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» 2006年11月10日 09時30分 公開

高橋名人も唸らせた表示品質――BenQの24インチワイド液晶「FP241W」でゲームを堪能する (1/2)

多彩な入力端子を備え、AV環境とPC環境を1台でまかなえるBenQの24インチワイド液晶ディスプレイ「FP241W」。今回は国内老舗ゲームメーカーのハドソンを訪れ、FP241と家庭用ゲーム機を接続し、伝説のゲーマー、高橋名人に表示品質をチェックしてもらった。

[PR/ITmedia]
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HDMI+WUXGA対応の24インチワイド液晶が10万円以下!

PC用液晶ディスプレイとしては他社に先駆けてHDMI入力端子を装備したFP241W

 BenQの「FP241W」は、現在もっとも注目を集めている液晶ディスプレイといっても過言ではない。HDMI端子を搭載した1920×1200ドット(WUXGA)表示の24インチワイド液晶ディスプレイが実売価格で10万円を下回るとあって、発表以来ものすごい反響を集めている。年末商戦に向けて、日本向けの出荷台数を確保するため、ベンキュージャパンの担当者が奔走する毎日だという。FP241Wの詳細は以前紹介した通りだが、ゲームプレイの前に、スペックや注目点を簡単におさらいしておこう。

 最大の特徴は、何と言っても多彩な映像入力端子を備えていることだ。ハイビジョン映像をデジタル入力できるHDMI端子に加えて、PC入力用のDVI-DとD-Sub 15ピン、さらにコンポジット、S-Video、コンポーネントといったビデオ入力端子を搭載する(音声入出力と内蔵スピーカーは非搭載)。USBハブ機能もあり、左側面にUSB 2.0ポート×2、上面にはWebカメラ接続用のUSB 1.1ポート×1を持つ。豊富な入力端子を生かすべく、親画面の一部領域に子画面を同時表示できるPIP(ピクチャー・イン・ピクチャー)機能が備わっているのも便利だ。

液晶パネル部の背面に各種端子が配置されている。電源ユニットは内蔵されているので、ACアダプタの接続は不要だ

 液晶パネルが24インチワイドと大画面で、表示解像度が1920×1200ドットと高い点も見逃せない。コンポーネント端子やHDMI端子を通して、フルHD解像度といわれている1080i/1080p(1920×1080ドット)の映像を表示することが可能だ。HDMI端子はデジタルコンテンツの著作権保護技術「HDCP」(High-bandwidth Digital Content Protection system)にも対応しているため、Bru-ray DiscやHD DVDといった次世代光ディスクの映像、BS/CS/地上デジタル放送の映像、次世代ゲーム機の映像などを、大画面かつ高精細にデジタル出力できる。PC接続用のDVI-D端子がHDCPに対応しているのもポイントだ。なお、PC入力もビデオ入力も、映像はWUXGAの全画面にスケーリング(フルスクリーン拡大)される。

基本性能は、輝度が500カンデラ/平方メートル、コントラスト比が1000:1、発色数が約1677万色のフルカラー、視野角が上下/左右とも178度、白黒間の応答速度が16ms、Gray to Gray(中間階調)の応答速度が6msといずれもハイスペック。スタンドは左右45度のスイベルと、前5度/後20度のチルト、高さ調節に加えて、画面を90度回転させた縦位置表示(横1200ドット、縦1920ドット)のピボット機能を持つ

高橋名人、FP241Wでゲームをプレイする

 さて、多目的な液晶ディスプレイとして利用できるFP241Wだが、今回は「ゲーム用ディスプレイ」としての側面に注目した。具体的にはアクション系のゲームを中心に、一般的に言われている「液晶ディスプレイは応答速度が遅いため、ゲームの映像がブレたり、残像感があってプレイしにくい」という点をチェックしてみる。初めに断っておくが、現状のどのような液晶ディスプレイでも、多かれ少なかれ残像は発生してしまう。ただし、残像の発生具合は製品によって異なるため、ゲームのプレイに支障をきたすほどなのか、気にならない程度なのかが、評価の分かれ目になるわけだ。FP241Wの応答速度は、白黒間で16ms、中間階調で6msとかなり速い。映像の描画頻度は中間階調の色が圧倒的に多いので、中間階調が6msと高速な点は有利に働くと予想される。実際にゲームの表示品質はどうなのか、興味深いところだ。

