“高速・小型・高耐久”なA4モノクロLEDプリンタがビジネスを加速!――OKI「COREFIDO B431dnB」モニターリポート病院、学習塾、デザイン事務所での活用例を紹介(3/4 ページ)

» 2011年08月22日 10時00分 公開
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(3)デザイン事務所での導入例 クリエイティブディレクター 大井さんのリポート

―― B431dnBを職場のどこに設置されましたか? また、設置された印象はいかがですか?

ホームオフィスのワイヤーラックに設置した例

大井さん 横浜のホームオフィス(自宅作業場)内の、従来使用してきたA3ノビ対応インクジェットプリンタの棚の隣に、新たにワイヤーラックを並べ、その上に設置しました。仕事ではこの2台のプリンタを併用しています。

 B431dnBは、最近のA4インクジェットプリンタや普及タイプのレーザープリンタの中にあって、相対的に一見、小さくは感じません。しかし、機能を考えながら見ていくと、A4用紙がフラットに収納できる用紙カセットを採用し、高速印刷と自動両面印刷にも対応していながら、天地は薄く、左右幅は必要最小限、奥行きはほとんどの書棚に載るコンパクトで合理的なサイズであることが分かります。

 「世界最薄クラス」と薄さが強調されていますが、むしろB431dnBで強調したいのは、その奥行き(393ミリ)です。背面に余裕さえあれば、奥行き40センチ程度の棚にも設置できます。これはCOREFIDOシリーズで共通のボディデザインを採用したA4カラーLEDプリンタ(C530dnの場合で奥行き504ミリ)に対しても有利で、SOHOにとって大きなメリット、購入動機になると考えます。

 また、OKIの「MICROLINE」シリーズを知っている身には、MICROLINEと同様なほぼスクエアなボディデザインは、信頼性があり、かつA3対応機に比べてふたまわりは小振りなので、特にコンパクトに感じます。

 カラーについては「なぜ、OKIが急に黒いプリンタ?」と思いましたが、従来のビジネス向けPC関連製品が総じて採用してきたアイボリー系に対して、B431dnBのマットブラックは“COOL”で精密感があり、個人的には非常に好きです。洗練されたオフィスに置いても存在感が示せますし、ボディデザインだけでも「欲しい」と思わせる力があります。

 この奥行きが短くほぼスクエアな形状と、マットブラックのボディカラーは、グッドデザイン賞の「Gマーク」を獲得しているA4カラー機(C530dn/C510dn)よりも、「私的」には“Good Design”、つまりは“Best Design”であると思います。

―― B431dnBを何人で、どのようなデータを印刷するのにお使いですか?

大井さん パンフレットやホームページなど、セールスプロモーション全般のデザイン制作の業務をしていますが、ホームオフィスでデザインデータを作成し、横浜市内や東京都内のクライアントに出向いて、通常業務を進めています。

 今までのインクジェットプリンタはほとんどの出力がデザインデータで、自分(デザイナー兼ディレクター)とデザイナー(協力スタッフ)の2名で使用していました。また、写真、デザインデータ、年賀状、はがき、名刺などカラー品質や専用紙が求められる印刷、B4/A3サイズやCD/DVDレーベル印刷にもインクジェットプリンタが有用です。

 デザインデータ以外では、見積書/請求書など相手先に提出する帳票類の出力が必要ですが、黒文字がにじむインクジェット特有の印刷品質に不満があり、普段は外出先のプリンタ(オフィス複合機)で出力して対応していました。

 しかし、B431dnBではきれいな黒文字印刷が可能で、今まであきらめていた帳票類や資料などの出力にも対応できるため、アシスタントが使用する機会も増え、3名で使っています。具体的には、見積書/請求書、契約書/覚書、概要書/仕様書などの普通紙印刷、顧客等のデータベース(リスト)、提案書などモノクロ原稿によるページの多い書類の印刷、ページ数が多い書類の両面印刷(用紙節約の場合)、極力印刷コストを抑えたい印刷(原稿レイアウトの確認や、クーポン/入場証など)に使っています。

 なお、インクジェットプリンタはデザイン案カンプなど上限5部程度の印刷、B431dnBでは配付用10部以上の印刷を使い分けとして考えています。

―― B431dnBの印刷品質はいかがですか?

大井さん 仕事でDTPに携わるようになって、あっという間に20年近くたちますが、オフィスで最初に使ったモノクロプリンタがOKIの「MICROLINE 803」でした。当時(導入に確か100万円以上かかり高価でしたが)は、その印字品質の高さに驚くと同時に「道具」として非常に満足度、信頼度が高かったことを鮮明に覚えています。

 B431dnBのプリント結果を見て、当時のMICROLINE 803を使ったときの印象と非常に近いと感じました。モノクロにおける印刷品質にはまったく不満がないばかりか、外出先で使用するオフィス複合機の印刷品質と比べても、トナーの黒色の純度が高く(濃度が濃く)、同等以上の印刷結果に感じます。

 また、B431dnBでは1200×1200dpiの高解像度も選択できるので、いろいろな印刷へ応用していきたいです。具体的には、ハーフトーン調整ユーティリティを活用し、モノクロ写真印刷がキレイにできれば、モノクロ調のA4/三つ折りパンフレットなども自主制作できるのではないかと考えています。表面に表紙とプログラム、裏面に会場マップや席次表などをレイアウトした100部くらいのイベントパンフレットなどでは、両面半光沢紙を使い、表紙にシンボルマークなどのカラーシールを貼り、ワンポイントに色を付け、見栄えに変化を付けることもできると思います。

大井さんはモノクロ写真印刷にも挑戦。細部まできちんと描画され、暗部から明部までの階調も整っている

―― B431dnBの印刷速度はいかがですか?

