Special
» 2008年07月01日 10時00分 公開

古いけれど新しい!?:オンキヨーの「MuFi」でリリース前の最新曲を手に入れる (1/2)

ラジオに流れるお気に入りのアーティスト情報や、リリース前の新曲だけを検索していち早く聴いてみたい。そんな願いをかなえてくれるのが、ラジオとインターネットを組み合わせたまったく新しいラジオ情報検索サービス「MuFi」(ミューフィー)だ。

[PR/ITmedia]
PR

古くて新しいメディア?――「ラジオ」の利点

 現在の社会は情報にあふれている。かつて最も情報の速いメディアだった新聞は、その速報性をTVにゆずり、さらにインターネットの普及によって多くの人が即時性の高い双方向メディアを手に入れることになった。だが、インターネットによってすべてが置き換えられているわけではない。メディアの多様化と、その特徴や守備範囲の重なり合いは、ほかのメディアに対するアドバンテージを強く打ち出すことによる生き残りをかけた差別化を加速させたとも言える。

 そんな中、放送媒体としては80年以上の歴史を持つ最古のメディアがラジオだ。ラジオは音声のみという、フォーマットだけを見ればテレビのサブセット的なメディアであるにも関わらず、いまだに熱心なリスナーを多く抱えている。その理由はいくつか考えられる。

 1つは受信機が安価であり、コンパクトであること。ラジカセやミニコンポなどに代表されるように音楽プレーヤーに組み込みやすいというメリットもある。また、消費電力が少なくて済むなど、携帯性に強い利点を持つ。

 音声のみの放送ということも、裏を返せば利点でもある。映像を見なければ情報が分かりづらいTV放送の場合はどうしても視覚をある程度占有されてしまい、「ながら見」による作業効率や注意力の低下は無視できない。しかし、ラジオの場合は音声だけであるため、車の運転中、料理や仕事、勉強などをしながらの聴取が可能だ。

 さらに伝統的にラジオは「とんがった番組」が多く、未発売の新曲やブレイク寸前の曲、海外の人気曲をいち早く紹介するなど、本当の意味での最先端情報が流れている。非常に狭い範囲のリスナーを対象にしたニッチな番組や、TVでは言えないような本音をしゃべっているパーソナリティも少なくない(その結果、失言事件に発展する場合すらあるが)。

 良くも悪くもTVは視聴者が多く、影響力が大きいため、ラジオに比べると保守的になる傾向がある。もちろん、ブレイクしそこなう情報もあるわけだが、最新トレンドに敏感な人、つまり、自分で見極めができる人にとって、ラジオは今でも非常に有効な情報源となっている。

 その一方でラジオには欠点もある。映像がないために臨場感に欠ける、という点はいかんともしがたいが、TVの映像にはそれ以外にも情報が含まれている。つまり、録画した映像を早送り再生する場合や、どこかのタイミングで切り取った静止画であっても、テロップや映像によってその番組が何なのであるかを判断することができる。一方、ラジオの場合は大量の音声情報から目当ての情報を探し出すのは難しい。“リアルな時間”を必要とするか、あるいは耳で聴き取れる再生速度が限度だ。音声は常に「尺」を必要とするメディアなのだ。

 そこで登場したのがオンキヨーの新サービス「MuFi(ミューフィー)」だ。MuFiはラジオ放送を24時間1週間分を録音し続け、タイムシフト聴取を実現する。一方、MuFiサーバからは録音済みの目当ての番組に簡単にアクセスできるよう、番組情報のほか、FM放送の楽曲情報が送信される。MuFiを利用すれば意識することなく、リリース前の楽曲も次々に蓄積されていくという仕組みだ。ただし電波で放送された番組を録音するので、ラジオ番組を受信できるエリアに限られる。(番組そのもののコンテンツはIPでは配信されていない) 2008年6月現在、対応ラジオ局は関東10局、近畿10局に限られているが、順次地域、放送局は拡大される予定だ。

MuFiはラジオとインターネットを組み合わせた新しいサービス(画面=左)。MuFiのアプリケーション、サービスとも無料だ(画面=中央)。対応ラジオ局は現在20局だが、拡大される予定。対応状況は公式サイトで確認できる(画面=右)

「MuFi」を始めるのに必要なものは?

