CPUやOSは最新仕様、でもPCI+RS-232Cを標準搭載──悩む企業ユーザーのために生まれた「Endeavor AT980E」知っていましたか?「XPプリインストール」はそろそろ終了(3/3 ページ)

» 2010年09月17日 10時00分 公開
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ハイレベルな基本性能、4年前のPC比で最大約2倍

 スリムボディにインテルの新世代CPUを搭載したAT980Eのパフォーマンスはどうか。今回はCore i3-530、メモリ2Gバイト(2Gバイト×1)、250GバイトHDD、DVDスーパーマルチドライブ、32ビットWindows 7 Professionalで構成した評価機で検証しよう。

 PCの耐用年数は約4年ということで、一部のテストで約4年前の主力CPUだったCore 2 Duo E6400と、Intel G45 Expressチップセット+メモリ2Gバイトで構成した自作PCも参考として用意した。機材調達の都合上チップセットやHDDなどは比較的新しいものだが、それでもどのくらい差があるかの参考にはなるだろう。

 まずは「PCMark05」で比較する。これは、PCでの日常的な操作、OS起動やアプリケーション起動、ファイルの圧縮/解凍、Webページ表示などをシミュレートする内容のテストだ。CPUスコアで約146%、総合スコア(PCMark)で約145%も比較PCより高い結果となった。もう1つの「PCMark Vantage」はハイビジョンクラスの動画を扱うことを前提に、PCで行うさまざまな処理をシミュレートする内容のテスト。こちらも比較PCより、総合スコア(PCMark)で約153%ほど高速という結果だった。なお、比較PCに搭載したHDDは便宜上、最新の製品を用いたため、実際に4年前のPCと比べた場合にはもっと大きな差がつくと思われる。

photophoto Endeavor AT980Eの評価機(Core i3-530)と4年前のPCと想定した比較マシンでパフォーマンスを比較

 このほか、DirectX 9.0c対応のベンチマークテストである「3DMark06」は総合スコアで約191%、DirectX 8.1世代のゲームをベースにした「FINAL FANTASY XI Official Benchmark 3」(HIGH)でも約144%高いスコアとなった。もっとも、AT980Eはゲームを主目的とするようなPCではないが、Windows 7のユーザーインタフェース“Windows Aero”は描画にDirect X/Direct 3Dを利用する仕組みであり、ビジネス業務でもDirect X/Direct 3Dを利用する場面がないとはいえない。普段の作業をサクサク実行するうえで、3D描画性能も含めたPCの総合パフォーマンスが高いことはそれだけ業務の効率化にもつながるといえる。

photophoto Endeavor AT980Eはゲームを目的にするPCではないが、ゲーム向けベンチマークテストでも4年前のPCとは基本性能がかなり違うことが伺える
photo 映像エンコードは、比較PCの半分以下の時間で処理できる

 最後に「TMPGEnc 4.0 Xpress」を利用した動画エンコードテストは、比較PCの半分以下の時間で処理を終え、約2.2倍も高速だった。今回の評価機は、BTOメニューの下から2番目となるCore i3-530を搭載するベーシックな仕様だが、これだけ差が付く。さらに高いパフォーマンスを望むなら、Core i5-680(3.60GHz/Intel Turbo Boost Technology有効時は最大3.86GHz)などのCPUを選ぶとよいだろう。昨今はビジネスシーンでも、プレゼンテーション用や説明資料用などとしてデジタルカメラやデジタルビデオカメラで撮影したハイビジョン動画を用い、ちょっとしたエンコード作業が必要になる場合は珍しいことではなくなっている。このような性能向上は、やはりビジネスPCとそれを利用するユーザーにとって心強いものである。

 そして、興味深いのがAT980Eの消費電力の性能。これは、環境への取り組みが欠かせない現代の企業にとってはより重要になってくる要素だ。今回は、アイドル時、Webブラウズ中のFlashムービー再生時、CPUパワーがピークに達するエンコード時、それぞれの状況でシステム全体の消費電力をワットチェッカーで計測した。


photo 消費電力も少ない。オフィス向けとして10台・100台単位で考えると、かなり大きな差が出てくると思われる

 アイドル時の消費電力はわずか30.7ワットだった。比較PCの半分しか電力を消費しないという驚くべき結果となった。Webブラウズ時は約70%、エンコード時は約82%と高負荷になるほど差は縮まるものの、パフォーマンスははるかにAT980Eのほうが高いことを考えると、いかに効率がよいか分かるだろう。比較PCのCore 2 Duoも4年前の当時としては革命的な電力効率を実現した──とされていたが、それだけCPUを含めた各コンポーネントの電力管理機能が進化しているということだ。まとまった台数を導入したり、長時間稼働させることが前提のビジネスPCなら、CO2排出量の削減、電気代減少によるコスト削減、ともに大きな効果があるだろう。

 騒音のテストは室温26度、暗騒音30デシベルの環境で、本体正面から20センチの距離で測定した。結果は、アイドル時・低負荷時で35デシベル、高負荷時も37デシベルと静粛だった。空調設備や電子機器が稼働するオフィスの執務室内において、その動作音を意識することはほとんどない。

ビジネスニーズを満たす「ビジネス向けWindows 7搭載PC」

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 想像してほしい。社員が普段使う業務用クライアントPCが「遅い」とどうなるか。PCを買い換えるのはいいが、これまでの周辺機器はきちんと動くのか。その資産はムダにならないか──。AT980Eなら「安心」だ。Windows 7への対応、PCパフォーマンスの大幅改善と業務の高効率化、手厚いクライアント単位でのサポートメニュー、従来の周辺機器がそのまま使えること、環境への配慮と省電力性能、そして初期・ランニングコスト。企業、特に中堅・中小企業のユーザーがPCのリプレースで感じる疑問や不安をそつなく解消できる。

 AT980Eの基本構成例は5万9850円から。今回の評価機は、業務をより快適にするためのWindows 7 ProfessionalやCore i3-530、2Gバイトのメインメモリ(PC3-10600対応DDR3 SDRAM×1)、250GバイトのHDD、DVDスーパーマルチドライブ、1ポートのシリアルポート増設(PCIカード/プラス2100円)のメニューを選択しつつ、今までのものを有効活用することを想定し、キーボードとマウス、ディスプレイは省略。そして「購入後も安心して使う」ための5年間訪問修理と3年間の安心プラス保障を追加した構成で、送料込み10万8780円だ(18.5型ワイドの液晶ディスプレイ「LD18W41S」もプラス1万4490円で追加できる)。保障メニューについては、PCメンテナンスを含めた今後のランニングコストを圧縮でき、企業にとってより安心できると思われるので、購入時に追加しておくことを勧めたい。

 2010年現在、Windows 7搭載PCへのリプレースを計画している企業の購買担当者は何をすればいいか。答えは簡単。エプソンダイレクトのような「業務クライアントPCの納入に実績があり、その企業は何が必要かを理解している」PCメーカーに相談し、自社のニーズにマッチする製品を選べばよいだけである。

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提供:エプソンダイレクト株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2010年9月30日