なぜデスクトップPCなのか──「Endeavor MR6700」は“(きっと)3倍速い”からさCore i7+8GBメモリ+RAID 0でニンマリ(2/3 ページ)

» 2010年05月19日 10時00分 公開
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スタンダードデスクトップだから実現できる高いパフォーマンス

photo Intel H55 Expressチップセットを搭載するマザーボード。メモリスロットは4基で、PCI Express x16、PCI Express x4×1、PCI×2、Serial ATA×6などを実装する

 今回の評価機は、ハイビジョンクラスの映像編集や動画エンコードなど、いわゆる“重い”作業も快適にこなすための「自分専用の自宅マシン」を想定し、クアッドコアで8スレッドの同時処理が行えるCPUとしてはお買い得感があるCore i7-860(定格2.8GHz/最大3.46 GHz)、8Gバイトのメインメモリ、1TバイトのRAID 0キット(500GバイトHDD×2)、Radeon HD 4650搭載グラフィックスカード、DVDスーパーマルチドライブとする構成とし、OSにはWindows 7 Professinaol 64ビット版をチョイスした。

 ストレージについては、自宅用として大容量のマルチメディアデータを扱うためにデスクトップPCを選択するユーザーも多いであろうため、パフォーマンスと大容量を両立しつつ、価格もそこそこリーズナブルなRAID 0キットにした。ちなみに、ストレージにはインテル製SSD「X25-M」も選択できる。80Gバイト版がプラス2万5250円、160Gバイト版がプラス4万4100円だ。

 では、そのパフォーマンスはどうだろうか。Windows エクスペリエンスインデックスはプロセッサとメモリが満点の7.5、ストレージが5.9、もっとも低いサブスコアでもグラフィックスの5.0となった。グラフィックスカードはエントリークラスのRadeon HD 4650だが、それでもゲーム用グラフィックスのスコアは6.4だ。64ビットOS上では、WOW64(Windows On Windows 64)エミュレータ上で動作する32ビットアプリケーションのPCMark05でも、CPUが10174、HDDが9043と高いスコアを示した。パフォーマンスの高さは容易に想像がつくことだろう。

photophotophoto 今回の評価機に実装するCore i7-860とCPUクーラー、計8Gバイトのメインメモリ(PC3-10600)、1TバイトのRAID 0キット(500GバイトHDD×2)、eSATAインタフェースポート(内蔵Serial ATAを1つ使用)、Radeon HD 4650搭載グラフィックスカード
ベンチマークテスト   Endeavor MR6700(評価機)
PCMark05 CPU 10174
Memory 11080
Graphics 6887
HDD 9043
3DMark06
1280×1024ドット
3DMarks 4553
SM2.0 1468
HDR/SM3.0 1805
CPU Score 5125
FINAL FANTASY XI
Official Benchmark 3
Low 7063
High 10213
Windowエクスペリエンスインデックス プロセッサ 7.5
メモリ 7.5
グラフィックス 5.0
ゲーム用グラフィックス 6.4
プライマリハードディスク 5.9
photo Windowsエクスペリエンスインデックスの結果

 そして、個人用PCにおいては高い頻度で使用するであろう動画再生の能力も、極めて高い。

 フルHD(1920×1080ドット)解像度のMPEG-4 H.264/AVC(以下、H.264)、WMV HD、DivXの各種動画データを、Windows Media Player 12でセカンドディスプレイへフルスクリーン再生してみたところ、もっともCPU使用率が高かったWMV HDですら最大で10%程度、GPUアクセラレーションが有効となるH.264においてはほぼ0%だった。より重い傾向があるとされるFlash Playerでのストリーミング動画再生(フルHDのYouTube動画)においても、平均10%以下ですんなりこなせる。

photophotophoto 左からフルHDののMPEG-2 PS、H.264、WMV HDを再生した時のCPU使用率(グラフは推移がわかりやすいよう全体表示にしてある)。動画再生程度では、もはやCPU使用率はほとんど上昇しないことが分かる

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