薄く軽く安価、“性能不満なし”──さて、「Endeavor NA501E」の何に不満があるのですか?1000台限定で“バッテリーもう1つ”、急ごう(2/2 ページ)

» 2009年12月15日 10時00分 公開
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ビジネスユースには必要十分なパフォーマンス

ベンチマークテスト NA501E
PCMark05 PC Mark 3157
CPU 2956
Memory 2396
Graphics 1412
HDD 4771
3DMark06
(1366×768ドット)
3DMarks 785
SM2.0 249
HDR/SM3.0 306
CPU Score 1290
FINAL FANTASY XI
Official Benchmark 3
Low 2636
High 1766

 NA501EはチップセットにIntel GS45 Expressを採用し、CPUにCULV版のCore 2 Duo SU9400(1.4GHz)かCeleron 743(1.3GHz)を選択できる。価格はCeleron 743を搭載する基本構成仕様で6万4890円からとなっている。CPUのほか、メインメモリ(最大4Gバイト、SO-DIMMスロットを2本搭載)やHDD容量(5400rpmの160Gバイトから7200rpmの500Gバイト)、プリインストールOS(32ビット版Windows 7 Professional/Windows 7 Home Premium/7 Professionalのダウングレード権を適用したWindows XP Professional)などの構成でカスタマイズオーダーできる。

 今回の評価機は、CPUにCore 2 Duo SU9400、メインメモリは2Gバイト(1GバイトDDR2 SDRAM×2)、HDDは7200rpmの250GバイトSerial ATAドライブを選択し、OSは32ビット版Windows 7 Home Premiumとした。より快適、かつより長期に渡って使用する理由で、少し高機能ながらも10万円以下に抑えてある。この構成の価格は9万3240円(税込み)だ。

 パフォーマンステストの結果を見ると、チップセット搭載グラフィックスであるためにグラフィックス系のスコアはやや低めだが、このほかのスコアはそこそこ優秀だ。Windows エクスペリエンスインデックスにおいてはCPUやメモリが4点台、HDDの転送速度は(7200rpm対応のHDDを選択したため)かなり高い5.9となっている。3Dゲームの利用、あるいは総合的にフルHDクラスの映像の再生や編集といった用途にはさすがに厳しいものの、本機においてはこれらエンターテインメント系用途の性能は必要ないだろう。もっとも、利用用途の中心となるWebやメール、オフィスアプリケーションの利用でほぼ困ることはない。これは下位のCeleron 743を選択しても同様と思われる。

photophoto パフォーマンステストの結果をNetbook参考PC「Na02mini-V」と比較(左)。Endeavor NA501EのWindowsエクスペリエンスインデックス(Windows 7版)の結果
photophotophoto 本体底面の手前側に2.5インチHDDベイとバッテリーを実装する。排熱口は底面にあるので、本体の側面からの温風で不快さを感じにくい(なお、CULV版CPUの採用などによりそもそも発熱量は少ない。長時間利用してもキーボードやパームレスト部の温度は、ほぼ無視できるほどしか上昇しない)。
メモリスロットはキーボードを外すと表れる。200ピンSO-DIMMスロットを2本備え、PC2-6400 DDR2 SDRAMを2枚実装できる(デュアルチャネル動作とする場合は、同容量のモジュールを2枚1組で使用する)
photophotophoto CPU-Zの表示結果
photophoto デバイスマネージャーの表示結果。評価機はシーゲイト製の250GバイトHDD「Momentus 7200.4/ST9250410AS」、無線LANチップはIEEE802.11b/g準拠の「Atheros AR2427」を実装していた

※製品を分解/改造すると、メーカー保証は受けられなくなります。内部で使用されている部品などは編集部が試用した製品のものであり、すべての個体にあてはまるものではありません

バッテリー駆動時間は少し短め──小型ACアダプタやキャンペーンを有効に活用したい

photo 薄く軽いリチウムポリマーバッテリーを採用する。台数限定の、バッテリーが“もう1つもらえる”キャンペーンはぜひ有効活用してほしい。ちなみにACアダプタもかなり小さく軽いので、これを持ち歩いてもそれほど苦痛ではない

 Endeavor NA501Eのバッテリーは3セル(11.1ボルト/2800mAh)のリチウムポリマー型で、カタログ公称値は約3.2時間となる。「BBench 1.01」(海人氏作/IEEE802.11gの無線LAN、60秒間隔でのWeb巡回×10サイト、10秒間隔でのキーストロークを行う設定で実施)で計測した結果、標準の省電力モード時で2時間42分駆動した。

 バッテリー駆動時間については、CULVノートPCとしては残念ながら少し短く、大容量バッテリーといったオプションも用意されない。これは一般的なリチウムイオンバッテリーより薄型化(より自由な形状にできる)に貢献するリチウムポリマーバッテリーを採用したためで、薄型・軽量ボディを得るためのトレードオフと考えたい。普段はオフィスの自席でPCを利用するユーザーが、一時的に会議室に持ち出して利用するシーンを想定するなら十分な駆動時間といえよう。

 それでも少し短い、外出先で長時間使いたいので──。そう考えるユーザーもいるだろう。そういう人は、バッテリーが“もう1つ”もらえる「NA501Eダブルバッテリー!キャンペーン」をぜひとも有効に活用してほしい。そもそも薄く、軽量な本機のバッテリーをもう1つバッグに入れても、バッグの総重量や使い勝手にほとんど影響は及ぼさない。キャンペーンは2009年12月中旬の受注受付開始後、1000台限定だ。

 ちなみにACアダプタもかなり小型で、同様にバッグへの影響は少ない。Netbookの「Na02mini-V」と同じ19ボルト/2.1アンペア出力の小型ACアダプタが付属し、サイズは約33(幅)×83(奥行き)×20(高さ)ミリ、重量はプラグケーブル込みで約234グラムだ。PCを外出先で多用するユーザーはACアダプタも持ち歩くと安心と言え、出張時にACアダプタを持ち出す場合も、大きな負担なくバッグへ収納できる。

オフィスで使いこなすための、軽量快適ノートPC

photo

 最近は、NetbookやPCデータ通信環境の普及・整備・低価格化により、気軽にPCをモバイル環境で利用する垣根が低くなっている。ただ、不況の影響でPCを買い替える導入コストを躊躇する企業も多く、“まだ使えるから”などという理由で古いPCを使わざるを得ないビジネスユーザーは多数存在するだろう。

 CULVノートPCは、この重要な“導入コスト”に大きなメリットがある。中でもEndeavor NA501Eは、ノングレアパネルやバッグへの可搬性も考慮したボディサイズ、プリインストールOSにWindows XPも選択可能であること、予算に応じて注文できるBTOメニューがあること、そして手厚い保証プログラムなど、国内メーカーならではの“日本のビジネスユーザー”にうれしいと思える特徴を多数備えている。

 このことは、企業の購買担当者はもちろん、業務用として個人で導入するビジネスコンシューマー層にもぴったりマッチすることだろう。そろそろ業務用PCを買い替えたい──そう思っているユーザー全般に購入候補として考えてもらいたい1台だ。

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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2009年12月21日