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» 2007年02月07日 00時00分 公開

10年を経て、最新機種「R6」へと脈々と受け継がれたLet's noteの高い志

Let's noteがずっと追い続けてきた基本コンセプトと、ユーザーが求める理想。それはまったく一致するものではないが、ほかの製品には類を見ないほど、非常に近しいことはたしかだ。新モデルに込められた作り手側の思いとは?

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R6 製品紹介

CPU: インテル(R) CoreTM Duo プロセッサー 超低電圧版 U2400(1.06GHz)
オンボードメモリー:512MB/1GB
HDD:60GB/120GB
LCD:10.4型XGA

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 マイクロソフトの新OS「Windows Vista」を標準搭載するとともに、全モデルでCPUにCore Duoを採用したLet's noteの2007年春モデルが発表された。注目は待望のフルモデルチェンジを迎えた「R6」で、Let's note誕生後、ずっと追求されつづけてきたテーマである「軽量」「タフ」に、さらに磨きがかけられている。今回は大々的に行われた2007年春モデル発表会の直後、パナソニックAVCネットワークス社ITプロダクツ事業部企画グループ商品企画チームビジネスモバイルユニットリーダーの井上剛志氏、そして、同事業部テクノロジーセンターハード設計第一チーム主任技師の星野央行氏に話をうかがった。

─―今回の2007年春モデルでは、現在のLet's noteの代表シリーズともいえる「R」がフルモデルチェンジを遂げ、「R6」が登場しました。

井上氏 Let's noteの最初の製品として送り出したのが、この「AL-N1」です。当初から基本的な方向は固まっていたのですが、若干の紆余曲折も経て、2002年に「R1」へと到達しました。Rシリーズとしてはこれが第1世代で、2004年には性能や本体デザインに大きく手を加えた「R3」をリリース、そして、今回の「R6」へとつながってきたことになります。これまで一貫して、“PCを持ち歩くというのは、どういうことか”を考えながら開発を続けてきました。「AL-N1」が登場した当時はまだ、PCをわざわざ外へ持ち出して使うという行為も、いまほどには一般的ではありませんでしたから。

photo 初代“Let's note”の「AL-N1」(左)と現行モデルの礎となった初代“R”「CF-R1」。10年の歴史の中で、最も重要な2機種といえる

─―そういう用途では、むしろ、専用ワープロ機のほうをよく見かける時代だったかもしれませんね。

井上氏 そうですね。当時はまだ、普及度の点ではワープロが優勢だった状況で、PCを持ち歩く人はいわば“先進的”な方ばかりでしたが、われわれとしても将来的には必ず、多くの人にとって欠かせない存在になると考えていました。

─―基本的なコンセプトは同じとはいえ、「R1」の登場はLet's noteという製品自体の流れを大きく変える出来事だったと思います。それ以前のモデルも個人的には好きでしたし、決して原始的だというつもりはないのですが、大げさに言えば、「R1」とそれ以前のモデルの間には、まるでミッシングリンクが存在するかのような違いがあるのもたしかではないかと。

井上氏 もちろん、非常に大きくステップアップしたと言えますね。「AL-N1」以降もトラックボール搭載や、1インチ厚のスリムボディに挑戦した「CF-L1」、ドライブ内蔵の「CF-A44」など、世に問うようなさまざまの取り組み・試みを行い、進化を続けていましたが、おっしゃるとおり、「R1」の登場がLet's noteの歴史にとって「人類の曙」だったと比喩されても決して間違いではないと思います。

パナソニックAVCネットワークス社ITプロダクツ事業部企画グループ商品企画チームビジネスモバイルユニットリーダーの井上剛志氏

─―ここ数年は、毎年の夏モデルでR/T/W/Yのいずれかの機種が全面改良され、モデルナンバーが上がるという慣例でしたが、今回は春モデルでのフルモデルチェンジとなりました。もちろん、Windows Vistaに合わせた意味もあるとは思いますが……。

井上氏 実は基本的には、どの時期に合わせるという点を優先して考えているわけではありません。日常的に技術を蓄積しながら、地道に開発を続けるなかで、新機種が生まれてきたという感じです。幸いなことに、個々の製品が長く受け入れられる傾向にあり、筐体デザインも含めて、ライフサイクルがきわめて長くなっている恩恵もあるでしょうね。新奇な機能を捻り出すというよりは、常にユーザーの要望に応えるべく、裏づけとなる技術面を順に解決していくという製品づくりが実現できています。もちろん、なにかステップアップできる部分はないかと、新たな取り組みも模索しつつ。

