大画面でも気軽に外に持ち出せる。レッツノートの新モデル「レッツノート LX3」は14型ワイド液晶ディスプレイを搭載しつつ、約1.14キロという超軽量ボディを実現。より自由なワークスタイルをもたらしてくれる注目のマシンだ。
“デスクトップに置き換わる大画面モバイルノート”として、会議室への持ち込みや別室での作業を気軽に行える機動性と、長時間のバッテリー駆動を初めて両立させた製品が、2011年3月に登場したレッツノートの「B」シリーズだった。
当時の大画面ノートPCといえば、3キロや4キロと気軽に持ち運べない製品しかなく、2キロ台で“軽量ノート”と呼ばれていた中、「レッツノート B10」は15.6型ワイド液晶ディスプレイを搭載しつつ、約1.9キロという超軽量ボディを実現したのである。
このBシリーズが切り拓いた「軽量×大画面」のノートPC市場は、現在どのような状況にあるのか。最近では“Ultrabook”という新たなカテゴリが登場したこともあり、大画面の範ちゅうにギリギリ収まる14型ワイド液晶ディスプレイを搭載した製品についても、2キロを下回るものが多くなっている。
17型などであればともかく、14型サイズならば会社で使うだけではなく、外に持ち出したいと思うユーザーも多いのではないか。ディスプレイが大きいと画面が見やすくなり、外出先でも快適に作業できる。とはいえ、外に持ち出すならばサイズはもちろんのこと、重さは1.5キロを下回るのが理想的だ。
こうしたニーズを受けて新たに登場したのが、レッツノートの新シリーズ「LX」だ。14型ワイド液晶ディスプレイを搭載しつつ、ドライブレスモデルでは約1.14キロという世界最軽量ボディを実現(14型液晶ディスプレイ搭載PCにおいて、2013年8月28日現在、同社調べ)。さらにDVDスーパーマルチドライブ内蔵でも約1.225キロ(Sバッテリー搭載時。Blu-ray Discドライブ+Lバッテリー搭載モデルでも約1.395キロ)と、一般的なモバイルノートPCの中でも軽量クラスに入り、大画面ノートとしては画期的な軽さとなっている。
今回発表された「レッツノート LX3」は、デスクトップPCとモバイルノートPCの2台持ち運用を解消させるという点では、Bシリーズと似た役割を担うものだが、実際にレッツノート LX3を手にした印象はむしろ「SX」シリーズに近い。「SXはSサイズ、LXはLサイズ」といった単純なものではないが、まさに「SXの兄貴分(ドライブレスモデルはNXの兄貴分)」というイメージだ。
本機はSXシリーズを出発点としつつ、14型ワイドで1600×900ドットという見やすい画面でユーザーの作業効率を高めるとともに、「重さを変えず、サイズアップも最小限に」という意図が感じられる。実際、重量は12.1型ワイドの液晶ディスプレイを搭載する「レッツノート SX3」とほぼ変わらない。
本体サイズについても333(幅)×225.6(奥行き)×24.5(厚さ)ミリというコンパクトボディを実現しており、レッツノート SX3に比べて、幅は38ミリ、奥行きは9ミリ(Lバッテリー搭載時、Sバッテリー搭載時は28ミリ)の差にとどまっている。Bシリーズからの継承はもちろん、SXシリーズやNXシリーズの購入を検討していたユーザーが「SXかNXか、それともLXか」と真剣に悩む姿も目に浮かぶほどだ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
提供:パナソニック株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2013年9月30日