 それでは、MuFiの導入から実際の活用方法を順に見ていくことにしよう。

 MuFiの導入にあたって必要な機器は、インターネットに接続されたWindows Vistaマシンとラジオ、それだけだ。MuFi対応ラジオチューナであればPCから番組切り替えができるが、最初は手元にあるラジオを使うといいだろう。ラジカセでもカード型のラジオでも、ヘッドフォン端子や音声出力端子が付いているものであれば、PCの音声入力端子に接続して利用できる。

 MuFiは音声入力端子から録音を行う。まずはラジオの音声出力端子あるいはヘッドフォン端子と、PCのライン入力端子やマイク入力端子を接続し、ラジオの音声がPCに取り込めるようにする。これらの入力端子からの音声はスピーカーから出力されないようにミュートされていることもあるので、コントロールパネルからサウンドを選び、スピーカーから聞こえるように設定しておく。正常に聞えることが確認できたらミュートにして、ラジオ放送がそのままスピーカーに流れないようにしておく。

ケーブルTV事業者の中にはFM放送を周波数変換して送信しているところもある。これを利用すると非常にクリアな音声が楽しめる。画面は足立ケーブルTV(画面=左)。同軸用のコネクタがないラジオの場合はケーブルTVの同軸ケーブルに整合器を取り付けて変換する。整合器は400〜600円程度だ(画面=中央)。コントロールパネルから設定を変更してマイク入力端子やライン入力端子から正常に入力されていることを確認する。確認できたらミュートしておく(画面=右)

 ラジオの音声をPCに取り込む準備ができたらMuFiダウンロードページからMuFiアプリケーションをダウンロードし、インストールを行う。インストーラではほとんど設定する項目がないので迷うことはないはずだ。

MuFiアプリケーションは無料でダウンロードできる(画面=左)。インストーラはウィザード形式。次へを押してインストールを行う(画面=中央)。使用許諾契約書に同意して次へをクリック(画面=右)

ユーザ名・所属はそのままでOK(画面=左)。インストールをクリックしてインストール開始(画面=中央)。インストールが完了。プログラムの起動にチェックが入っていることを確認して完了をクリック(画面=右)

 インストールを完了してプログラムを起動すると「MuFi初期設定ウィザード」が立ち上がる。ここでは音声入出力の設定、聴取・録音するラジオ局を指定する。用意したのがMuFi対応チューナの場合は、MuFiアプリケーションから選局が可能であるため、周波数も正しく設定されている必要があるが、非対応チューナ(一般的なラジオ)の場合は選局はラジオ本体で行うので、ケーブルTVの周波数変換放送やUSEN440のラジオチャンネルを利用する。

音声入出力や聴取局などの初期設定は、ウィザードにそって決定していく。視聴するラジオ局は2つまで選択

続いて録音するラジオ局を選択(画面=左)。時刻合わせを行うかどうか。ほかのアプリケーションやOSで時刻合わせを行っている場合はチェックを外す(画面=中央)。これはOS標準の時刻合わせ機能。システムトレイの時計の上で右クリック、日付と時刻の調整で表示される。デフォルトの「time.windows.com」は同期に失敗することがあるので、日本国内であれば「ntp.jst.mfeed.ad.jp」を利用するほうがよい(画面=右)

MuFiのインタフェースはサイドバーガジェットとして提供される(画面=左)。設定完了(画面=中央)。設定が完了するとサービスが開始される(画面=右)

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.


提供:オンキヨー株式会社
企画:アイティメディア営業本部/制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2008年7月31日