「Galaxy Watch9」を1週間使って分かったこと Pixel Watchと比べた使い勝手は?:スマートウォッチ ナビ(2/4 ページ)
Samsungのスマートウォッチ「Galaxy Watch9」が発売された。プロセッサを一新し、最大3000ニトの明るいディスプレイを備える。同じWear OSを採用するPixel Watchと比べながら、日常の使い勝手を約1週間試した。
ディスプレイ:最大3000ニトで直射日光の下でも見やすい
44mmモデルのディスプレイは、約1.47型で480×480ピクセル(327ppi)のSuper AMOLEDだ。ピーク輝度は3000ニトに達する。
実際に使ってみても画面は非常に明るく、直射日光の下でも表示をはっきりと読み取れた。屋外で時刻や通知を確認することが多い人にとって、この明るさは安心材料になるだろう。
常時表示(AOD)もオンにして使ったが、見え方で特に気になる点はなかった。就寝中は、おやすみモードを有効にしておけば画面表示が消えるため、まぶしさに悩まされることもない。
防水・防塵(じん)性能は5ATMとIP68に対応し、米軍規格のMIL-STD-810Hにも準拠する。手洗いや雨程度であれば、気にせず使えるだろう。
操作感:大まかな使い勝手はPixel Watchと同じ
OSがWear OSなので、大まかな使い勝手はPixel Watchと変わらない。アプリはGoogle Playストアから追加できる。Pixel Watchを使った経験があれば、操作に戸惑う場面は少ないはずだ。
ベースはWear OSなので、操作感はPixel Watchに近い。上から下へのスワイプで設定メニュー(左)、下から上へのスワイプでアプリ一覧(中央)、右から左へのスワイプで各種タイル(右)が表示される
音声アシスタントにはGoogleのGeminiを採用し、手首を上げて話しかけるだけで呼び出せる「上げて話す」機能にも対応する。ただし、筆者が試した範囲では反応がいまひとつだった(使い方に問題があった可能性もある)。「OK Google」と呼びかけた方が、反応はよい印象だ。
なお、音声アシスタントはGeminiの他、SamsungのBixbyも選択できる。
通知:アプリごとの表示は便利だが、ジェスチャーとの相性が悪い
Pixel Watchとの違いを大きく感じたのが、通知の表示方法だ。通知は、ホーム画面で左から右へスワイプすると表示される。ただし、1つの画面に複数アプリの通知が並ぶのではなく、アプリごとに画面を切り替えて表示する仕組みになっている。
複数のアプリから通知が届いていてもアプリ単位で整理されるため、どのアプリに何件届いているかを把握しやすい。これはこれで便利だ。
一方で、ジェスチャー操作と組み合わせると不便を感じる場面があった。Galaxy Watch9では、親指と人差し指を2回つまむ「ダブルピンチ」で通知を次へ送れる。ところが、メールの通知を読んでいるときにダブルピンチをすると、次のメールではなく、次のアプリの通知に移ってしまうのだ。
片手がふさがっていて、メールを1件ずつジェスチャーで確認したいような場面では、やや残念なポイントだ。ダブルピンチには「Pixel Watch 5」も対応しているが、それと比べると、Galaxy Watch9ではダブルピンチを活用できる場面が少ない印象を受けた。
関連記事
「Pixel Watch 5」は買いか? “4”からの乗り換えと失敗しないサイズ選びの鉄則
Googleの新型スマートウォッチ「Pixel Watch 5」の両サイズを試用。外観は前モデルと同じだが、SoCやGPS精度、ジェスチャー操作は着実に進化している。誰が買い替えるべきなのか? 5000円差のサイズ選びで後悔しないための基準とともに、実機の検証から分かりやすく解説する。10万円弱のスマートウォッチ「Amazfit Cheetah 2 Ultra」 トレイルを走らない人が“日常使い”して分かったこと
Zepp Healthのスマートウォッチブランド「Amazfit」から、過酷な環境での使用を想定したトレイルランナー向けの最上位モデル「Amazfit Cheetah 2 Ultra」が登場した。大画面の視認性や質感、そして驚異的なバッテリー持ちを軸に実機をレビューする。画面はより明るく、質感も向上したスマートウォッチ「Amazfit Balance 3」は普段使いとしても買いか?
Zepp Healthのスマートウォッチブランド「Amazfit」(アマズフィット)から、日常使いにフォーカスしたフラグシップモデルの最新作「Amazfit Balance 3」が登場した。今回は実機を試し、前モデルからの変更点や実際の使用感を中心にレビューをお届けする。ビジネスシーンにもなじむチタンボディー! 本格ランウォッチ「Amazfit Cheetah 2 Pro」を日常使いしてみた
Zepp Healthのスマートウォッチブランド「Amazfit」から、約3年ぶりの刷新となるランナー向けGPSウォッチ「Amazfit Cheetah 2 Pro」が登場した。チタン合金とサファイアガラスを備えた高級感あるデザインに、デュアルバンド測位やオフラインマップなどの本格的な機能を凝縮した1台をチェックした。実売2万円切りで実働10日間のバッテリー駆動! 「Amazfit Bip Max」は初めてのスマートウォッチに最適か
Zepp Healthの「Amazfit」ブランドから、1万8980円というエントリー価格ながら、2.07型の大型AMOLEDディスプレイやオフラインマップ機能を備えたスクエア型スマートウォッチ「Amazfit Bip Max」が登場した。実機で確認していこう。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.