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脱・AI迷子! 他社の実践に学び、活用の悩みを相談できるイベント「Lenovo Copilot Lab」に潜入してみた(1/2 ページ)

レノボ・ジャパンが、Microsoft 365 Copilotを活用するためのユーザーコミュニティー「Lenovo Copilot Lab」を立ち上げた。日本マイクロソフトもコミュニティーメンバーとして参加し、企業/団体におけるAIの使い方を互いに学んだり、相談したりできる場として機能するという。先日、その第1回イベントが開催されたので、その模様を紹介する。

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 企業/団体における業務効率化の切り札として、「Microsoft 365 Copilot」への注目が集まる一方、現場では「導入したものの、活用が一部の社員で止まっている」「具体的な次の一手が見えない」といった悩みを抱えることも多い。

 そんな中、レノボ・ジャパンがこのほど、新しいコミュニティー「Lenovo Copilot Lab」を立ち上げた。企業/団体が継続的にMicrosoft 365 Copilotの使い方を学んだり、互いに相談したりできるという場で、日本マイクロソフトもコミュニティーメンバーとして参加している。リアルのコミュニティーイベントに加えて、「Microsoft Teams」上でも情報共有や相談ができることも魅力だ。

 9月25日、東京都内で第1回のコミュニティーイベントが開催された。約30社の企業/団体からIT管理者やDX推進担当者が集結し、熱気あふれるセッションと交流が繰り広げられた。


第1回コミュニティーイベントでは、約30社の企業/団体からIT管理者やDX推進担当者が集結した

Copilotの“真価”を引き出す「Lenovo Copilot Lab」

 イベントの冒頭で、レノボ・ジャパンの大原隆広さん(ソリューション&サービス事業部 ソフトウェアグループ 本部長)があいさつに立った。

 大原さんはLenovo Copilot Labを開設した狙いについて、「自社や自社に近い業態の企業だけでなく、業種の異なる他社がCopilotをどう活用しているのかを知り、IT管理者同士はもちろん、役職の異なる人たちの横のつながりを作ることがこのコミュニティーの狙いだ」と語った。

 Copilot Labは、参加企業が直面するリアルな失敗談やつまずきを共有し、継続的に学び合い、その輪を広げていくようなプラットフォームを目指しているのだ。


レノボ・ジャパンの大原隆広さん(ソリューション&サービス事業部 ソフトウェアグループ 本部長)

 セッションに先立ち、無償の「Microsoft Copilot」と、有償版に相当するMicrosoft 365 Copilotの機能差分について説明された。

 無償版では、Web上の最新情報を検索し、それを踏まえて回答を生成することが基本だ。それに対し、Microsoft 365 Copilotでは「OneDrive」「Microsoft Teams」「SharePoint」など、Microsoft 365で利用している企業/団体のデータ資産(ある意味の「秘伝のタレ」)を参照できることが強みだ。

 無償版/有償版を問わず利用できる便利機能としては「カスタム指示」が紹介された。カスタム指示で「職種」「回答の方針」「メールの署名」などを事前に設定しておくと、プロンプトで細かく指示をしなくても、常にユーザー自身の業務文脈に即した精度の高いアウトプットが得られるようになる。


「カスタム指示」機能は、無償版でも利用できる

カスタム指示は、設定の「個人用設定」から設定可能だ。事前にいろいろな指示を入れておくと、プロンプトで都度細かく指示をしなくてもユーザー自身の業務文脈に即した精度の高いアウトプットが得やすくなる

「Microsoft 365 Copilot」のメリットは?

 続けて、今回のメインイベントの1つであるトークセッションが行われた。

 トークセッションは大原さんと日本マイクロソフトの近江岸健太さん(コーポレートソリューション事業本部 広域事業統括本部 AIビジネスソリューション本部)が対談する形式で行われ、日常業務におけるMicrosoft 365 Copilotの活用術が惜しみなく披露された。

 その前段として、近江岸さんはMicrosoft 365 Copilotの特徴を改めて説明した。


対談する日本マイクロソフトの近江岸さん(左)と、レノボ・ジャパンの大原さん(右)

Copilotは「いろいろなAIモデルを使える」

 近江岸さんは、Microsoft 365 Copilotの強みとして「特定のLLM(大規模言語モデル)に依存していない」ことを挙げた。昨今のAIはLLMベースが主流で、さまざまな種類が存在する。いずれも日進月歩で進化を続けており、それぞれに得意分野がある。


昨今では、いろいろな生成AIが登場している

現在登場している主要な生成AIの種類と開発

 近江岸さんの発言を借りると、Microsoft 365 Copilotは「いろいろな言語モデルを動かすためのプラットフォーム」となっており、用途や目的に応じてLLMを使い分けている。どのLLMを使うかはCopilotが選定してくれるので、「どれを選べばいいの?」と迷う必要はない。もちろん、知識のあるユーザーは使うLLMを手動で選択することもできる。

 しかも、Microsoft 365 Copilotは呼び出すLLMを個別に契約する必要がないことも強みだ。単一の契約で複数のLLMを使えるので、「あのLLMって契約していたっけ……?」と迷うこともない。

 なお、記事掲載時点で利用できるLLMは、OpenAIの「GPT-5」シリーズが中心で、処理内容によってはClaudeの「Claude Opus」「Claude Sonnet」シリーズも利用できるという状況で、今後も選択肢を拡大する方針だという。


Copilotは複数の言語モデルを使い分けることができる

Officeアプリからもアクセスしやすい

 Microsoft 365 Copilotには、業務で使っている「Word」「Excel」「PowerPoint」「Teams」といったMicrosoft Officeアプリケーションからもアクセスしやすいという強みがある。

 近江岸さんは「(普段使っているアプリからアクセス可能なので)一から勉強する必要がなく、社内活用を広げていきたいという考えにマッチしやすい」とメリットを語る。


普段使いしているMicrosoft Officeとも連携しているため、“入口”で迷うこともない

社内で蓄積したデータを安全に利用できる

 もう1つ、近江岸さんはMicrosoft 365 Copilotの「最も大切で、大きなメリット」として、社内データを活用しやすいことを挙げる。

 先述の通り、Microsoft 365 CopilotではMicrosoft 365で利用している企業/団体のデータを利用できる。その際はアカウントに付与されたアクセス権も考慮しているため、安全性も高い。手近なデータを使って、自分のできる範囲から活用を始めることができることも心強い。


貴重な資源である企業内データを活用できるのが、Microsoft 365 Copilotの強みである

機密情報を維持したまま活用できる

近江岸さんは、Microsoft Copilotと、Microsoft 365 Copilotの違いをさらに明確に示した

提供:レノボ・ジャパン合同会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2026年11月25日

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