ビジネスにも高解像度ワイド液晶の恩恵を――「FlexScan S2431W/S2031W」(3/3 ページ)

» 2007年06月13日 10時00分 公開
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一歩進んだ活用が可能なScreenManager Pro for LCD

 従来のFlexScanシリーズと同様、OSD関連の設定は付属ソフトの「ScreenManager Pro for LCD」からも行える。PCと本体をUSBで接続して、付属のCD-ROMからソフトをインストールするだけで、ディスプレイの各種設定をマウスやキーボードで手軽に操作できるため、ぜひ活用してほしい。

 ScreenManager Pro for LCDでは、画質モードの変更や各調整項目の設定に加えて、アクティブなアプリケーションに合わせて画質モードを自動的に変更する「Auto FineContrast」、動画表示ウィンドウだけを高輝度化する「WindowMovieモード」(Windows Vistaは非対応)、電源のオン/オフ時間を8つまで設定できるタイマー機能、本体の設定ボタンに対してキーボードのホットキーを割り当てる機能などが利用可能だ。

設定ソフトのScreenManager Pro for LCDは健在。Auto FineContrastでは、アプリケーションと画質モードの関連付けが行える(写真=左)。タイマー機能を使えば、設定した時刻にディスプレイの電源を自動で切り替えられる(写真=中央)。Windows Vistaには対応しないが、Windows XP/2000では動画表示ウィンドウだけを高輝度化するWindowMovieモードが利用可能だ(写真=右)

ビジネス用途はもちろん、個人用途にもおすすめの高解像度ワイドモデル

 Windows Vistaの登場とともに、高解像度ワイド液晶ディスプレイのニーズは高まりつつあるが、ビジネス用OSの主流がWindows Vistaに切り替わるのはもう少し先の話だろう。しかし、以上のように高解像度なワイド画面による作業効率の向上はWindows XPでもWindows 2000でも変わらない。保証期間は5年と長いので、いまのうちに乗り換えておけば、近い将来Windows Vistaに移行しても快適に使えるはずだ。

 単に高解像度でワイド画面の製品ならいくつもあるが、S2431WとS2031WはVA方式の液晶パネルを採用しているので、価格の安いTN方式の液晶パネルを用いた製品と比較して、縦位置表示でも視野角が広く、色再現性もよい。画質に加えて、機能や設置性も高い水準に仕上がっており、さまざまなビジネスシーンを快適にするポテンシャルを秘めている。

 この夏、オフィスで使うディスプレイの買い替えを予定している場合は、ノートPCに接続して使うケースも含めて、S2431WとS2031Wの導入を積極的に検討してみてはいかがだろうか。問題はどちらを選ぶかだが、DTPやCADなどの用途でA4見開き実寸表示が可能な高解像度に魅力を感じるならS2431W、設置性と導入コストを重視するならS2031Wが有力だろう。

 最後に、S2431WとS2031Wはラインアップの位置付けがビジネス向けとされているが、個人用途にも十分おすすめできる。静止画と動画の高い表示品質、アスペクト比拡大とドットバイドット表示が可能なスケーリング機能、柔軟な調整項目など、従来のFlexScanシリーズが積み重ねてきた特徴を受け継いでいるからだ。

 個人向けのモデルとしては、多彩なAV入力を持ったFlexScan HD2451Wが注目の的だが、AV入力なしのスタンダードな高解像度ワイドモデルが欲しい場合は、S2431WとS2031Wが有力な候補になるだろう。

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提供:株式会社 ナナオ
制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2008年3月31日