10万円弱のスマートウォッチ「Amazfit Cheetah 2 Ultra」 トレイルを走らない人が“日常使い”して分かったこと:スマートウォッチ ナビ(1/3 ページ)
Zepp Healthのスマートウォッチブランド「Amazfit」から、過酷な環境での使用を想定したトレイルランナー向けの最上位モデル「Amazfit Cheetah 2 Ultra」が登場した。大画面の視認性や質感、そして驚異的なバッテリー持ちを軸に実機をレビューする。
Zepp Healthが、同社のスマートウォッチブランド「Amazfit」(アマズフィット)から、トレイルランナー向けの「Amazfit Cheetah 2 Ultra」(アマズフィット チーターツー ウルトラ)を発売した。
Cheetah 2シリーズは、無印を置かずにPro(7万4800円)とUltraの2モデル構成だ。上位に当たるUltraは、100マイルレースや複数日にわたるトレイル/山岳縦走など、長時間かつ過酷な環境での使用を想定したモデルとのことだ。
メーカーは、シリーズについて高機能化と価格上昇が同時に進む中で検討しやすい価格帯を目指したと説明しているが、Ultraの9万9800円はAmazfitとしては高価格帯に入る。
実機を試用する機会を得たので、その内容を確認していく。ただし、筆者はトレイルランニングや登山を行わないため、地形図を使ったルートナビゲーションなど、本機の中核となる機能は評価できていない。そこでこの記事では、トレイルを走らない人がこのモデルを選ぶ意味はあるのかという観点から、日常使いでの使い勝手とバッテリー持ちを中心に見ていきたい。
チタンとサファイアガラスを採用
まず外観からチェックしていこう。ボディーにはグレード5チタン合金を、ディスプレイのカバーにはサファイアガラスを採用する。MIL-STD-810Gに基づく落下/衝撃/振動/高温/低温/湿度の6項目をクリアしており、防水性能は5ATMだ。
この素材構成は下位の「Cheetah 2 Pro」と同じだが、MIL規格の認証を取得しているのはUltraだけだ。メーカーの比較表でも、Proの軍事規格認証は「無し」とされている。同じチタンとサファイアガラスの組み合わせでも、通っている試験の水準には差がつけられているわけだ。岩場での接触や転倒、寒冷地での使用まで想定するなら、この違いは効いてくるだろう。
本体サイズは約47.4(直径)×13.3(厚さ)mmで、重量は公称値で約52g(バンド除く)、約59.5g(バンド込み)となっている。
スペック上のサイズは、直径が約48mmのCheetah 2 Proよりも小さくなっているが、実測してみると横幅は48.9mmあった。Cheetah 2 Ultraはデザイン上、若干の段差があり、47.4×13.3mmは最小寸法を取っているようだ。
実際には縦幅が約47.4mm(ラグ部を除く)、横幅が約48.9mmと考えた方がいい。Pro側は実測していないため、実寸同士で比べたわけではないが、数値から受ける印象ほど小さくはない。装着してみるとやはり大きめで、腕の細い人や、シャツの袖に収めて使いたい人は持て余すかもしれない。
一方、重量は約52gで、Proの約45.6gより6.4gほど重い。とはいえチタン採用もあって数値としては軽い部類で、装着しても大きさの割に手首が重くなる感覚はなかった。サイズは選ぶが重さは気にならないというバランスだ。
操作は、タッチスクリーンと左右側面に配置された4つの物理ボタンで行う。
バンド幅は約22mmで、シリコンに加えてナイロンも付属する。用途に応じて付け替えられる上、別途購入すると数千円はかかるものが最初から2本付いてくるため、価格に対する納得感は得やすい。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
ビジネスシーンにもなじむチタンボディー! 本格ランウォッチ「Amazfit Cheetah 2 Pro」を日常使いしてみた
Zepp Healthのスマートウォッチブランド「Amazfit」から、約3年ぶりの刷新となるランナー向けGPSウォッチ「Amazfit Cheetah 2 Pro」が登場した。チタン合金とサファイアガラスを備えた高級感あるデザインに、デュアルバンド測位やオフラインマップなどの本格的な機能を凝縮した1台をチェックした。
「Pixel Watch 5」は買いか? “4”からの乗り換えと失敗しないサイズ選びの鉄則
Googleの新型スマートウォッチ「Pixel Watch 5」の両サイズを試用。外観は前モデルと同じだが、SoCやGPS精度、ジェスチャー操作は着実に進化している。誰が買い替えるべきなのか? 5000円差のサイズ選びで後悔しないための基準とともに、実機の検証から分かりやすく解説する。
画面はより明るく、質感も向上したスマートウォッチ「Amazfit Balance 3」は普段使いとしても買いか?
Zepp Healthのスマートウォッチブランド「Amazfit」(アマズフィット)から、日常使いにフォーカスしたフラグシップモデルの最新作「Amazfit Balance 3」が登場した。今回は実機を試し、前モデルからの変更点や実際の使用感を中心にレビューをお届けする。
実売2万円切りで実働10日間のバッテリー駆動! 「Amazfit Bip Max」は初めてのスマートウォッチに最適か
Zepp Healthの「Amazfit」ブランドから、1万8980円というエントリー価格ながら、2.07型の大型AMOLEDディスプレイやオフラインマップ機能を備えたスクエア型スマートウォッチ「Amazfit Bip Max」が登場した。実機で確認していこう。
2.9万円で買える1週間充電不要な高機能スマートウォッチ「Amazfit Active Max」を試して分かったこと
Amazfitの新作「Active Max」は、658mAhの巨大バッテリーを搭載し1週間以上の駆動を実現。4GBストレージによるオフラインマップ対応や、独自のAI、リアルタイム体調可視化「BioCharge」など、2万円台で機能を“Max”に詰め込んだ。スタミナと実用性を重視するユーザーの決定版といえる一台だ。







