ビジネス仕様の10.1型タブレットがさらに進化――オプションで活用シーンが広がる「Endeavor TN21E」マルチに使える2in1(2/3 ページ)

» 2016年09月30日 10時00分 公開
[ITmedia]
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ストレージ容量倍増、SDメモリーカードでさらに増量可能

 CPUはIntelのAtom x5-Z8350(1.44GHz/最大1.92GHz)、メモリ2GB、ストレージには先代から倍増の128GB eMMCを搭載する。Atom x5-Z8350は開発コードネーム「Cherry Trail」で知られているタブレット向けのCPUだ。1つ前の「Bay Trail」世代のCPUに比べて、内蔵GPUコアが大幅に強化されているほか、プロセスルールが22nmから14nmとなり、電力効率も上昇し、バッテリー駆動時間でも有利になっている。

 また、比較的安価なタブレットでは、最新機種でもストレージが64GBにとどまるモデルが多いなか、Endeavor TN21Eは2倍の128GBを搭載している。64GBでWindows 10を普通に使うには少々窮屈なだけに128GBの搭載はうれしい。microSDカードスロットも装備しているため、さらに容量を増やすこともできる。

開発コードネーム「Cherry Trail」で知られているAtom x5-Z8350を搭載する。1つ前の「Bay Trail」世代のCPUに比べて、内蔵GPUコアが大幅に強化されているほか、プロセスルールが22nmから14nmに微細化されている

2in1としても使える一体型キーボード

 活用シーンを広げるオプションが豊富に用意されているのもEndeavor TN21Eのセールスポイントだ。特に、新たに加わった専用一体型キーボードの存在は大きい。

 このキーボードは、画面の角度を柔軟に調整できるヒンジを搭載しており、装着したまま折りたたんでノートPCのように携帯することができる。本体の装着は強力なマグネットで簡単かつ確実に行うことができ、装着した状態ではノートPCと同じ使い勝手となる。

 つまり、単体ではタブレット、装着すればノートPCとして使うことができ、キーボード着脱型の2in1デバイスとして運用することができる。

ボディが小さいため、Enterキーが小さいなど配列はやや変則的。右端には、同じくオプションのスタイラスペンを収納するホルダーがある。本体との着脱はマグネットで簡単に行なえる

ヒンジの角度は柔軟に調整でき、キーボード装着時はノートPCそのもの。キーボード込みの重量(実測)は1282gだった。オフィス系アプリや文書の作成などに専用一体型キーボードが重宝する(タブレットモデルはオプション、2in1モデルは標準付属品)

細かい書き込みが可能になったペン先1.7mmのデジタイザーペン

 先代機もオプションでスタイラスペンが用意されていたが、あくまでも指でのタッチを代行するためのものだった。具体的には、静電容量式でペン先の直系も8mmと太く、指ではできないような細かい操作や描画ができるものではなかった。

 「ペンをより活用したい」というフィードバックを受けたことから、今回は電磁誘導式を採用し、ペン先も1.7mmと細かくした。1024段階の筆圧検知にも対応する。指では操作が難しい、小さなボタンやチェックボックスの操作や、手書きメモ、イラスト描きなどにも活用できるようになった。

 より可読性の高い文字が書けるデジタイザペンは、プレゼンテーションに変化をつけたい場合にも有用で、営業ツールとしても効果的に活用できるだろう。

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