クリエイティビティを加速するフラッグシップマシン「Endeavor Pro8100」徹底解剖最高峰システムが新BTOでさらなる高みへ(3/3 ページ)

» 2015年09月29日 10時00分 公開
[ITmedia]
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放熱性能も、メンテナンス性も優れたプロクオリティのPCケース

 Endeavor Pro8100の魅力は、高性能というだけにとどまらない。長年の実績に基づくノウハウをベースに、プロユースを視野に入れた信頼性、高品質、使い勝手のよさも大きな魅力だ。Endeavor Pro8100のボディには、その姿勢が強く反映されている。

 シャシーは剛性の高い肉厚の金属フレームで構成されており、質量があるウルトラハイエンドパーツも確実に安定して固定でき、衝撃や振動、荷重などへの耐性も高い。ウルトラハイエンドのシステムは通常のPCに比べて発熱が高く、クリエイティブやエンジニアリング用途では長時間高い負荷がかかり続けることもあり、一般用途に比べて高い放熱性能が必要になる。Endeavor Pro8100のボディはそういうシビアな条件も想定した設計が行なわれているので安心だ。

 ヒートパイプを使ったサイドフローの高性能CPUクーラーを採用するとともに、背面の12センチファンには厚みが25ミリある静圧の高いタイプを採用し、低回転でも効率のよくボディの内側から外側へ排気することができる。前面から背面へとスムーズに空気が流れる経路が確保されていることとあわせて、このボディであれば発熱を心配することなく、安心して毎日長時間稼働させることができる。

高性能なシステムを安定して動作させる高い冷却性能

 ツールフリー構造によるメンテナンス性のよさにも注目したい。サイドカバーやフロントマスクのロックのほか、グラフィックスカード、背面ファン、グラフィックスカードを支えるスタビライザーなどの固定を樹脂製のアタッチメントパーツで行なっており、工具を使わずに内部にアクセスでき、ほとんどのパーツの着脱が工具なしで行なえるようになっている。

 前述したように3.5インチ/2.5インチ兼用のドライブベイは「HDDフロントアクセス」構造となっており、3.5インチHDD/2.5インチSSDには、ドライブサイドカバーを外さなくともフロントマスクからすぐにアクセスできる。

 ボディ天面にキャリングハンドルが付いている点も見逃せない。クオリティ重視で設計したEndeavor Pro8100のボディ、ウルトラハイエンドの基本システムはいずれも通常のPCパーツより質量は重く、システム全体では20キログラム近くあるが、このハンドルがあるだけで体感的な負担がまったく異なる。また、梱包箱の構造も工夫し、このハンドルを持てばスッと取り出せるようになっており、設置や移動も、見た目のイメージよりずっと楽に行なえる。

 電源ユニットも650ワットと1000ワットの2モデルから選べる。最近のパーツは高性能でも電力効率がよいため、最上位CPUを搭載した評価機の構成でも650ワットあれば対応できるが、長く使うことを考えて余裕を持たせておきたい場合や、さらに拡張を考えている場合は後者を選ぶといいだろう。

本体前面/背面。アクセス頻度の高い前面端子は、USB 3.0が2基、USB 2.0が1基、ヘッドフォン、マイクが用意されている。それぞれの間隔は意識的に広くとられており、大きいUSBメモリなども隣接するポートと干渉せずに使うことができる

本体左側面。ケース内部の各パーツは樹脂製の青いアタッチメントパーツで固定されており、工具なしで着脱できる。また、ケース天面側にはキャリングハンドルも装備する。写真はグラフィックスカードを固定するスタビライザーの装着図と取り外したところ

Endeavorシリーズならではの個性的かつ安心感の高いサポート

 信頼性とともに、国内メーカーならではの手厚いサポート、サービスもEndeavor Pro8100の魅力の1つだ。

 標準で付帯する1年間の保証期間内および定額保守期間内は、修理センターに到着後1日で修理する「1日修理」体制を整えている。これも国内メーカーならではであり、ダウンタイムを最小限に抑えられるメリットは大きい。

 また、1年経過以降も継続して保証期間内と同じサービスが受けられる定額保守メニューが用意されており、最大で6年間まで選択できる。期間の延長には追加料金が発生するが、その期間中は無償で修理が受けられるため、保守料金を予算化することができるメリットがある。

 保守期間中の修理サービスも、標準の「お預かり修理(引き取り/直送での修理)」のほか、サービスマンが訪問して修理する「訪問修理」も選択できる(最長5年間まで)。その訪問修理の際にHDD/SSDの交換が必要になった場合、交換した古いHDD/SSDを回収しない「HDD返却不要」サービスも用意されている。これは、故障品とはいえデータが一度書き込まれたHDD/SSDの処分は社内で行ないたいというセキュリティの観点からのニーズに応えるものだ。

 また、これとは別に、企業向けには「キッティングBTO」という、導入時の初期作業を代行するサービスも行なっている。導入企業の指示に基づいたセキュリティやネットワークの設定、資産管理用ラベル等の貼付、導入先企業側で作成したマスターHDDの内容をあらかじめコピーしておくといったことまで、幅広いメニューを用意しており、大量導入を考えている企業にはありがたい内容だろう。

ビジネスの生産性向上に直結するフラッグシップマシン

 開発コード名「Haswell-E」ことLGA2011-v3対応のウルトラハイエンドプラットフォームには、第6世代/第4世代のCoreプロセッサーシステムにはない6コア以上のメニーコア、クアッドチャンネルメモリアクセス、広帯域のストレージインタフェースなどを備えるメリットがあり、並のハイエンドPCとは次元の違うハイスペックを実現できる。

 そして、Endeavor Pro8100の魅力は、LGA2011-v3プラットフォームを採用したプロクオリティの高性能と信頼性を兼ね備えたマシンが、独自のBTOシステムで柔軟にスペックをカスタマイズしてオーダーできる点にある。

 今回、最大128Gバイトメモリ、超高速PCI Express SSDといった最新のテクノロジートレンドをいちはやく反映したBTOオプションが加わったことで、さらにハイエンドなマシンへと進化した。そのポテンシャルは、ベンチマークテストでもはっきり実証されている。

 クリエイティブ、エンジニアリングなどの現場に導入すれば、生産性向上に直結することは間違いないだろう。プロのクリエイター、デザインエンジニア、そしてプロ並の性能や品質求めるハイアマチュアのユーザーも、満足できるフラッグシップマシンに仕上がっている。

 基本構成価格はWindows 10 Home搭載モデルで20万9000円(税別)となっている。エプソンダイレクトのWebページでは、BTOシステムで構成をカスタマイズできるだけでなく、定額保守サービスの付加やソフトウェア、オプション品の追加なども含めてリアルタイムに見積もりが行なえ、そのまま注文も可能だ。お買い得なキャンペーンが行われていることもあるので、興味があるならば、まずは同社のWebサイトを訪問してほしい。

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提供:エプソンダイレクト株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2015年10月26日