日本市場に最適化した新生ビジネスノートとは?――デル「Latitude E」シリーズの魅力に迫るユーザーの“欲しい”を実現(1/2 ページ)

デルのビジネスノートブックPC「Latitude」がフルモデルチェンジを果たした。新たに登場した「Latitude E」シリーズはユーザーニーズを徹底調査し、携帯性、デザイン、拡張性、耐久性、セキュリティ、TCO削減、環境への配慮など、法人向けPCに求められる要素を大幅に強化している。新生Latitudeはこれまでと何が違うのか、その魅力に迫った。

» 2008年10月14日 10時00分 公開
[PR/ITmedia]
PR

内も外もフルモデルチェンジしたLatitude Eシリーズ

デル クライアントソリューションマーケティング本部 ラティテュード ブランド マネージャーの中塚三貴氏。手にしたノートブックPCはシリーズ最軽量モデル「Latitude E4200」だ

 デルの法人向けモバイルPCは1994年に初めて市場投入され、14年間で全世界に向けて約5300万台もの製品を販売してきた実績がある。2008年9月上旬より国内販売を開始したビジネス向けノートブックPC「Latitude E」シリーズは、45ナノプロセスルールで製造される新型のCore 2 Duoを全モデルに使用するとともに、ボディの設計をイチから見直し、大幅な改良を加えたものだ。デルが蓄積してきたクライアントPC開発のノウハウを凝縮した集大成ともいうべき製品群に仕上がっている。

 6年ぶりのフルモデルチェンジとなったLatitude Eシリーズについて、デル クライアントソリューションマーケティング本部 ラティテュード ブランド マネージャーの中塚三貴氏は、「日本の幅広いお客様に心から満足していただけるようなノートブックPCをようやく発売できた。これまでとは一線を画す“新しいデルの象徴”といえる製品なので期待してほしい」と自信を見せた。

 その自信の源には、Latitude Eシリーズが日本市場のニーズを積極的に採り入れて開発された経緯がある。例えば、日本のモバイルノートブックPC市場では薄さや軽さが非常に重視され、重量1キロを切る製品が人気だが、米国では3ポンド(約1.36キロ)が超軽量モバイルPCの目安となっており、1キロ(約2.2ポンド)といわれてもピンと来ないことが多い。これまでは、こうした米国と日本のノートブックPCに対する価値観の違いが、少なからず製品展開に影響してきた。そこで、今回は日本法人から米国本社の開発陣に日本で主流の薄型軽量モバイルノートブックPCを実際に送り、「1キロを切る重量こそ最軽量モデルの条件」と訴えたという。

日本ユーザーの視点で作られたデル史上最軽量ノート

 こうした努力が実を結び、デル史上最軽量のノートブックPCとなる「Latitude E4200」が誕生した。E4200はLatitude Eシリーズの目玉となる機種だ。1280×800ドット表示のLEDバックライト付き12.1型ワイド液晶ディスプレイを装備し、本体の厚さは19.2〜26.8ミリ、重量は約4〜5時間駆動できる4セルバッテリー装着時で997グラムと、国内メーカーの薄型軽量モバイルノートブックPCに比肩する携帯性を持つ。「日本からのオファーで初めて実現できた製品で、国内B5ノートブックPC市場でも成功できる仕上がり」と中塚氏は胸を張る。

 もちろん、単に薄さや軽さだけでは特殊な日本のモバイルノートブックPC市場を勝ち抜くことは難しいだろう。しかし、E4200は周辺機器やデザイン、耐久性に至るまで研究されている。1時間で80%の急速充電が可能なACアダプタは、本体に合わせてポケットに収まる薄型軽量タイプを新開発したほか、マグネシウム合金製シャーシと金属製ヒンジ、それにヘアライン加工の天板をあしらい、剛性とデザイン性を両立した。また、デザイン感度が高いユーザーに向けて、マイカブラッシュドメタル、レガッタブルー、リーガルレッドの3色の本体色を選べるようにしたのも新しい。

黒を基調にヒンジとバッテリーのシルバーが映えるLatitude E4200。この基本的なデザインはシリーズ全体で共通化されている。天板のヘアライン加工が高級感を演出している

ポケットなどにも収まりやすい薄型軽量のACアダプタも新開発

 満員電車などでの移動が多い日本では、モバイルノートブックPCに高い堅牢性を求める傾向にあるが、こちらについても対応済みだ。「米国本社の方針もあり、細かいテスト結果の数値などは公表していないが、2万回のディスプレイ開閉テストや1点加圧試験、ねじれ試験などを長時間かけて実施している」とのことで、実際にE4200を手に持ってみても薄型ながらボディがしなるようなことはなく、細部までカッチリと作り込まれているのが分かる。確かに、これなら目の肥えた日本のモバイルPCユーザーでも満足できるのではないだろうか。

 なお、Latitude Eシリーズのモバイル向け製品「ウルトラポータブル」のラインアップには、CPUに超低電圧版のCore 2 Duoを搭載したE4200だけでなく、通常電圧版のCore 2 Duoを備えた13.3型ワイド液晶搭載の「E4300」も用意されている。E4200より一回り大きな光学ドライブ内蔵のボディながら、重量は約1.5キロに抑えており、より高パフォーマンスのノートブックPCを持ち歩きたいニーズにも応えた形だ。

E4200の上位に位置するモバイルノートブックPC「Latitude E4300」は、1280×800ドット表示のLEDバックライト付き13.3型ワイド液晶ディスプレイを備え、光学ドライブを内蔵する。シックなデザインはE4200と共通だ

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.


提供:デル株式会社
企画:アイティメディア営業本部/制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2008年11月13日