デジカメ写真を活用するための液晶ディスプレイを考えるあなたにとってのベストはどれか?(2/2 ページ)

» 2006年11月24日 12時30分 公開
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レタッチを楽しむクリエイティブ派のカメラマンには

 フォトレタッチソフトを使うと、デジカメ写真を自由自在に加工できる。明るさや色を調整する手軽な操作はもちろん、モノクロ写真やセピア調、合成写真、美肌加工など、アイデアしだいでどんな写真も作れる。現在は優れたフォトレタッチソフトが多く、ビギナーでも簡単な操作で凝った加工を楽しめる時代だ。

 レタッチに適した液晶ディスプレイは、高い発色性能が大前提。写真の色合いや階調がきちんと表示されないと、色を扱うことは不可能だ。加えて、レタッチ作業を効率よく快適に行うには、プラスアルファの要素が求められる。

 それらを満たすのは、「FlexScan S2111W」だ。最大のポイントは、21.1インチでWSXGA+(1680×1050)というワイドな大画面であること。フォトレタッチソフトでは、この“ワイドな大画面”が非常に快適なのだ。

フォトレタッチ作業が快適な21.1インチWSXGA+(1680×1050ドット)ワイド大画面を搭載した「FlexScan S2111W」。販売はEIZOダイレクトのみで、価格は8万9250円(税込み)

 多くのフォトレタッチソフトはさまざまなツールパレットを画面に表示するが、ワイド画面ならば、ツールパレットを配置しても素材写真の表示エリアを広く取れる。場合にもよるが、素材写真の表示エリアがだいたい4:3くらいのアスペクト比になるので、画面全体を有効活用して写真を大きく表示できる。また、加工前と加工後の写真を横に並べて比較するときも、写真の表示が大きいので結果を確認しやすい。

FlexScan S2111Wは1680×1050ドットとワイド大画面なので、各種のツールパレットを並べても素材写真を大きく表示できる(左)。撮りだめた素材写真をブラウズするときも、ワイド大画面なら快適だ

 発色性能も優秀だ。VA系の高品位な液晶パネルを採用し、内部10ビットガンマ補正を14ビット精度で行うのがポイント。液晶ディスプレイが全般的に苦手とする暗部の階調を、しっかり表現してくれる。コントラスト比も1000:1と高いため、階調を視認しやすく、写真もレタッチ作品もくっきり引き立つ。スタンドはArcSwing2なので、画面の位置を柔軟に設定できる。

 予算に余裕があるなら、より大画面の24.1インチWUXGA(1920×1200ドット)を持った「FlexScan S2411W」もお勧めだ。

プリントで自分色にこだわるハイアマチュア・カメラマンには

 レタッチとプリントで「自分の色」の表現を目指すこだわり派には、21.1インチWSXGA+の「ColorEdge CE210W」か、24.1インチWUXGAの「ColorEdge CE240W」を強くお勧めしたい。キーワードは“カラーマネジメント”と“ハードウェアキャリブレーション”だ。

ハードウェアキャリブレーション機能を搭載し、常に正しい発色を維持できる21.1インチWSXGA+(1680×1050ドット)の「ColorEdge CE210W」。EIZOダイレクト価格は、別売の専用キャリブレーターとのセットで14万9800円(税込み)

 プリンタ出力を「作品」とする場合、液晶ディスプレイでのレタッチ結果とプリンタ出力の色は一致してほしい。苦労してレタッチした作品を出力して、思うような色が表現されなかったらガッカリだろう。試行錯誤に費やす時間、印刷用紙やインクといったコストもかさみ、せっかくの作品も生きてこない。

 画面と出力の色を一致させることを、カラーマネジメントやカラーマッチングと呼ぶ。最低限必要なのはカラーマネジメント対応アプリケーションで、アドビシステムズの「Photoshop」シリーズや「Photoshop Elements」シリーズが定番だ。

 液晶ディスプレイ側に求められるのは、何と言っても正確な発色である。ColorEdgeシリーズの神髄も、まさにそこだ。ナナオの工場で1台ずつ正確に調整された証明書が同梱されるのも、自信の表れだろう。

 さらに、ColroEdge CEシリーズはハードウェアキャリブレーションという機能を備えている。キャリブレーションとは、キャリブレーター(画面の色を計測するセンサー)を使って画面の色を計測してフィードバックすることにより、画面表示色を調整する機能だ。ColorEdge CEシリーズが対応しているハードウェアキャリブレーションは、液晶ディスプレイの本体内部に収められた色情報を直接メンテナンスするため、常に正しい発色を維持できる。ディスプレイの色が正確であることは、プリンタ、フォトレタッチソフト、スキャナなど、イメージングデバイス同士でカラーマネジメントする際の基本中の基本だ。

 液晶パネルは高品位なVA系で、14ビット精度の内部10ビットガンマ補正を搭載する。階調表現が非常に優れており、微妙な明暗差のグラデーションや、暗部の階調がきっちりと表示される点がすばらしい。

 ColroEdge CEシリーズについては、EIZO製品のダイレクトショップ「EIZOガレリア」で無料セミナーが実施されている。カラーマネジメントの基礎やColroEdge CEシリーズの操作、アプリケーションとプリンタを含めたカラーマネジメントなど、ColroEdge CEシリーズの実力を体験してほしい。

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提供:株式会社 ナナオ
制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2007年3月31日