C@T-oneの簡便な操作感は、セットアップ手順にまで貫かれている。次はセットアップの流れを見ていこう。
マウス側の準備はまさに手間いらずだ。本体に単三形乾電池2本をセットし、付属のUSBレシーバーをPCに装着するだけで、自動的にセットアップが行われ、すぐにワイヤレスマウスとして使えるようになる。今回はエプソンダイレクトの13.3型ワイド液晶搭載ノートPC「Endeavor NA801」との接続を試したが、USBポートにUSBレシーバーを装着してほんの数秒でマウスが利用可能になった。OSはWindows 2000/XP/Vistaと、Mac OS X 10.3.9以降をサポートしており、白いシンプルな外観はデザイン性が高いMacとのマッチングも良好だ。
汎用のリモコン製品で面倒なのは各機器に対応するリモコンコードを設定する作業だが、C@T-oneであればこれも手軽に行える。付属のCD-ROMをPCにセットし、ユーティリティソフトの「C@T-one Setup Tool」をインストールすれば、後は画面の案内に従って、機器の種類、メーカー名、そしてID番号を順に試していくだけで済む。PCにソフトをインストールしたくない場合では、添付のマニュアルを見ながら、本体のボタンを特定の順序で押していくことでリモコンコードを設定できる。
なお、上の動画ではナナオの地上デジタル放送対応テレビと組み合わせて使う場合のセットアップ手順を紹介しているが、実際の製品ではナナオの地上デジタル放送対応テレビのリモコンコードが設定済みの状態で出荷されている。そのため、「FORIS.TV SCxxXD2」や「FORIS.HD DTxxZD1」で使う際には、セットアップが不要だ。
PCの操作に欠かせないマウスと、テレビの操作に欠かせないリモコンを合体したうえで、洗練されたドーナツ型のコンパクトボディに凝縮したC@T-oneは、まさに“一粒で二度おいしい”新感覚の入力デバイスに仕上がっている。
リビングや書斎、キッチンなど、PCとテレビを同時に使う空間にC@T-oneを1つ追加するだけで、ながら視聴時にマウスとリモコンを何度も持ち替えたり、テレビのリモコンが手元に見あたらず部屋中を探し回ったりといった煩わしさから解放されるだろう。
C@T-oneは、同社直販サイトのEIZOダイレクトに加えて、直営店のEIZOガレリアや、FORISシリーズを扱っている一部のパートナーショップでも販売中なので、ぜひ1度その新鮮な操作感を味わってみてほしい。実際に試してみると、ながら視聴が予想以上に快適になることが体感できるはずだ。
C@T-oneの主な仕様 | ||
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マウス | インタフェース | 電波方式 RF2.4GHz |
読み取り方式 | 光学センサ | |
分解能 | 1000dpi | |
ボタン/ホイール | 3ボタン/1ホイール | |
交信範囲 | 半径約10メートル | |
対応OS | Windows 2000/XP/Vista、Mac OS X 10.3.9以降 | |
リモコン | インタフェース | 赤外線送信 |
ボタン | 9ボタン | |
交信範囲 | 正面約7メートル | |
本体サイズ | 83(直径)×32.9(高さ)ミリ(突起部除く) | |
重量 | 約120グラム(乾電池含む) | |
電池持続時間 | 約3カ月(新品アルカリ乾電池使用時) | |
レシーバー | インタフェース | USB 2.0 |
本体サイズ | 18(幅)×47.2(奥行き)×9.4(高さ)ミリ | |
重量 | 約6グラム | |
付属品 | 単三形アルカリ乾電池×2、マニュアル、CD-ROMなど | |
保証期間 | 購入日より1年間 | |
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提供:株式会社ナナオ
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2009年3月31日