大井さん まだ、5ページ以下の書類しか印刷していませんが、いったん印刷が始まれば非常に速いと思います。特に(10万円以下など)普及価格帯のページプリンタにおいて、38ページ/分の出力は「驚異的に高速」だと思います。同じCOREFIDOシリーズのA4カラーLEDプリンタ(C530dn)のモノクロ印刷(30ページ/分)と比べても高速です。

―― B431dnBの機能面はいかがですか?

大井さん 自動両面印刷は、ペーパーレス化のために必須の機能と考えます。また、片面印刷に対して、用紙使用量を1/2に節約できることは、用紙コストの節約だけでなく、書類の質量を半減できるメリットがあります。これは多ページの提案書を多部数印刷してプレゼンに行く場合や、営業資料を印刷してカバンに入れて持ち歩く場合に特に有効です。

 下記のような「A5/8ページ小冊子」などの(モノクロ構成案の)作成は、簡単に印刷できて特に威力を発揮してくれます。

このような小冊子作りのモノクロ構成案を印刷するのにも便利という

 両面印刷機能の品質は、普及価格帯の製品ではあまり期待していなかったのですが、当初予想した以上に「使える」と思いました。印刷品質は両面ともカスレなどなく高品質ですし、印刷速度は予想よりも速いです。この2項目はオフィス複合機と比べても、業務上、大きな差が感じられません。また騒音レベルは、自宅兼オフィスではさすがに深夜の使用を控えますが、日中は特に気になる音量レベルではありませんでした。

 給紙容量については、B431dnBのボディサイズから考えると、優秀といえます。本体下部の給紙トレイだけで280枚セットできることは、印刷途中で用紙切れになる場面を減らすことにつながります。給紙トレイは、A4用紙を水平でフラットな状態で収納するので、ホコリの混入や用紙の反りを防ぐことができます。このB431dnBの給紙能力(オプションも含めて最大970枚)は、デスクサイドに置ける競合プリンタに対する大きなアドバンテージでもあり、「ビジネスプリンタ」として特に重要なポイントだと思います。

 新品時の初期セッティングをしただけの印象ですが、消耗品の交換もしやすいと思います。トナーカートリッジなどは近隣の量販店で継続的に入手できるようなので、将来的にも不安がありません。

―― COREFIDOシリーズの5年間無償保証サービスおよび高耐久性について、印象はいかがですか?

大井さん MICROLINE 803を使った当時は「レーザープリンタ」だと認識していましたが、今回改めて調べるうちに、B431dnBと同じ「LEDプリンタ」の先駆者だと知りました。LEDは最近でこそ長寿命+低消費電力の合理的な新しい照明の技術として注目されていますが、OKIのLEDプリンタは、30年以上の歴史と実績から来る信頼性の高い独自の方式であることを改めて知り、ますます愛着が高まりました。

 この30年に渡る信頼性の蓄積とそこから得られた自信が、5年間無償保証サービスを実現できた理由であると理解できました。これはビジネスプリンタとして、また私のような零細組織が機器を導入する上で、特に大きな購入動機になると思います。

 なお、トナーカートリッジ(TNR-M4E1)は約7000枚、イメージドラム(ID-M4E)は約3万枚と使用可能枚数が多く、このことからも、耐久性と経済性が非常に高いことがうかがえます。実際の「私の愛機」における、使用枚数、経済性もきちんと測定していきたいと思います。

トナーカートリッジとイメージドラムは分離式を採用しており、それぞれを無駄なく使い切ることができる。トナーカートリッジが装着された状態のイメージドラム(写真=左)。トナーカートリッジとイメージドラムを分離した様子(写真=右)。前述の通り、天面のカバーを開くだけで、これらに手軽にアクセスできる

―― B431dnBの導入前と導入後で、ご自身のお仕事にどのような変化がありましたか?

大井さん 仕事内容に大きな変化はありませんが、黒文字のにじみやコストを気にして印刷頻度が減ったり、どのプリンタで印刷すべきか悩んだりといった問題から解放されました。同時にフットワークのよさも改善され、業務時間の節約にも役立っています。

 また、B431dnBの導入前は何となくカラーで作成していた書類も、特に必要がない限り、低コストなモノクロで作成していこうと気持ちが変化しました。これからは「モノクロ書類を極める」を合い言葉に、グレースケール(グレーの濃淡で10段階位)を駆使し、モノクロによる提案書を研究していきたいです。こうしたモノクロ重視の出力によるトータルコストの低減も目指します。

大井さんによる年間使用を想定した場合のコストダウン効果シミュレーション。新たに導入したB431dnBはモノクロ印刷の単価が低いことから、モノクロ印刷枚数を15%以上増やし、カラー印刷の割合を減らすことで、15%以上のコスト削減を目指すという

 今回は数あるプリンタの中からB431dnBと出会い、プリンタの世界では「大は小を兼ねるとは限らない」「カラープリンタはモノクロプリンタを兼ねるとは限らない」ということが見い出せたと確信しました。

まとめ――クリエイティブディレクター 大井さんの「COREFIDO B431dnB」お気に入りポイント

  • 奥行きが短いスクエア&マットブラックボディが所有欲をくすぐる
  • 非常に高速な普通紙モノクロ専用プリンタの導入で業務効率をアップ
  • さまざまな印刷用途にチャレンジしたくなるほどの高画質
  • ペーパーレス化に貢献し、使い勝手もよい自動両面印刷機能
  • 十分な給紙容量とメンテナンスのしやすさ
  • OKIの独自技術がもたらす5年間無償保証、消耗品も含めた高耐久性
  • カラーインクジェット機との使い分けによるコスト削減効果


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