日本市場に最適化した新生ビジネスノートとは?――デル「Latitude E」シリーズの魅力に迫るユーザーの“欲しい”を実現(2/2 ページ)

» 2008年10月14日 10時00分 公開
[PR/ITmedia]
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多様化するニーズをもれなくカバーする製品展開

 Latitude Eシリーズがこだわったのは何もモバイルノートブックPCだけではない。製品ラインアップには、主力の「メインストリーム」モデルとして「E6400」と「E6500」、コストパフォーマンスに注力した「エッセンシャル」モデルとして「E5400」と「E5500」を用意しており、豊富なBTOメニューも加えて、多様化するユーザーニーズを全方位的にカバーする布陣だ。

 いずれも14.1型/15.4型ワイド液晶を装備したA4ノートブックPCだが、E6400とE6500はウルトラポータブルの2機種と同様、マグネシウム合金製シャーシと金属製ヒンジ、ヘアライン加工の天板を採用し、社内で移動しやすいように重量も削減した。両機種ともに、9セルバッテリーと本体底面に装着する「バッテリスライス」オプションを組み合わせることで、最長約19時間という驚きのスタミナを発揮する。高解像度の映像と音声を1本のケーブルで伝送できるDisplayPort出力を装備するほか、BTOオプションが豊富な点も見逃せない。

14.1型ワイド液晶搭載の「Latitude E6400」はフットプリントが小さく可搬性も高い(写真=左)。シリーズ中最もハイスペックな構成が可能な15.4型ワイド液晶の「Latitude E6500」(写真=右)

 一方のE5400とE5500はオプション類こそ限られるが、TypeIIのPCカードスロットやシリアルポートなどレガシーな環境に標準で対応でき、導入コストを低くできるのがポイントになる。E6400やE6500と同様、高速なストレージ接続インタフェースとして利便性が高いeSATAポート共用のUSB 2.0ポートや、電源オフ時でも接続した機器に電源を供給できるUSB 2.0ポートを設けるなど、使い勝手の向上にも余念がない。

 セキュリティ機能に関しては、BIOSパスワードや指紋認証センサ、TPM 1.2準拠のセキュリティチップを提供。E6400とE6500は他者からの不正なアクセスを防ぐ非接触型のスマートリーダーも追加できるなど、ビジネスPCとしての信頼性も高い。新機能としては、電力管理、接続設定、セキュリティ管理を一元化できるソフト「Dell ControlPoint」を搭載し、より細かな省電力設定にも対応した。

14.1型ワイド液晶を備えた「Latitude E5400」はシリーズ中最安値のエントリーモデル(写真=左)。E5400の上位に位置する「Latitude E5500」は15.4型ワイド液晶を採用している(写真=右)

 ビジネスPCに必須のサポート面も充実している。消耗が早いバッテリーパックを本体の標準保証期間と同じ3年のうち1回に限り交換できるサービスをはじめ、HDDデータ復旧サービス、HDDデータ破壊サービス(証明書付き)も提供する。また、GPSで紛失したノートブックPCの所在を追跡し、遠隔操作でデータを消去するといったサービスにも近日対応する予定だ。

底面に装着するタイプのバッテリスライスを増設すれば、E6400の場合で最長約19時間ものバッテリー駆動が可能(写真=左)。DisplayPort対応の液晶ディスプレイやドッキングステーションなど、Latitude Eシリーズが共通して使えるオプション類も豊富だ(写真=右)

Latitude Eシリーズでトータルコストに配慮したビジネスノート選びを

 まさに生まれ変わったといえるLatitude Eシリーズだが、昨今は企業内でのIT投資が伸び悩んでいるという傾向も見られ、クライアントPCの製品選択はとにかくコスト重視になりがちだ。Latitude Eシリーズはデル製品らしく、コストパフォーマンスも良好なのだが、市場にはより安価なPCが多数存在することは否めない。

 こうした状況下でLatitude Eシリーズを導入するメリットについてだが、中塚氏は「単に廉価なPCは初期投資を抑えられても、企業に求められるTCO(総保有コスト)削減という観点ではおすすめできない。Latitudeシリーズは長期的なロードマップに基づいて製品を提供しているので、本体や周辺機器の補充などの供給が長いスパンで見ても安定している」と語る。

 例えば、クライアントPCの移行期間は通常1カ月程度だが、Latitudeでは通常1〜3カ月、DシリーズからEシリーズの移行となる今回は、A4サイズの機種で6カ月(ウルトラポータブルは3カ月)と長く設定しているので、新機種の検討や検証を余裕を持って行えるという。また、ACアダプタやドッキングステーションといった周辺機器がシリーズ内の機種で互換性があるため、社内で流用するのも容易だ。加えて、ワールドワイドで製品を販売しているデルでは、海外でも国内同様のサポートが受けられる利点もある。

 全世界共通のプラットフォーム展開だから実現できるコストやサービス面での優位性に加えて、安心して長く使い続けられる「安定供給性」こそがLatitude Eシリーズの強みというわけだ。

 実際、導入コストの低いPCをその都度買い足すような管理方法では、購入後一定期間が経過してからPCに不具合が生じた場合、サポートやメンテナンス、オプションの入手性、代替機の手配などに問題が出てくることも少なくない。Latitude Eシリーズを一括導入すれば、本体や周辺機器の追加購入、メンテナンスやサポートの面も含めて、スマートな管理が行える。ひいてはそれが、ユーザーのビジネスを促進することにも通じるはずだ。

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提供:デル株式会社
企画:アイティメディア営業本部/制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2008年11月13日