ただ、Let's note10周年だったこともあり、“今年度”は特に奮闘したといえるかもしれません。昨年5月に「Y5」を投入したばかりで、さらに今回の「R6」と、ひとつの年度内に大きな発表を2回こなしたわけですから。Vistaに合わせた前倒しでもありますが、むしろ、10周年でがんばったと捉えていただければ(笑)。

星野氏 それに、特に代表製品であるRシリーズに関しては、可能なかぎり早く新モデルを出し続けたいという意識があったかもしれません。「R3」の筐体も長く好評を得てきましたが、これをどう変えるかという段になってから、動作時の76センチ底面方向落下試験クリアという仕様を決めるまでにも紆余曲折ありましたし、実際に目標として定めてからも、技術的なハードルの高さが残りました。その意味では、作り手側としてはこのタイミングでも、「すっかり遅くなってしまった」という印象のほうが強いですね。

パナソニックAVCネットワークス社ITプロダクツ事業部テクノロジーセンターハード設計第一チーム主任技師の星野央行氏

─―“76センチ”というのは、一般的なビジネスデスクの机上に近い高さからの落下を想定したのですか?

星野氏 従来も、カバンに入れたままの状態での落下を想定して、非動作時の30センチ26方向落下試験を実施していました。ただ、さまざまな場所でヒアリングを行うと、「ACケーブルに足を引っ掛けて、机の上から本体を落としてしまうのでなんとかしてほしい」という声がかなり多く、今回の「R6」開発に反映させました。

─―いま初めて「R6」を間近で見せていただきましたが、本体の印刷文字が全体的に見やすくなっていますね?

星野氏 さきほどの発表会では特に触れませんでしたが、全モデルにおいて、キーボード、各インジケータ表示の印刷フォントを変更しています。

井上氏 松下電器産業全体で、ユニバーサルデザインにもとづいた読みやすく、視認性の高い「PUDフォント」(イワタとの共同開発)の導入を進めており、その一環です。ほかの家電製品に関しても、同じPUDフォントでの採用が進められています。

─―筐体の形状では、天板の横方向への凹凸部分がなくなりました。あれは滑り止めとしても役に立っていたかもしれませんが?

星野氏 滑り止めとしても有効だったのですが、もともとは強度補強の面で必要性がありました。今回の筐体は「R3」のように側面から見た際に極端な楔形ではなく、本体前部と後部の高さの差が少なくなっています。これはLEDバックライトへの変更で、インバータが不要になったおかげなのですが、同時に天板への強度補強も従来ほどは気を使わなくてすむんです。デザイン担当部門から「可能なかぎりシンプルにしたい」という意向もあり、機能面でもそうした問題点がクリアできたので、シンプルなデザインへと帰結しています。

─―「Y5」で新たに搭載され、「R6」へと継承された機能、つまり、「キーボード全面防滴」や「ミニポートリプリケータ接続用端子」は目立った変化でしたが、今回「R6」のフルモデルチェンジで取り組んだ「タフ性能の向上」、そして「さらなる軽量化」に関しては、いわば目に見えない部分ともいえます。しかし、第1世代である「R1」の960グラムを初めて下回り(マイレッツ倶楽部の特別軽量モデルなどは別として)、しかも、30グラムも押し下げたことは、かなり重要だと感じています。

星野氏 実は社内ではより厳しい要求もあったのですが、最終的には“四捨五入すると1キロではなく900グラムへと倒れる”という目標で落ち着きました。もちろん、前述のような堅牢性を確保したうえでです。実現にあたっては、0.2ミリの薄型ガラスの採用による液晶の軽量化など、さまざまな部分で工夫を重ねていますが、実はバッテリーの本数も減らしました。つまり、容量も少し落ちてしまうわけですが、ただ、やみくもに削ったわけではありません。LEDバックライトの採用など、各所で省電力化を図ることでカバーし、「なんとか8時間という数字だけは守ろう」というテーマがクリア可能なことを確認したうえで、踏み切りました。

─―最後になりますが、Windows Vistaの標準搭載で、製品構成の面で変更が必要だった点などはありますでしょうか?

星野氏 リカバリー周りが少し変わっていますね。いちおう、ハードディスクリカバリの形態はとっているのですが、Vistaのほうでリカバリー環境が提供されるので、少し作業の流れが変わってきます。それにともない、ドライブレスのRやTにも初めてリカバリーディスクを標準添付しました。Vistaのリカバリーに問題があるわけではないですが、“不測の事態”にも備える必要がありますから。



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提供:松下ネットワークマーケティング株式会社
制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2007年3月6日