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「Galaxy Watch9」を1週間使って分かったこと Pixel Watchと比べた使い勝手は?:スマートウォッチ ナビ(3/4 ページ)

Samsungのスマートウォッチ「Galaxy Watch9」が発売された。プロセッサを一新し、最大3000ニトの明るいディスプレイを備える。同じWear OSを採用するPixel Watchと比べながら、日常の使い勝手を約1週間試した。

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バッテリー:24時間後の残量は30~40%

 Samsungによると、バッテリー駆動時間はAODオフで最大40時間、AODオンで最大30時間だ。ただし、これは典型的な使用パターンを想定したシナリオで同社が実施した社内試験の結果で、詳しい条件は公表されていない。

 今回はAODを有効にし、睡眠計測と各種通知もオンにした状態で使ったところ、24時間後のバッテリー残量は30~40%だった。GPSを使った2時間のウオーキングでは約20%を消費するため、運動した日の残量は10~20%まで減る。日常的に運動するなら、毎日の充電は欠かせないだろう。

 また、約8時間の睡眠でもバッテリーは約20%減った。寝る前に100%まで充電しておくと、朝には80%になっているイメージだ。起床後ではなく、就寝前に満充電にしておく方が安心できそうだ。

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 充電方式は、WPCベースのワイヤレス充電だ。付属の充電器を使った場合、20%から100%までの充電時間は実測で1時間10分ほどだった。

 睡眠計測を続けるなら、入浴中や朝の身支度の時間など、身に着けていない時間帯に充電する習慣をつくっておくと運用しやすいだろう。


充電には専用のワイヤレス充電器を使う。ケーブルの先端はUSB Type-Cだ

ヘルスケア:睡眠中の変化を知らせる「バイタルサイン」などを追加

 Samsungは、Galaxy Watch9の発表に合わせて新しいヘルスケア機能を導入した。その中心となるのが「バイタルサイン」で、睡眠中に個人の健康指標を継続的にモニタリングし、普段と大きく異なる値が出たときに通知する。

 この他、心血管の健康状態をスコアで示して生活習慣に関する提案を行う「心臓の健康スコア」、運動量や推定される回復状況を基にトレーニングの目安を示す「1日の有酸素運動負荷」、体力を総合的に評価して目標を提案する「フィットネス指数」も加わった。

 危険な騒音レベルを検知して通知する「聴力」機能(リリースでは「聴覚」機能)もある。ただし、こちらを使うには、事前にSamsung Healthアプリの設定でサウンドモニタリングをオンにしておく必要がある。


「バイタルサイン」と「心臓の健康」の画面

「1日の有酸素運動負荷」と「フィットネス指数」の画面

「聴力」機能の画面。1日を通して、どの程度の音にさらされているかを集計する

睡眠時間では深い睡眠やレム睡眠などを計測し、グラフでも表示できる。睡眠スコアに応じて「スリープアニマル」も表示される

 注意したいのは、使い始めるまでに一定量のデータを必要とする機能が多い点だ。バイタルサインには最低7日間の睡眠データ、1日の有酸素運動負荷には最低7日間の活動記録が必要で、後者は精度を高めるために28日間の連続装着が推奨されている。心臓の健康スコアも、初期設定として24時間の連続装着が必要だ。

 さらに、心臓の健康スコアは対応するGalaxyスマートフォンとの組み合わせが条件となっており、Galaxy以外のAndroidスマートフォンでは利用できない。

 フィットネス指数の算出には、体組成と最大酸素摂取量(VO2max)をそれぞれ1回計測したデータに加え、2日分の活動記録と歩数データが必要だ。このうち体組成は、Galaxy Watch9で簡単に測定できる。


身長と体重は別途入力が必要だが、体組成はウォッチで簡単に計測できる。計測時間は15秒ほどだ

 どの指標も個別に見る分には便利で、指標ごとのアドバイスも表示される。ただ、正直なところ、複数の指標をまとめて評価するのは専門知識のない人には難しい。この辺りは、Google HealthのようにAIによる総合的なアドバイスを提示してほしいところだ。

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