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» 2006年11月24日 12時30分 公開

あなたにとってのベストはどれか?:デジカメ写真を活用するための液晶ディスプレイを考える (1/2)

デジカメやプリンタが持つ本来の実力を引き出して、デジカメ写真を楽しんだり活用するためには、きちんとしたディスプレイが欠かせない。今回は、ナナオの液晶ディスプレイの中からデジカメ写真の活用に適した製品をピックアップし、活用の具体例を挙げながら製品の特徴を解説していこう。

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デジカメユーザーの皆さん、ディスプレイ環境に無頓着ではないですか?

 デジカメの楽しみ方は、所有、撮影、鑑賞、印刷という4点に集約できると思う。鑑賞と印刷にはいくつかの手段があるのだが、ここではPC環境にしぼって考えてみたい。

 4つの楽しみ方にハードウェアを当てはめてみると、所有と撮影はデジカメ本体、鑑賞はディスプレイ、印刷はプリンタだ。このうち、デジカメとプリンタは画質にこだわって選ばれることが多いものだが、ディスプレイは無頓着になりがちではないだろうか。

 デジカメ写真の画質や写りを細かくチェックするには、とにもかくにもディスプレイに映さなければならない。また、程度に関係なく、何らかのレタッチをするときも、ディスプレイを見ながら作業する。

 このように、デジカメ本体とプリンタ、フォトレタッチソフトやレタッチ技術だけでは、デジカメ写真を楽しんだり、自分の作品を仕上げるための良い環境は得られない。きちんとしたディスプレイを使ってこそ、デジカメやプリンタが持つ本来の実力を引き出せるのだ。

 では、“きちんとしたディスプレイ”とは、どんなディスプレイを指すのだろう。

 写真の表示に関して言えば、シャドウからハイライトまでの階調を美しく表示できて、sRGBの色空間をなるべく正確に再現できることだ。現在のPC用ディスプレイは液晶ディスプレイが大半を占めるが、これらを高いレベルで実現している製品は意外に少ない。特に低価格な製品ほど、暗部の黒つぶれや明部の白とびが大きかったり、色相が微妙に狂っていたり(sRGB色空間の再現性が低い)することが多いのだ。

 こうした液晶ディスプレイでは、写真自体がアンダーなのか液晶ディスプレイがアンダーなのか、または写真のホワイトバランスがズレたのか液晶ディスプレイの発色が悪いのかなど、写真の判断に支障をきたす。せっかく撮った写真もきれいに見えず、明るさ補正といった簡単なレタッチでさえ、ユーザーが意図した通りの結果を出せないのだ。

高い品質・信頼性・安心感のナナオ

 高品質な液晶ディスプレイといえば、やはりナナオのEIZO製品に目を向けたい。もちろん、他社製品にも高品質なモデルは存在するが、EIZO製品の良いところは、豊富なラインアップのほとんどで、一定以上の表示品質レベルを達成していることだ。つまり、表示品質を第一条件としつつ、画面サイズや予算などを考えても、選択肢が非常に多いのである。

 具体的にいうと、内部ガンマ補正を搭載したモデルと、液晶パネルの駆動方式がVA系のモデルが多い点に注目したい。

 内部ガンマ補正とは、PCから出力されるRGB各色8ビットの画面信号を、液晶ディスプレイの内部でいったん10ビット以上に拡張したうえで、再び8ビットに変換して表示する機能だ。これにより、RGBのガンマカーブがきちんと整うため、画面上でも階調が美しく表示される。また、プリセット画面モード(FineContrast機能)としてsRGBモードを持ち、再現性も高い。写真を扱うには、内部ガンマ補正は必須と考えてよい。

 液晶パネルの駆動方式は、ITmedia流液晶ディスプレイ講座:第4回「TN? VA? IPS? ──液晶パネル駆動方式の仕組みと特徴を知ろう」が詳しいが、VA系方式は広い視野角と高いコントラスト比が特徴だ。視野角が広ければ、写真を大勢で鑑賞するときも、みんなできれいに見られる。高いコントラスト比は引き締まった黒とメリハリある表示を提供するだけでなく、階調の表現にも有利に働く。

 そのほか、多彩な画質調整機能や、長年培ってきた技術力と信頼性、映像や写真のプロに愛されてきた品質など、総合力としての安心感がある。これは新興系のベンダーでは真似できないところだ。EIZOの液晶ディスプレイなら、きれいに見えるというだけでもデジカメ写真が一層楽しくなり、レタッチなどのクリエイティブワークもはるかに快適になるだろう。

 続いて、デジカメ写真の活用シーンと、それに最適なEIZO製品の液晶ディスプレイを紹介していこう。基本的にライトな用途から本格的な用途へと進んでいくが、本格的な用途に向いた製品は、ライトな用途にも最適であるのはもちろんだ。

デジカメ写真の鑑賞がメインのライトなカメラマンには

 今さらだが、デジカメの良いところは、フィルム代や現像代を気にせず写真を撮れることだ。撮影した写真はどのようにでも活用できるが、とりあえずはPCで管理している人が多いだろう。WindowsでもMac OSでも、OSの標準機能だけでも、写真のサムネイルを見ながら管理できる。写真を時系列に並べたり、テーマ別に分類するのも簡単だ。

 一歩進んだ環境として、画像管理ソフトやフォトアルバムソフト、インターネットのフォトスペースサービスなどを利用している人も多いと思う。インターネットサービスに関しては、キヤノンやニコンなどのデジカメメーカーだけでなく、mixiといったSNSなど、いろいろなサイトが提供している。

 “閲覧”がメインなら、やはりきれいに見たい。発色性能に劣る液晶ディスプレイでは、せっかく撮った写真の良さが失われてしまう。

 そこでお勧めするのは、「FlexScan S1721-SH」だ。17インチSXGA(1280×1024ドット)のモデルで、VA系の液晶パネル、内部10ビットガンマ補正を搭載している。上下左右178度という広い視野角と、1500:1という高いコントラスト比が特徴だ。写真の表示はとてもきれいで、写真をより美しく楽しめる。

17インチSXGA(1280×1024ドット)で、VA系液晶パネル、内部10ビットガンマ補正を搭載した「FlexScan S1721-SH」。EIZOダイレクト価格は4万9800円(税込み)

 特筆したいのは、17インチSXGAという普及ゾーンにおいて、VA系の液晶パネルと内部ガンマ補正を搭載した製品というのは、非常に貴重な存在であるということだ。設置場所や予算的な面で大画面の液晶ディスプレイが難しい場合でも、FlexScan S1721-SHならクラス最高レベルの表示品質が手に入る。

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