仕事もプライベートもカバーする高性能PC「Endeavor MR7400」の魅力に迫る新世代CPUがビジネスを強力に支援(1/3 ページ)

高性能と低消費電力をハイレベルで両立する第6世代Coreプロセッサーを搭載した高性能デスクトップPCがエプソンダイレクトから登場した。Skylake-SやM.2 SSDなど、最新アーキテクチャが実現する高いパフォーマンスと、用途や好みに合わせてカスタマイズできる豊富なBTOメニューが魅力だ。

» 2015年09月17日 10時00分 公開
[ITmedia]
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人気ミニタワーが早くも第6世代(Skylake-S)システムに

 エプソンダイレクトのミニタワー型シリーズから最新モデル「Endeavor MR7400」が登場した。従来のEndeavor MR7300の後継となる製品で、拡張性と使いやすさのバランスがとれたミニタワーボディ、幅広いニーズに対応できるBTOメニュー、国内ブランドならではの手厚いサポートといった従来からの特徴はそのままに、いちはやくインテル最新の第6世代Coreプロセッサーシリーズ(開発コード名=Skylake-S)を基本システムに採用し、よりパワフルに、かつ省電力になっている。

 このSkylake世代からは、CPUの内部構造が改良されたほか、プラットフォーム(チップセット)も大きく進化しており、長く使い続けることを考えた場合にも心強く、これから導入するPCとしておすすめできる。実機を見ながら、その内容をじっくりと検証していこう。

エプソンダイレクトの「Endeavor MR7400」。タワー型ならではの拡張性とBTOにより、柔軟に構成をカスタマイズ可能。高性能、高機能なシステムから機能ごとにメリハリをつけた構成など、オフィス、SOHO、プライベートまで、幅広いニーズに最適なシステム構成でオーダーできる

第6世代Coreプロセッサー採用でよりパワフルに、より省電力に

 Endeavor MR7400は、同社独自のBTO(Built To Order)システムにより、CPU、メモリ、データストレージ、グラフィックス機能、電源、OSといったシステムの構成要素を、ユーザーがそれぞれ複数の選択肢から選んで構成し、オーダーすることができるようになっている。目的や用途に最適な性能、オフィスのセキュリティ上都合の悪い機能をカットしたり、不要な部分の性能や機能を抑えて無駄なコストを抑えられるのが利点だ。

 CPUは“Skylake-S”の名で知られるインテル最新の第6世代Coreプロセッサーを採用。CPUのマイクロアーキテクチャ(命令処理のしくみ)が改良されているほか、キャッシュ性能やメモリ性能を向上させており、性能が底上げされている。

 また、14ナノメートルプロセスルールで製造されていることに加えて、CPU内部の電力管理機能も強化され、電力効率という面でも優れている。内蔵GPUに搭載するハードウェアデコーダー/エンコーダーがH.265(HEVC)に対応したことも特徴だ。

 BTOの選択肢は、第6世代Coreプロセッサーの最上位モデルであるCore i7-6700Kを筆頭に、Core i7-6700、Core i5-6600、Core i5-6500が用意されている。この最新プラットフォームにより、生産性アプリケーションを駆使するオフィスユースはもちろんのこと、クリエイティブワークまでカバーする高性能なシステムにも対応できる。

CPUには、開発コード名「Skylake-S」こと第6世代のプロセッサーを採用する。内部構造の改良で性能が底上げされた。評価機にはミドルレンジのクアッドコアモデル「Core i5-6600」を採用している。TDPは65ワットだ

Core i5-6600の定格クロックは3.3GHz。Turbo Boost時に最大3.9GHzまでクロックが向上する。キャッシュ容量は6Mバイトだ。従来より高速なPC4-17000 DIMMに対応し、メモリアクセス性能も高速

オフィスユースもデザインも、さらにプライベートまでカバーするグラフィックスの選択肢

 第6世代Coreプロセッサーは、内蔵GPUコアとして「Intel HD Graphics 530」を内蔵している。これも旧世代に比べて性能、機能ともに向上しているためオフィス用途なら十分な性能があるが、クリエイティブツールやデザインツールの利用など、より高性能な描画性能を求める用途向けに、BTOで外部GPUも選べるようになっている。

 グラフィックスカードの選択肢は、エントリークラスのAMD Radeon R7 240やNVIDIA GeForce GTX 750、ゲーミング向けマシンでも採用例が多いハイエンドクラスのNVIDIA GeForce GTX 970と、家庭やSOHOで、プライベートではゲームも楽しみたいというニーズにも対応できる。さらに、NVIDIA Quadro K620/K2200/K4200など、CG制作/CADワークステーションでも採用されているプロユースのグラフィックスカードも選択可能だ。

 外部GPUの内容によってシステムの消費電力は大きく変わってくるため、Endeavor MR7400では、電源ユニットも350ワットと650ワットの2種類から選べるようになっている。内蔵GPUシステムやエントリークラスのGPUであれば、それに最適な350ワット電源を、高性能グラフィックスカードを搭載する構成や将来的に拡張の余地を残したい場合は650ワット電源を選べばよいだろう。

 なお、350ワット電源を選んだ場合は、BTOのメニューもそれにあわせて変更される(GeForce GTX 970などは選べなくなる)ため、オーダーできる組み合わせである限り、電源容量が不足する心配はない。

グラフィックス機能は、オフィス業務に最適なCPU内蔵グラフィックス(Intel HD Graphics 530)のほか、より描画性能が必要な場合のために外部ビデオカードも選択できる。評価機ではNVIDIA GeForce GTX750(1GB)を搭載していた

電源は350ワットと650ワットが選べる。+12ボルト系は4系統でそれぞれ22アンペア、+12ボルト系合計で650ワット出力が可能という仕様だ

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提供:エプソンダイレクト株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2015年10月14日