コンパクトボディに高機能を凝縮、“メンテナンス品5年間無償提供”でコスト削減へ――A4カラーLED複合機「COREFIDO2 MC362dn」モニターインタビュー大学研究室、歯科医院、FC店舗での活用事例(2/3 ページ)

» 2012年10月17日 10時00分 公開
[ITmedia]
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(2)歯科医院での導入例――歯科医 伊藤淳二氏に聞く

 伊藤淳二氏は中央区築地で歯科医院(伊藤淳二歯科診療室)を開業している。ビルのエレベーターを降りてドアを開けると、数寄屋造をほうふつさせる和風のデザインを採り入れた待合室が目に入る。これは診療前の患者の緊張を和らげられればという気遣いで、茶室をイメージして設計されたそうだ。

 診療室には3つの診療台を用意しており、それぞれに1台ずつPCが配されている。これらのPCを用いて患者に治療内容を説明したり、レントゲンなどのデータを表示する。

伊藤淳二氏(写真=左)。伊藤淳二歯科診療室(写真=右)

 さて、歯科医院でのプリンタや複合機の利用についてだが、カルテや診療内容明細書、領収明細書のプリント、資料のコピー、FAX、書類の電子化と多岐に渡るようだ。月あたりの印刷枚数はざっと500〜1000枚というところ。従来はA4モノクロレーザー複合機にA4インクジェットプリンタを組み合わせて利用していたそうだが、今回はこれをCOREFIDO2 MC362dnに一本化した。

 伊藤氏は「これまでの環境で最も不満を感じていたのは設置スペースです。プリントする機会が多い受付に置いていたのですが、やはりプリンタを2台も置くと狭くなってしまいます。これを1台に集約できたのはよかったですね。実際のところ、モノクロ複合機からカラー複合機への置き換えなので、設置場所を確保できるか不安があったのですが、何とか収まってホッとしています。色もホワイトがベースなので、診療室内の色に溶け込んで違和感がないです」と、集約化による設置面積の削減効果を説明する。

 また印刷の間には患者を待たせることになるため、印刷速度も大事だ。従来の環境では、モノクロ印刷はレーザープリンタなので速度の不満はなかったが、カラー印刷はインクジェットなので、どうしても時間がかかっていた。これがCOREFIDO2 MC362dnになって大きく改善できたという。「カラープリントは患者さんに読んでいただく資料などを出力しているのですが、お渡しするまでに時間がかかってしまうのがネックでした。COREFIDO2 MC362dnになって、お待たせする時間を短縮できたのはありがたいです」と伊藤氏は語る。

 印刷品質の向上も見逃せない。伊藤氏によると、「インクジェットで普通紙にプリントすると、色の重なった部分などはどうしても色が濁ってしまいますし、インクの水分によるたわみなども出てしまっていました。LEDプリンタのCOREFIDO2 MC362dnは普通紙でも発色がよいので、写真などの印象は特によくなりましたね」とのことだ。

 実際にCOREFIDO2 MC362dnで出力した印刷物を見ると、歯と口の健康読本的なものから、レントゲン、CT写真など幅広い。特にレントゲンやCT写真などは黒ベタの中に抜き文字があるなど、インクジェットの普通紙印刷では描写が難しそうな部分もあり、COREFIDO2 MC362dnの出力とはやはり雲泥の差がある。

受付内の狭いスペースに収まったCOREFIDO2 MC362dn(写真=左)。CT写真、薬や詰め物の案内を普通紙に印刷した例(写真=右)。CT写真の黒ベタと明暗のコントラストはインクジェットの普通紙印刷では出せない品質だ。薬や詰め物の金属の質感もよく再現されており、視認性の高い案内となっている

 プリンタの扱いでは、受付スタッフの方にもお話をうかがったところ、「まず速度が速いですね。パワーセーブからでも、すぐにプリントされるのは助かります。また、紙詰まりがまったくないのがいいですね。忙しいときは数秒でも惜しいくらいなので、紙詰まりは本当に困ります」と好評だった。ドクターと患者の橋渡しをするポジションなだけに、プリンタの改善が業務の円滑化で果たす役割は小さくないはずだ。

 紙詰まりがないことは新品であることも大きいだろうが、OKIデータのプリンタはLED方式を採用しているため、シンプルな内部構造により、もともと紙が詰まりにくい。そのうえ、給紙ローラを寿命まで使っても、メンテナンス品5年間無償提供には、給紙ローラセットも含まれている。寿命ならばすぐに交換することで、新品並みの搬送精度が得られることだろう。

 また、5年間無償保証に対応していることも含め、保守の面では評価が高い。伊藤氏は「開業して5年ですが、実はすでに複合機を一度買い替えました。修理費用は意外に高いですし、何より業務に支障をきたしてしまいます。その意味では、保証期間が長く、業務を遅らせないためにも、自分でメンテナンス品の交換などがしやすい設計はありがたいです。しかも、そのメンテナンス品まで5年間無償提供というので長く安心して使えそうですね」とのことだ。

 複合機の機能については、FAX機能が使いやすくなったという。「細かいところですが、FAXを自動で受信してくれるのは便利ですね。以前のレーザー複合機では、一度受話器を上げてからFAXを受信する必要があったので、その手間がなくなっただけでも労力が軽減されました」と受付スタッフの方は語る。

 コピーやスキャナの活用については、歯科医院の通常業務よりも研究用資料の写しや電子化に役立っているそうだ。「やはり普通紙コピーの品質はよいですね。文字の美しさと発色のよさはインクジェットでは得られません」(伊藤氏)

両面プリントと両面スキャンに対応しながら背が低いボディなので、原稿台や操作パネルが低い位置に来て扱いやすい(写真=左)。フロントオペレーションで前面が大きく開口するため、限られたスペースに設置しても、メンテナンスがしやすい(写真=右)


 このように、歯科医院ではCOREFIDO2 MC362dnのプリンタ、コピー、スキャナ、FAXといった複合機の機能が余すことなく活用されていた。伊藤氏は以前にA4モノクロレーザープリンタとA4インクジェット複合機を購入した際、導入コストなどの理由から、カラーLED複合機という選択肢が思い浮かばなかったそうだが、いざCOREFIDO2 MC362dnを導入してみるとイメージがガラリと変わり、用途も広がったという。

 最後には「このサイズの複合機でこれだけの性能が出せるなら、我々のような業種や小中規模のオフィスにも最適だと思います」と太鼓判を押してくれた。

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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2012年11月16日