“上質な実用性”を目指す、Let'snoteプレミアムエディションSSD採用の最軽量モデルも登場(1/2 ページ)

「Let'snote」の2008年夏モデルで最も注目したいのが「W7プレミアム」、SSD搭載も可能な「R7プレミアム」、そして「ワイヤレスWAN対応W7」と、多彩な顔ぶれがそろった「マイレッツ倶楽部」限定モデルだ。

» 2008年05月19日 10時00分 公開
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 世の景気に関係なく、高額商品の売れ行きは悪くないという。購入金額がかかっても、上質を選びたいという心理だろうか。それにつれて“ラグジュアリー”という言葉も、よく見聞きするようになってきた。“贅沢”“豪華”という意味をもつ言葉だが、最近では“ニュー・ラグジュアリー”なるマーケティング用語も派生していて、そちらは“少し無理をすれば”手に入れられる、あるいは廉価版のラグジュアリーラインアップ、ワンランク上のスタンダードラインアップなどを指すようだ。

 “プレミアム”という言葉も似たような雰囲気を感じさせるが、意味は少し違っていて、“上質”あるいは“付加価値”とでもいうことになる。クルマの世界では“プレミアム”も“ラグジュアリー”もよく使われるが、“プレミアムラグジュアリー”という表現もあるそうで、ちょっとややこしい。

W7に待望のプレミアムエディションが登場

 パナソニックの「Let'snote」の2008年夏モデルが4月24日に発表された。R7/T7/W7ではHDDの容量が80Gバイトから120Gバイト(Web限定ハイスペックモデルは160Gバイトから250Gバイト)へと増え、T7/W7ではバッテリー駆動時間が1時間伸びて約11時間(標準バッテリー)もの長時間駆動が可能となっている。また、Y7ではCPUがCore 2 Duo L7700(動作クロック1.8GHz)からCore 2 Duo L7800(動作クロック2.0GHz)と強化された。

 Let'snoteは2007年春モデルの「R6」から、すでに“第3世代”に突入している。第1世代の「R1」は本体の軽さと長時間バッテリー駆動という、相反する2つのスペックを両立させ、「R3」以降の第2世代では加圧振動や落下に対する「堅牢性能」を強化していった。そして第3世代では、「軽量」「長時間駆動」「堅牢性能」「高性能」「セキュリティ」といういずれもノートPCの開発においてトレードオフの関係にある要素をどれも犠牲にすることなく、全体のレベルアップを推し進めている。

 2008年夏モデルも第3世代の路線を踏襲して、その性能を向上させたわけだが、Let'snoteダイレクト販売Webサイト「マイレッツ倶楽部」で販売される3つのオリジナルモデルで、Let'snoteはさらなる挑戦を行っている。

 2007年冬モデルでは、Let'snoteにおける究極の姿として、R7をベースにCPUとHDDを最大限までパワーアップするとともに、天板はもちろんのこと、キーボード面、底面までジェットブラックでカラーリングした「プレミアムエディション」がマイレッツ倶楽部で限定販売された。

 この「プレミアムエディション」は、まさしく先に述べたような“プレミアム”として意図されており、そのスペックは“ラグジュアリー”という言葉に置き換えることができないほどに充実している。もちろん、ジェットブラックのボディは美しいが、贅沢な見栄えを周囲に自慢するためのものでも、豪華さで満足感を得るためのものでもなく、あくまでも実用面での上質を追求し、使う場面で役に立つ付加価値を加えた「プレミアムエディション」なのだ。

 2008年夏モデルでは多くのユーザーからの要望に応えて、「W7プレミアムエディション」が登場した。ハイエンドスペック構成と同じ、容量320GバイトのHDD、および、Intel Turbo Memory(HDDのキャッシュとして動作し、アプリケーションの起動時間などを高速化する)を搭載する。SSD搭載のカスタマイズオプションは用意されていないが、内蔵ドライブを含めたオールインワンモバイルという「W7」の製品コンセプトを考慮すれば必要ない。

軽量小型の2スピンドルノートとして人気の「W7」にも待望のジェットブラックモデルが登場した
“ブラック”への思い入れは外見だけでない。内蔵ドライブの内側も見事に統一されている(筐体と一体になったパネルを使っているからではあるが)

正面には電源スイッチにヘッドフォンとマイクの端子、ワイヤレスLANのオン/オフ、内蔵ドライブの開閉スイッチがある
背面はバッテリーパックのロックだけとシンプル。常時持ち運びするノートPCだけに、アクセスが面倒な背面にはインタフェースを設けていない

左側面には電源コネクタにアナログRGB、拡張コネクタにPCカードスロット(TypeII準拠)、SDメモリーカードスロットが用意されている
左側面にはUSB 2.0が3つと有線LAN、FAXモデムのコネクタを搭載する

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