロチームへの支援、そして全国高校対抗eスポーツ大会「STAGE:0 2026」へのスポンサードなど、6つの軸でeスポーツエコシステムを支えているという。
より裾野が広がるゲーミングPC
今後の展望として、軣社長はデータのオンデバイス処理が可能なローカルAI対応PCや、現場で監督やアナリストが分析データを入力/確認するためのタブレット端末、液晶ディスプレイの表示最適化など、同社が持つ総合PCメーカーとしての“強み”をESPORTS LABに提供していく意向を示した。
また、話題は小学生向けのPC組み立て教室から、シニア層の認知症予防におけるeスポーツ活用など、さまざまな局面にまで及んだ。
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