これが“お仕事ディスプレイ”の新定番――フィリップス「223V7Q」に注目(2/2 ページ)

» 2017年08月07日 10時00分 公開
[PR/ITmedia]
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圧倒的な省電力 オフィスの大量導入にも

 だが、V7シリーズの最大の売りはデザインではなく、消費電力にこそある。昨今は用途特化型のディスプレイも増え、消費電力よりもパフォーマンスというクラスも存在するので一括りに比較はできないものの、オフィス向けというカテゴリならば21.5型で20W前後の製品が多い。

 ところが「223V7Q」は13.09W、23.8型の「243V7Q」は13.82W、27型の「273V7Q」でも15.4Wという驚くべき低消費電力を実現している。ここ数年の製品と比較して3、4割ほど、かなり古いディスプレイならば半分程度の消費電力で動作できてしまう。ことにオフィスへの大量導入ならばその恩恵は倍加するだろう。もちろん、輝度を抑えて消費電力を低減するエコモードや、待機モードも備えており、これらも併用することで更なる消費電力の削減が見込める。

 例えば、21.5型ディスプレイで比較すると、旧世代の223V5Lは通常消費電力が15.85ワット。1日9時間で1年間使用した場合、年間の電気代コストは1332円になる。これに対して、最新の223V7Qなら1104円と228円も安い。仮にオフィスで20台を223V7Qにリプレースすれば5年間で2万2800円。223V7の市場想定価格は1万8800円なので1台を追加で買う以上の差が出る計算だ。数百台のディスプレイを一括導入する企業では消費電力のコストは無視できない。

新モデル「223V7Q」と旧モデル「223V5L」の比較。それぞれ20台を1日9時間、5年間使用した場合の電気代の概算

 そして、コストには換算しにくい健康面への配慮も忘れてはいない。LEDバックライトで問題視されているフリッカーを防止する「フリッカーフリー バックライト」。視覚を始め人体に様々な影響を与える短波長ブルーライトを抑制する「LowBlueモード」などフィリップス製のディスプレイではおなじみの機能はしっかりと受け継いでいる。

 また、新機能としてドキュメントやスプレッドシートなどテキストベースのアプリケーションを使用する際に有用な「EASY Read」が追加された。EASY Readは、文字のコントラストを上げ、輪郭をシャープにするようディスプレイのパラメータを調整し、文字の視認性を高めてくれる。

 直接、健康面に影響する機能ではないように思うかもしれないが、視認性が悪いと自然に作業する姿勢も崩れてしまい、首や肩、腰への負担が大きくなる。また、判読するだけのために無駄な集中力が必要となり、心的な疲労も増す。見易さというのはVDTで作業をおこなう上で非常に重要であり、こうした機能を用意してくれるのはうれしい配慮だ。カラーモードの1つとして用意されているので、先に記した「エコモード」、「LowBlueモード」ほか数種のカラーモードと手軽に切り替えられるのもありがたい。


 以上、ざっとV7シリーズのハイライト部分を紹介してきた。目玉となるのは、やはり消費電力の低さだろう。個人、法人を問わず光熱費は比較的やり繰りがしやすく、それだけに頭を悩ませるものだが、リプレースするだけで簡単に消費電力の削減が見込めるV7シリーズの登場は確実に福音となる。デザインも機能もビジネスに求められるポイントをしっかりと押さえながら、今回評価した「223V7Q」は市場想定価格で税込み1万8800円と非常にリーズナブル。オフィス向けディスプレイの新定番として覚えておきたい。

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