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» 2007年10月30日 09時30分 公開

広色域パネルと高機能スタンドを採用した22インチワイド液晶ディスプレイ──「FlexScan S2231W-E」 (2/4)

[PR/ITmedia]
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 スタンドには「EZ-UPスタンド」を採用した。チルト(上25度)、スイベル(左右172度)、昇降(165ミリ)、画面の90度回転と、可動範囲が非常に広いスタンドだ。本体の奥行きが279.9〜296.4ミリと若干長いが、高さ調節の幅が広いのは使いやすい。PCの画面を縦位置表示にするソフトウェアは付属しないが、インテルのチップセット内蔵グラフィックス用ドライバやAMD(旧ATI Technologies)のRadeonシリーズ用ドライバ「Catalyst」、NVIDIAのGeForceシリーズ用ドライバ「ForceWare」など最近のディスプレイドライバは縦位置表示機能を標準搭載しているので問題ないだろう。

「EZ-UPスタンド」は液晶パネルの高さを最大165ミリ、向きを上方向に最大25度まで調節できるので、ユーザーの体格や使用環境に最も適した位置・角度に画面を調整できる

画面の90度回転機能もサポートしているので、用途に合わせて画面を横位置/縦位置に変更できる

 縦位置表示が便利なシーンは、Webや文書、ポートレート写真の表示などだ。特にWebや文書の表示では、あらゆる人が恩恵を受けられるだろう。EZ-UPスタンドはスムーズに縦/横に90度回転できるので、一度使うと手放せなくなる。

視野角が水平/垂直ともに178度と広いVA系液晶パネルの良さは、縦位置表示の際にも効いてくる。VA系よりも視野角性能が低く、上下方向(縦位置表示にした場合は左右方向)の色度変化が大きいTN系の液晶パネルを採用した製品に対する大きなアドバンテージだ

画面の調整機能や使い勝手を高める機能も豊富

 前面下部のボタン類はプッシュ式だ。左から順に、スピーカーボリュームのダウン/アップ、入力系統切り替え、画質モード、Enter、左、下、上、右、電源と並ぶ。OSDはEnterボタンで呼び出し、上、下、左、右の各ボタンで項目や設定を選び、再びEnterボタンで決定する。従来からのOSDメニューと操作性を踏襲しているので、ナナオの液晶ディスプレイに触れたことがあれば、迷わずに使えるはずだ。

 ボタンの左側には環境光の明るさを検知するセンサーが設けられ、周囲の明るさに応じて画面の輝度を自動調節する「BrightRegulator機能」も搭載している。BrightRegulatorはデフォルトでは無効になっており、OSDで有効にする。

液晶パネルの下部には、左から順に、音量減、音量増、入力系統切り替え、画質モード、Enter、左、下、上、右、電源の10個のボタンが並ぶ。音量減ボタンの左側にあるのは環境光を検知するBrightRegulatorセンサー

 画質モードの「FineContrast」には、「Text」、「Picture」、「Movie」、「sRGB」(sRGB対応は色温度とガンマで、色域はサポートしていない)、「Custom」が用意されている。また、付属ソフトウェアの「ScreenManagerPro for LCD」を使って、起動アプリケーションごとに割り当てた画面モードを自動的に切り替えるAuto FineContrast機能も備えている。

 画質の調整項目は、ブライトネス(輝度)、コントラスト、色温度(14段階:4000K〜10000Kまで500K単位、および9300K)、ガンマ値(1.8/2.0/2.2)、色の濃さ、色合い、RGB各色のゲイン調整だ。輝度調整の変化幅が大きく、かなり暗くできるのは重要なポイントだろう。調整項目は画質モードで異なる。すべての調整項目が使えるのはCustomモードで、例えばsRGBモードだとブライトネスのみ変更できる。PC上のScreenManagerPro for LCDからでも、各調整項目のパラメータを変更可能だ。

 画質モードや調整項目の設定は、入力系統で個別に記憶される。スペックに表れにくい部分だが、使い勝手を大きく左右するところだ。もちろん、入力系統ごとに記憶されたほうが便利なのは言うまでもない。また、WSXGA+未満の映像信号が入力された場合は、フルスクリーン拡大、アスペクト比を固定した拡大、ドットバイドット表示の3通りのスケーリングが選べる。こちらも、高解像度なワイド液晶ディスプレイでは必須の機能だ。

OSDのメニュー構成は従来通り(写真=左)。画面の拡大モード(スケーリング)は、フルスクリーン、拡大(アスペクト比を固定した拡大)、ノーマル(ドットバイドット表示)が選べる(写真=中央)。輝度の自動調整機能であるBrightRegulatorはOSDからオン/オフする(写真=右)

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