 ゲーム映像の表示に際しては、国内屈指のゲームメーカー、ハドソンに協力をいただいた。ハドソンは1978年からゲームソフトの開発と販売を開始し、代表作には「ロードランナー」や「ボンバーマン」、「桃太郎電鉄」シリーズなどがある。対戦プレイで盛り上がるゲームが多く、大人数で夜を徹してプレイした経験のある人も少なくないはずだ。

 ここでは、FP241WにXbox 360とプレイステーション2を接続し、2007年発売予定の開発中タイトル、Xbox 360用の「FUZION FRENZY 2」(フュージョン フレンジー 2)と、今年12月7日に発売を控えたプレイステーション2用の「桃太郎電鉄16 北海道大移動の巻!」をプレイした。プレイヤーは「16連射」で名を馳せた、あの高橋名人だ。これまで数々のゲームを徹底攻略してきた伝説のゲーマーであり、ゲーム開発者サイドの視点も持ち合わせている名人から、FP241Wの表示品質に関して率直な感想を述べてもらった。


FP241Wでプレイしたハドソンのゲーム新製品

「FUZION FRENZY 2」は、40ものミニゲームを収録したパーティゲームで、1〜4人の対戦プレイが可能。Xbox Live!によるネットワーク対戦にも対応し、ゲームに勝利するとポイントが加算されるランキングシステムも搭載
「桃太郎電鉄16 北海道大移動の巻!」は、大幅なマップ拡張、新駅の追加、嫌らしい「ボンビー族」の登場、各地の名産品から誕生した怪獣など、新しいフィーチャーが盛りだくさんのボードゲーム。老若男女を問わず、誰でも楽しめるパーティゲームの王道だ
製品情報
製品名 FUZION FRENZY 2 桃太郎電鉄16 北海道大移動の巻!
メーカー ハドソン
ジャンル ノンストップ・パーティゲーム・アクション ボードゲーム
発売日 2007年発売予定 2006年12月7日
価格(税込) 7140円
 (C)2006 HUDSON SOFT


 Xbox 360はコンポーネント、プレイステーション2はコンポジットでFP241Wに接続した。主にHDTV品質の映像となるコンポーネント接続のXbox 360をメインに据え、SD映像となるコンポジット接続のプレイステーション2は補助的な位置付けとしている。高橋名人によるプレイの様子とコメントは、以下の写真を参照してほしい。

本気モードでプレイする高橋名人。FP241Wのゲーム画面を見た第一声は「画面が明るくてプレイしやすい」。輝度が低いディスプレイ環境だと、レースゲームのトンネル内で画面が暗くなり、走行コースが見えなくなってしまう、といったエピソードに説得力がある。FP241Wの輝度は500カンデラ/平方メートル、コントラスト比1000:1と、液晶TVに匹敵する明るさを確保している
動きが激しい画面の描写と色調をチェックする高橋名人。「液晶っぽい残像感やボケがない」と好評。背景が不自然な感じで流れていない(ゲームの描写に画面が追いついている)という。色調については、白飛びと黒つぶれがなく、暗部と明部の微妙な階調も描写できている。テストプレイに使っている社内の液晶TVと比較して、FP241Wでは色の雰囲気と立体感があって、グラデーションがきれいに表示されているという。「こんなに細かく(グラフィックが)描き込まれていたのか」というコメントが笑いを誘った
FP241WのPIP機能を使って、親画面にXbox 360、子画面にプレイステーション2を表示。高橋名人には、それぞれのコントローラーを両手に構え、2つのゲームの同時プレイにチャレンジしてもらった。これは半分冗談だが、「片方が桃鉄(桃太郎電鉄16 北海道大移動の巻!)みたいな(静的な)ゲームだったら十分プレイできるのでは?」と高橋名人。FP241WのPIP機能は子画面サイズを調整でき、最大で全画面の4分の1まで大きくなる。実質的には12インチ程度の大きさがあり、これくらいのサイズならコンポジット接続のSD映像もかなり美しく見える

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