23型フルHD液晶「FlexScan EV2334W-T」でゲーム映像に“Power”を注入せよ!「モダン・ウォーフェア2」と「Demon's Souls」で徹底チェック(2/3 ページ)

» 2010年02月08日 00時00分 公開
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「コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア2」の激戦に耐えられるか!?

「コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア2」(PS3版)。開発元は米Infinity Ward、日本での発売元はスクウェア・エニックスだ

 1本めのゲームソフトは、2009年12月に発売されて話題の「コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア2」(CoDMW2)を試した。いわずと知れたFPS(First Person Shooting:主観視点のシューティング)の代表的なタイトルである「コール オブ デューティ」シリーズの最新作だ。2007年に発売された旧作「コール オブ デューティ4 モダン・ウォーフェア」(CoD4)は、全世界で1400万本が販売され、FPSで最高の販売数を達成したことは記憶に新しい。

 CoDMW2はそのCoD4から5年後となる2016年の世界を描く。プレイヤーは世界中から精鋭が集められた特殊部隊「タスクフォース141」の新人隊員となり、国際的なテロリストのマカロフを相手に、世界各地の戦場でさまざまなミッションを遂行するというストーリーだ。1人で楽しむシングルプレイや、オンラインでの協力/対戦プレイなど、多彩なゲームモードが用意されている。

 さて、CoDMW2のように本格的なFPSでは、ゲーム内の視点を高速に移動させながら、標的を正確に狙って次々と射撃する必要があり、画面に表示される映像は瞬時に切り替わっていく。そのため、ディスプレイには、映像の精細さ、残像感(動画ボケ)の少なさ、コントローラの入力内容が画面に映されるまでの反応速度の速さが強く求められる。このように、FPSは液晶ディスプレイにとって表示が非常に難しいゲームジャンルの1つなので、あえて選択したというわけだ。

EV2334W-TのGameモードならば、世界各地で激しい戦闘を繰り広げるCoDMW2をバッチリ表示できる

 それを踏まえて、EV2334W-TでCoDMW2をプレイしてみたが、予想以上に快調だった。EV2334W-Tは用途別の画質モード「FineContrast」を搭載しており、HDMI接続では初期設定からゲームプレイに適した「Game」モードに設定されている(DVI-D/D-Sub接続時の初期設定は「Custom」モード)。Gameモードでは、解像感強調機能であるPower Resolutionの強度が2にセットされ、ガンマカーブもゲーム向けのPower Gammaが自動的に有効となる仕組みだ。

 このGameモードはCoDMW2との相性が実によく、各種設定を細かく変更する必要はなかった。強めのPower ResolutionとPower Gammaの連携によって、ホコリっぽい市街地から平原の草木、薄暗い建物内、乾いた砂漠、一面銀世界の雪山など、描き込まれたグラフィックスが細部まで生き生きと映し出され、ゲーム自体の優れた演出効果もあり、まるで戦争映画の世界へ引きずり込まれたかのような錯覚すら覚える。23型ワイド画面(表示面積は509.8×286.7ミリ)でのフルHD表示は、大型テレビより緻密(ちみつ)で、ドットの粗さをまるで感じない。

 さらにPower Resolutionのおかげで、画面内のアイコンやテキストがシャープで見やすくなり、少し離れた場所に隠れている敵の様子や、遠方にいて豆粒のように小さな敵もクッキリ表示できるようになるため、操作の正確さに磨きがかかる印象だ。もちろん、コントローラの操作と画面表示のタイムラグを感じることはない。

 応答速度を改善するオーバードライブは2段階(オフ、普通、強)に設定できるが、CoDMW2ではやはり「強」が最適で、FPSで問題になりがちな映像の残像感も気にならないレベルに抑えられた。残像がまったくないわけではないが、敵味方が入り乱れた混戦時でも、密集した木々や建物の間を動き回る大勢のキャラクターがきちんと描き分けられており、プレイに支障はきたさない。このレベルならば、不満も出ないだろう。

Power Resolutionがオフの設定。自然で落ち着いた表示だが、こうしたゲーム映像では少しおとなしすぎる感もある
Power Resolutionが「1」の設定。オフの場合と比較して、解像感がアップし、細部がより明確になった

Power Resolutionが「2」の設定(Gameモードの初期設定)。「1」の設定よりさらに立体感が出て、各オブジェクトが分かりやすい表示になった。FPSではこれくらい強調された画調のほうがプレイしやすい
Power Resolutionが「3」の設定。もともとHD解像度で描かれているCoDMW2では、輪郭のエッジが強調されすぎて、不自然さが出てきた。やはり左の「2」設定くらいがちょうどいい強度といえる

Power Gammaをオンにした状態。コントラスト感が高まり、コッテリした表示になっているが、明暗部の階調はきちんと残している
Power Gammaをオフにしたガンマ2.2の状態。暗部から明部まで滑らかな階調が描けるが、左に比べてしまうと物足りない


 EV2334W-Tは、非常に厳しいディスプレイ性能を要求するFPSタイトルでも問題なく利用できる実力があり、パワフルかつ視認性のよい表示で操作が行えるため、ゲーム体験の密度がより濃いものになる。シングルプレイでの効果も抜群だが、オンラインでの協力/対戦プレイではライバルたちに表示環境で差を付けることができるため、EV2334W-Tの価値はより高まるハズだ。

「コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア2」
対応機種 プレイステーション 3/Xbox 360
ジャンル ファーストパーソン・シューティング
発売日 2009年12月10日
価格(税込) 7980円
プレイ人数 1〜4人(オンライン対戦時 2〜18人)
CERO D(17歳以上対象)
開発元 Infinity Ward
発売元 スクウェア・エニックス
「EV2334W-T」のEIZOチャンネルおすすめ設定
FineContrastモード Game
Power Resolution 2
Power Gamma オン
オーバードライブ

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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2010年3月31日