コスト重視の“残念な”のオフィス向けディスプレイはもういらない。
フィリップスは、オフィスユースをメインターゲットとした液晶ディスプレイ「V7」シリーズ3機種6モデルを発売した。液晶の駆動方式はIPS。パネルサイズは21.5型、23.8型、27型の3種で、それぞれにブラックとホワイトのカラーモデルを用意する。解像度は3機種ともフルHDなので、ドットピッチと設置スペースを勘案しつつ選択することになる。
一般的にオフィス向けディスプレイと言えば、何よりもコストを優先し、中庸(あるいは標準以下)な表示性能や、野暮ったいデザインなど、あまり好意的な声は聞こえてこない。オフィスへの導入は一括導入が主体であるため、イニシャルコストがかさむ。これを下げるために、どうしても個体のコストをぎりぎりまで削る必要が出てくるためだ。V7シリーズは、こうした状況に一石を投じるディスプレイとなり得るだろう。
まずはデザインだが、最も目を引くのはベゼルの幅だ。上と左右のベゼル幅は約2mmと非常に見た目がスッキリとしている。昨今は通常のオフィスワークでもマルチディスプレイの需要が高まっているが、限られたスペースに複数のディスプレイを並べて使う層にはまさにうってつけだ。ベゼルとディスプレイの非表示部を合わせても7mm程度なので、並べておいても接続部の違和感はない。
無論、ベゼルが狭いということは設置スペースの面でも利がある。特に21.5型の「223V7Q」は本体サイズが490(幅)×195(奥行き)×368(高さ)mmと非常に小さい。日本の場合、コストよりもむしろ机上のスペースの都合でデュアルディスプレイに踏み切れないというケースも多いだろうが、これならば無理をせずとも導入できるだろう。
スタンド部は昇降機構は用意しておらず、パネルの可動はチルトのみとなる。それでもそこはインダストリアルデザインで定評のあるフィリップスだけあって、シンプルなフォルムにカーブとカットを採り入れ、スタイリッシュなパネル部を引き立たせている。オフィス向けなので派手さはないが、シンプルであっても野暮ではない。寸胴アームに分厚いベースといった従来のオフィス機器とは一線を画すデザインだ。
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