最新GPUで生まれ変わった高性能“お仕事ノート”の決定版――「Endeavor NJ5970E」徹底分析ビジネスを加速するフラッグシップマシン(1/3 ページ)

エプソンダイレクトの「Endeavor NJ5970E」は、通常のオフィス系ソフトだけでなく、クリエイティブワークやエンジニアリングまでをカバーするフラッグシップビジネスノートだ。

» 2015年06月09日 14時00分 公開
[ITmedia]
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ビジネスの最新事情に対応する高性能フラッグシップノート

 モバイルノートPCに次いで、タブレット端末が普及し、さらに2in1という新しいデバイスが増え、ビジネスの現場でもこれらの活用が大きなテーマとして注目を集めている。

 しかしその一方で、従来同様に、据え置き型の高性能ノートPCも堅実な需要がある。いや、むしろモバイル系デバイスでは代替できないパフォーマンスを中心とした生産性を提供するジャンルとして、改めて存在がクローズアップされている側面もある。

 それだけに、求める要素もクリアかつシビアになってきている。つまりは、漠然と「ノートPCが欲しい」ではなく、「しっかりと性能が高く、入力環境、接続性にも優れた高性能ノートPCが欲しい」という明確なニーズが、最新のビジネスの現場で浮上してきているのだ。

 そんな最新のビジネス事情にジャストミートする製品としてオススメできるのが、エプソンダイレクトから登場した「Endeavor NJ5970E」だ。このEndeavor NJ5970Eは、先代のNJ5950Eの後継としてリリースされた、同社ノートPCシリーズのフラッグシップモデルにあたる。

15.6型ハイパフォーマンスノートPC「Endeavor NJ5970E」

 モバイル系のノートPCとは一線を画す「ハイパフォーマンス」に加えて、「ハイレベルの入力環境」、さらに、光学ドライブや充実のインタフェースを備えた「オールインワン構成」が、ビジネスの現場の生産性を強力に支援する。

 具体的なシステム構成は、エプソンダイレクトならではのBTOシステムにより柔軟にカスタマイズでき、強力なGPUを搭載した基本システムをベースに、クアッドコアCPUや大容量メモリ、高性能SSDといった高性能な選択肢がそろう。今回は、そのハイスペック構成の評価機を入手することができたので、その内容をじっくりと検証していこう。

ビジネスをしっかりサポートする接続性を備えたスマートなボディ

 据え置きを前提とした高性能ノートPCだが、ボディは比較的スリムで、大きすぎないサイズ感に収まっている。天面にはヘアライン加工を施し、さりげない高級感を演出している。具体的なサイズは、374(幅)×252(奥行き)×30〜35(高さ)ミリで、重量は約2.5キログラムだ。

 据え置きが前提とはいえオフィスのスペースにも限りがあるだけに、こういった圧迫感の少ないフォルム、片手でも無理なく持てる重さは歓迎だ。これくらいならば、会議室など社内の別の部屋に持ち出して使ったりするくらいなら苦にならないし、使わない時はサイドデスクにしまっておくなど、柔軟に運用することができる。

オフィスになじむダーク基調のカラーリングで統一されている。天板はヘアライン加工を施し、さりげなく上質感を演出している

 ビジネスの生産性を考えるうえで重要な接続性も文句のない内容だ。USBポートは、USB 2.0が右側面に1基、USB 3.0が右側面に1基、左側面に2基(うち1基はeSATA兼用)と合計4基のUSBポートを備えるほか、3in1メモリーカードスロット(SDXC、MMC、メモリースティックPRO-HGなどに対応)を装備する。

 いずれも正面から利用している姿勢のまま手が届きやすい位置にあり、タブレットやスマートフォンなどモバイルデバイスの接続、デジタルカメラなどからのデータの取り込みなどもスムーズに行なえる。

 ディスプレイ出力としては、HDMIのほかにアナログRGBも装備するため、マルチディスプレイ環境で利用したい場合や、プロジェクターを利用する際にも対応できる。特にD-Sub15ピンはプロジェクター接続の事実上の標準端子として長く使われてきただけに、ビジネス向けでの需要が高い。

 また、コンシューマー向けのノートPCでは省略されがちな有線LANもしっかり搭載している。セキュリティ上の理由などで有線LANが必須な企業は多く、こちらもビジネスでは欠かせない。液晶ベゼル上部には、ビデオ会議などに使える92万画素のWebカメラを装備している。

本体前面/背面。前面左側に状態表示LEDが並ぶ。背面側はバッテリー

左側面/右側面。左側面は手前側からUSB 3.0、HDMI出力、USB 3.0/eSATA兼用ポート、有線LAN、アナログRGB出力(D-Sub15ピン)がある。ACアダプタを接続するDC入力は一番奥だ。右側面には光学ドライブを内蔵する。ヘッドフォン、マイク、USBポート(USB 3.0、USB 2.0)は手前側のアクセスしやすい位置にある。一番奥には、セキュリティロックスロットも装備する

 こういった充実した端子類の装備は、地味な要素ではあるが、ビジネスでは鉄則だ。変換アダプタなどの備品は机の上で余計なスペースをとるし、管理の手間がかかり、紛失のリスクも考慮しなければならない。いざという時に出てこないといったことがあっては生産性はガクッと下がってしまうため、標準で装備しているに越したことはない。タブレットなどとの使い分けを考えても、連携して使うPC側に一通りの端子類があれば、モバイルで使うデバイスは必要最低限でも生産性への影響は少ないと判断できる。

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提供:エプソンダイレクト株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2015年6月22日