次世代のLTEサービスを、人よりオトクに使いたい──。それなら、端末も、UIMカード(SIM)も、料金プランも“選べる”サービスがお勧め。注目の新サービス「BIGLOBE LTE」のおいしいポイントをチェックする。
高速、低遅延、大容量──“次世代”と呼ばれる高速通信サービス「LTE(Long Term Evolution)」の利用者が急増している。
LTEは、これまで主流だった“3G(3rd Generation)”の次の世代とする通信規格として、標準化団体である3GPPが策定したもの。より高速な通信を実現可能とする点はもちろん、2012年現在、世界中で利用されるW-CDMAやGSMといった既存の通信方式ともシームレスにハンドオーバーして通信することも可能としており、正確には“4G”の1つ前、3.9G世代の通信規格としてとして事実上標準化されている。
日本では、2012年内にすべての既存3G通信事業者でLTEでの通信サービスが開始される予定で、もちろん海外での導入も進んでいる。LTEは約束された、未来のある通信方式である。
このLTEサービスを2010年末に日本でいち早く開始したのがNTTドコモの「Xi(クロッシィ)®」サービスである。Xiのサービスエリアはすでに全国の政令指定都市をカバーしており、2012年度内には全国主要都市を含む人口カバー率70%に達する予定。2014年度末には人口カバー率98%の達成が計画されている。
さらにXiは、すでに“人口カバー率100%※1”のFOMA®(3G)エリアでも利用できるのがポイント。これにより、都市部では高速なLTEサービス、旅行や帰省時には広大な利用エリアの3Gサービスを併用できる。通信速度※2もFOMAが下り最大14Mbps/上り最大5.7Mbpsであるのに対し、Xiは下り最大37.5Mbps/上り最大12.5Mbpsと2倍以上の高速化を実現。さらにXiエリア内の一部屋内では下り最大75Mbps/上り最大25Mbpsと、さらに倍の最大通信速度となっているのだ。
LTEサービスのよいところは分かったが、「でもお高いんでしょう」と心配する人もいるだろう。そんな悩みを解消する注目のサービスが、国内有数のプロバイダであるNECビッグローブが提供する次世代高速モバイル通信「BIGLOBE LTE」である。
BIGLOBE LTEは、前述したNTTドコモのXiを活用し、MVNO(仮想移動体通信事業者)として展開するLTEサービスだ。サービスはNECビッグローブが提供しつつ、サービスエリアや最大通信速度はXi/FOMAと同じだ。
Xiサービスとの違いは、細かいニーズに応じたMVNOならではの「料金プラン」と「利用機器」が選べること。ここがBIGLOBE LTEの大きな魅力である。
料金については「BIGLOBE 3G」で好評だった、利用時間帯別に選べる料金プラン「デイタイムプラン」と「スタンダードプラン」を継承して提供している。
デイタイムプランは2時〜20時に利用可能で「3980円/月〜」。スタンダードプランは24時間利用可能で「4980円/月〜」である。特にデイタイムプランは外出中の利用のみに絞り込み、帰宅後には自宅にある固定回線のWi-Fi環境を利用する──といった、かなり多く当てはまるであろうユーザー層を想定した合理的で魅力的なプランだ。
利用の自由度という点も魅力である。BIGLOBE LTEはLTE対応の個性的な2機種のモバイルルータから選べ、UIMカード(SIM)をモバイルルータに挿せばすぐ利用できるようになっている。UIMカード(SIM)とモバイルルータをセットで申し込み、さらに、BIGLOBE LTEの24カ月間の月額料金に980円/月を加えるパックサービス「アシストパック」に申し込めば、モバイルルータを実質0円で購入できるのだ。
またUIMカード(SIM)だけを提供するシンプルな契約を用意しているのもうれしい。こちらはXiに対応するNTTドコモの機器やSIMロックフリー機器をすでに所持している高リテラシーのユーザー向けの契約で、標準サイズのUIMカード(SIM)と小型のminiUIMカード(microSIM)から選択できる。
このリーズナブルな料金を実現するため、BIGLOBE LTEも他社と同様に一般的な自動更新タイプの原則2年契約となるが、利用者に不利益が生じないよう、同社らしい配慮・キャンペーンがあるのも見逃せない(※申込要件はサイトでご確認ください)。
まず、端末購入をともなわないUIMカード(SIM)だけの契約の場合、7カ月の継続利用で「1万円をキャッシュバック」する特典と、契約月と翌月内に解約しても「プラン契約解除料(9975円)が免除」となる特典がある。こちらは、“LTEサービスはどれだけ快適か”“自宅できちんと使えるか”というお試しにも活用できる利用者にうれしい配慮だ。この部分はBIGLOBE LTEのサービス品質に対する自信の表れといえるだろう。ちなみに、デイタイムプランからスタンダードプランへの切り替えも3150円で可能である。まずはデイタイムプランを使ってみて、やはり深夜時間帯も含めて使いたいと思い直しても大丈夫である。
さらに、BIGLOBE 3G利用者には再度、申込手数料3150円が発生するものの、2年間の定期利用期間中でもプラン契約解除料(9975円)不要(免除)で「BIGLOBE LTEへ乗り換え」できる。こちら、実質的なサービスアップグレードといえ、MVNOの通信サービスでこういったうれしいアップグレードは異例だ。一応、BIGLOBE 3Gで機器をアシストパックで同時購入している場合は、別途アシストパックの料金が引き継がれるが、実質は手元に残る端末代金なので、ソンをしてしまうことはないといえる。
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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2012年9月30日